昨日の日記の続きです。
私の声は、まるで幼子に話しかけるような声になっていました。
「あなた、同人誌というものがどういうものであるか、家に帰ったら教えてあげるから、とりあえず、その手にとろうとしている同人誌の中身は見ないほうがいいわ。見たら、あなたはショックをうけるわ、あなたのために言っているの。ね?お願い」
主人は、きょとんとした純粋な目で私を見ます。
「お前がそこまで言うのなら・・」
本棚に返される同人誌。
私は深い安堵のため息をつきました。
なにか困難なミッションをやりとげたかのようです。
後で言葉で同人誌のことを説明したほうが、ショックが少ないと私は思ったのでした。
家に帰り、私は主人に説明を始めました。
そして・・10分後。
「俺は、俺はっ、お前が何を言っているのかがわからないっ、日本語をしゃべっているのか!?」
純粋に純粋にガンダムを愛している主人。ガンダムが青春そのものの主人。
言葉を選びつつ、同人誌の説明はしたのですが・・やはり、心も頭も体も拒否反応をしめしたようです(笑)
あ、なぜもぎぞうは、同人誌にくわしいの?と思われた方もいらっしゃったと思います。私、同人誌活動をしたことないし、本も持っていません。
なのに、なぜくわしいか? それは、栗本薫先生の推理小説「タナトスの乙女たち」を持っているからです。この小説は、ある同人誌作家の女性たちが謎の失踪をしていくという事件を解決していく内容で、同人誌をする女性たちのことを心理的に解明されているんです。同人誌がどういうものなのかというのもくわしくこの小説では書かれています。
私、栗本薫先生の推理小説の大ファンなんです(^^)
あと、十五年ほど前だったか、NHKの特番で「同人誌とは何か?」みたいな感じで放送されたことがあったからです。
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