2008/12/22(月)07:39
生涯学習講座
今年、締めくりのリズム講座をしました。
茨木市の生涯学習講座では、二つのリズム講座を受け持っています。
一つはカラオケの歌に準じた歌を歌いながらリズムの勉強をしていく。
もう一つは、後期からリズムの基本に特化した学習をしています。
昨日の講座では、ピアノ(単音で)をメトロノームに合わす練習と手拍子を叩く練習をしました。
リズム練習で一番大切なのは、自分の思考力を働かせて聴力に集中することです。
この聴くと言う集中力の違いからリズムの良し悪しも決まります。
これはまた、基本的なリズム訓練をする事で徐々に身について来ます。
音楽の練習では、自分の思考力を働かせながら一つ一つ練習していくと言う練習が必要です。
行き当たりばったりの練習を長時間しても基本は身につきません。
音楽で一番ありがちな光景が、演奏されている音からリズムが聞こえないと言う状況です。
歌でも同じです。
演奏者自身が身体にしっかりとしたリズムを感じないままに演奏すると、その音からはリズムは出てきません。
此処のところを大切に思っている人と思ってない人では、歴然としたリズムの差が出ます。
音楽では、はじめの音を出したところでその人のリズムの良し悪しが即出ます。
いくら難しい曲を弾けたところで、リズムの基本が出来ていなければ音楽としては感動を呼びません。
リズムの基本を身に付けるには、一つ一つの音を聴く聴力と集中力を訓練する事だと思います