新よっちゃんの日記

2009/01/06(火)23:34

のぞみ作業所が県民新聞11月号に掲載される!

作業所(61)

のぞみ作業所掲載される [作業所] [編集]昨年、10/27県民新聞の方がのぞみ作業所を取材に来られましたが、その県民新聞の11月号に掲載されたのぞみ作業所の記事です。(よし596)こだわりのお菓子づくりに励む 北九州市「のぞみ作業所」 (08年11月号掲載) 北九州市小倉北区の住宅街の一角に小規模通所授産施設「のぞみ作業所」はある。2階建て民家の半分を借りており、玄関脇ののぼり旗がなければ、つい通りすぎてしまいそうな、小さな作業所である。 でも、作業所の中は熱気がいっぱい。奥の部屋ではお菓子づくり、手前の部屋では自動車部品の下請け仕事に励んでいる。メンバーは女性6人、男性8人の14人。ただ、毎日通うのが困難な人もいて1日の人員は10人前後。これを3人の職員がサポートしている。 設立は1996年4月。初めはてんかんを持つ人たちの憩いの場として開設され、精神障がいを持つ人たちも含めて、無認可の作業所としてスタートした。その後、2003年7月に現在の認可施設に移行した。運営は福岡市に本部がある社会福祉法人さざなみ福祉会が行っている。 「この作業所の特徴は、なんといってもこだわりの材料を使った手作りお菓子。小倉駅のキオスクには週1回、八幡厚生病院には月に1回など、いろんなところに出張販売に行くんですけど、みんなから待ってたよといわれるんですよ」と施設長の日高麻帆さん(24)。 材料には国内産小麦粉、種子島のきびざとう、よつ葉バター、無着色マーガリンを使い、国産レモンを使ったさわやかなレモンマドレーヌ、バンホーテンココアを使ったココアマドレーヌ、紅茶のパウンドケーキ(いずれも1個100円)、抹茶と甘納豆のパウンドケーキ(150円)、それにクッキーやチョコレートケーキなど種類豊富なお菓子を作っている。 「材料をたっぷり使って、できるだけおいしいお菓子を作りたいんですけど、小麦や卵、バター、マーガリンなどの値上がりで大変です。それに自動車が売れないことで下請け仕事が少なくなって頭を痛めています」と日高さんは顔を曇らせる。  それにしても、施設長が24歳とは若い。日高さんは北九州市の隣の岡垣町出身。岡山の川崎医療福祉大学で臨床心理を学び、その際に精神障がいの救護施設に実習に行って、福祉施設の仕事に興味を持ったという。 そこで、福岡市で開かれた福祉施設の合同就職説明会に参加し、大学卒業と同時にのぞみ作業所の職員になったという。「入所して2年、やっと仕事を覚えたなと思ったら、施設長をやってほしいと言われてびっくりしました」 メンバーの多くも同僚の職員も年上。しかし、日高さんの笑顔とバイタリティに巻き込まれて、チームワークは上々のようだ。見ていても本当に頼もしい。  のぞみ作業所のような小規模施設が集まってNPO法人「北九州小規模連」を作っている。この団体が来る12月1日、小倉北区の京町銀天街に合同ショップ「一丁目の元気」をオープンさせるという。「私たちの製品をもっと多くの人に知ってもらえる」と日高さんは開店を心待ちにしている。《問い合わせ先》 のぞみ作業所     小倉北区片野4-12-23 電話               093-921-0657       

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