モバイルルーターの Wi-Fi 5GHz帯が 不便な事について
昨日、MR03LNの Wi-Fi 5GHz帯について記載しましたので、MR04LNや、MR05LNの場合は どうなっているか調べてみました。● MR04LN, MR05LNの場合 → 設定で「5GHz帯(屋内)」と「5GHz帯(屋外)」が選択できます。 ただし、 「5GHz帯(屋内)」を選択した場合 → 5GHz帯(屋内)は 屋外では使用できません。 5GHz帯(屋内)を使用しますか? という、確認画面が表示される 「5GHz帯(屋外)」を選択した場合 → 5GHz(屋外)使用のため 1分間レーダー検知を行います。 よろしいですか? という、確認画面が表示される このように MR04LN, MR05LNでも 5GHz帯利用時は 本体での確認が必須のようです。 さらに「5GHz帯(屋外)」の場合、DFSが動作するため1分程度 待たされてしまいます。 さらにさらに 「5GHz帯(屋外)」で接続中でも DFSによる電波干渉を検知した場合、 自動的に 2.4GHzに切り替わってしまうので、 再度 5GHzを設定し直す必要があるようです。 MR04LN, MR05LNは DFSに対応し、"一応" 屋外でも 5GHzが使えますが、 上の説明通り、「5GHz帯(屋外)」で 実際に運用するのは困難な状態だと思われます。 ※特に 勝手に2.4GHzに変更されるあたり、5GHzを使うな!と言っているようなものです…● 他のモバイルルーターの 5GHzは どうなっているのか? ITmediaの 下の記事で WiMAX2+端末の W01(ファーウェイ端末)と、 WX01(NEC端末)について 詳細な説明がありました。 → http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1505/14/news079_2.html(追記) 人気のあるモバイルルーターの仕様を調べてみました Mobile Wi-Fi E5383 → 5GHz設定時は DFSチェックが実行される → 電波干渉時は 再度DFSが実行され、1分程度待たされるが 引き続き5GHz帯を利用可能 AirCard AC785 → 5GHzは 屋外での使用不可(W52のみ対応)。警告や確認画面などは無い模様。 MF920S → 5GHzは 屋外での使用不可(W52のみ対応)。 +F FS030W → 5G(W52)、5G(W53)、5G(W56) を選択可 → 5G(W52)、5G(W53)は屋外で使用不可。 → 5G(W53)、5G(W56)選択時には DFSチェックが実行される → DFSチェックで 干渉が確認された場合、強制的に 2.4GHzに変更されるいずれも、5GHz帯は いろいろ制約がありますね。特に、MR04LN, MR05LNは 制約が厳しく設定されていると思います。個人的には DFSで 時々でも1分程度通信できなくなるのは イラッっとしますしw5GHz帯と 持ち運ぶ事が前提の モバイルルーターは 相反するものなのかもしれません。↓関連記事Aterm MR03LNのファームウェアを バージョンダウンしてみたhttp://plaza.rakuten.co.jp/yotsuba428/diary/201704240000/ 安いサプリは(改め…