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2009.07.27
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某所で教えてもらった、自民党ネットCM 『プロポーズ編』
↓ Youtube掲載 投稿者 LDPchannel
http://www.youtube.com/watch?v=kZpSfahQ--0&feature=channel_page

30秒のアニメ。
とあるレストラン。
きれいな夜景が見える窓際の席で、
白い服をきたちょっと気障っぽい男性が、
まじめOLタイプの女性にプロポーズしている。
プロポーズのくどき言葉は、
「僕の方が君を幸せにできる!僕に交替してみないか?」
・・・交替!?

その後に続く「ばら色の生活」の内容は・・・
まぁ、想像がつきますよね。
男性の顔も、若いけど誰かさんの面影があるし。

で、男女のやりとりのあとがナレーション。
<根拠のない自信に人生を預けられますか?>
<根拠がある自民党>
となるんですよね。

ちょっとどうなのこれ、って思ってしまった。
ネガティブ・キャンペーンだからね・・・

この公式CM動画より、
「過去に個人がつくった」という動画の方が絶対にかっこいい。
元はニコニコ動画らしい。

 まぁ、私自身の内容についての評価は、「かっこよくてプロパガンダ動画として秀逸」というところなんですけどね。でも、実績や政策についての議論の素材にはなると思う。
演出はいかにもニコニコ動画の作品って感じですが、各政党の広報担当者はニコニコ動画の秀作UP主に資金提供の上、CM制作を以来するのがいいのじゃなかと思います。
 以下の2作品(前後編)は、Youtube上に同じものがいくつかUPされていて、人気があることがうかがえます。
 もちろん、プロパガンダ動画として優秀なものがでてくると、その動画自体の力で実際の政策が過大評価されてしまうという側面はありますから、ある意味危険なんですけどね、各政党がそれぞれかっこいいプロパガンダ動画を作って競争すればいいんですよ。
 あとは、有権者である視聴者が、しっかり中身も検証する、しなくちゃいけない。

↓<「危機をチャンスに変えろ (前編) ~G20サミットの舞台裏>
http://www.youtube.com/watch?v=Bb4YROZJcow
再生時間11分
オープニングからかっこいいです。
開始から30秒の間の展開が、もう楽しくてたまりません。
その後の映像につけたキャプション、説明やメッセージの出し方も唸ります。
過剰にものものしい音楽も緊張感を与えています。
ほんと、変なネガティブ・キャンペーンよりこっちのほうがアピールすると思います。

↓<「危機をチャンスに変えろ」(後編) ~予算編成の舞台裏>
http://www.youtube.com/watch?v=QrMH6jTgqYE&feature=related
再生時間 11分
「未曾有の」経済危機の中、信念とリーダーシップをもって難しい国会運営を乗り越えてきた首相と閣僚の面々、経済政策・セーフティネット(福祉・雇用創出)・農政など予算のアピールポイントをうまくまとめて表現。で、最後の3分ほどは、様々な「庶民」の働く姿を紹介・・・まさに「庶民の味方」・・・
 ・・・うーん、やっぱり私には自民党は「リベラル」としか見えないんですけど。まぁ、それはおいておきましょう。

 まぁ、ひとつひとつのアピール・ポイントをちゃんとみていくと、私の視点では、「社会保障カード」導入とか(基礎年金番号の失敗は、たぶん現場のせいなんでしょうね・・・)、食料自給率50%目標宣言(農地利用の原則自由化、広域販売網構築、産業界からアドバイザー派遣・・・みな、リスクがけっこうあるよね)とか、アニメの世界市場へ向けての産業基盤育成・50万人雇用創出とか、いや、それでいいの?とか、できるの?っていうところがかなりあるんですけどね。
 
 著作権やら公職選挙法やらの関係で自民党関係者や支持団体がネットで喧伝するわけにもいかないでしょうけれど、名前の連呼や揚げ足取りの駄洒落やネガティブキャンペーンのほうが公職選挙法でOKで、こういうものがダメなのは変かも、って思う。
 もちろん、「実績」とかこれからの政策の細部とかは、現在の政権与党だからこそ、という部分があるので、野党としては対抗する作品をつくるのは難しいかも。でも、それはそれで、野党ならではの切り口は絶対あるんで、そこは頑張ってほしいですね。


要するに、はっきり言ってしまえば、政党の広報活動はプロパガンダなんだから、やるならネガティブ・キャンペーンだけじゃなくて、しっかり中身のある、でもって動画を見た後「マニュフェスト」を読みたくなるような力のある作品を出して欲しいです。
そうして、視聴者はリテラシーをもっと身に着ける、ということが求められるんですけどね。


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Last updated  2009.07.29 01:01:14
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