聴力を鍛える
最近はカラオケの大会、発表会等でとにかく力んだ大きな声を出す人が見受けられます。力んだ声は本人は良しと思っているのかも知れませんが、聴いている人には不快感を与えます。この事は、楽器の演奏でも同じ事が言えます。歌っている人の声から、身体に余計な力が入っていると見極められるトレーナーが必要になってきます。教えている本人が力んで歌っている人からは、正攻法なトレーニングは出来ないと思います。音楽トレーナーの必須条件として、鍛えぬかれた研ぎ澄まされた聴力・感性・音符の理解力等は絶対必要だと思います。楽器の演奏でも然りです、楽器の音量に関してはアンサンブルに於ける全体的なバランス感覚が必要不可欠です。特にドラムなどの場合、音楽のジャンルにもよりますが全体的なバンドの音量バランスより大きく叩く傾向が強いです。音楽では、音量のバランスはとても大事です。人に心地良さ感を与える要素として、リズムの歯切れ良さと音量のバランス感覚だと思います。そこでその事を見極めるのは、その人の持っている聴力です。聴力は鍛えれば鍛えるほど良くなってきます。聴力を鍛えるの一つの方法として、リズム感を養う事が上げられます。音楽を聴いていてリズムのノリが良い時は、その演奏の音量バランスも凄く良い時です。論理的なリズム訓練して行くと自分の聴力が徐々に鍛えられますから、自然と音量バランスの感覚も良くなって来ます。歌でも楽器演奏でも、リズム感の良い人は音量のバランス感覚が優れています。