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テーマ:お金のハナシ(2492)
カテゴリ:商品知識
ヤフーニュースの雑誌記事カテゴリーにて、「無料マネーセミナーって怪しい?行ってわかった無料のカラクリ」という記事を読みました。
主な内容はといいますと・・ 至るところで開催されているマネーセミナーですが、常々不思議に思っていたのが、ほぼすべてが無料だということ。主催者がうさんくさい会社だったり、逆に金融系企業が絡んでいて勧誘目的が見え見えだったり。 金融とは無関係の大手企業が主催している、女性向けマネーセミナー(無料)に参加してみたときのエピソード。 講師はFP(ファイナンシャルプランナー)資格を持つ50代の男性。参加者は30代~40代の女性8人ほどでした。 授業内容は 1.お金の基本 2.お金の増やし方 3.お金の守り方 ざっくりと、この3本柱です。 「1.お金の基本」は、お金の収支にスポットをあてたライフプランのようなもの。教育資金、住宅資金、老後資金を年代別に表にし、おおよその金額を算出していきます。女性の場合、結婚か非婚かの選択でライフプランもかなり違ってくるけれど、どちらにしても一番の心配は老後のことではないでしょうか。 老後って、直視したくない現実のひとつなんですよね。 そういう蓋をしておきたい未来予想図の雛形を、講師がホワイトボードに記したり、資料として示してくれたのがよかったです。 とかく人って、自分だけは大丈夫、とか、自分だけは何とかなる、って根拠なき自信を持ってしまうもの。老後に対して悲観的になる必要はありませんが、知識としてインプットしておいて損はありません。 他、前半の講義はお金の預け先について。各種銀行の低金利ぶりに驚かされます。盗難や天変地異の恐れはありますが、タンス貯金を真剣に考えた森。預けて増えないなら、手元に置いておいた方がいいのでは、と思いますよね。 ここで休憩時間。なんとケーキとコーヒーが運ばれてくるではありませんか。 これも無料? わりといいケーキ&コーヒーで、しかもおかわりOKですって スイーツって女心をくすぐるんですよね。しかし、何かおかしいな、とこの辺で気づくわけですよ。 「講師が急に、保険商品を熱く語り出して…」 後半は、いよいよお金の増やし方(殖やし方)について。 真剣に講義に耳を傾けていましたが、引っかかったのが、講師の物言いです。 「せっかくのご縁ですから」「ここだけのお話ですが」etc.話の節々にサブリミナル効果のように同じ言葉を差し挟むのです。 確かに身になる内容ではあったので、心理戦とは疑わなかったのですが、お金を増やす、お金を守る、の議題に入ったとたん、保険商品を熱く語り出したのです。利率の良さ、掛け金の低さなどの概要は説明しますが、肝心の商品名は明かしません。 あげくに「私も実際にやっています。ありがたいことに増えています」とニッコリ。 さらにお決まりの、「もっと詳しくお知りになりたい方は、個別無料相談にお越しください。無料です」のセリフ。また無料かよ。 やはり何らかの勧誘が潜んでいると推測できます。無料につられて、かえって高い買い物をさせられるかもしれないし(必要ならばもちろんOK) お金の勉強にはなったし、経験値も上がったので全否定はしません。一切が自己責任であり、自分軸をぶれさせないでいるのが大事だと痛感しました。 無理に勧誘されることはありませんが、ひとりで参加するより友人と一緒が得策かも。「タダほど怖いものはない」を念頭に置くべき。 「無料マネーセミナーって怪しい?行ってわかった無料のカラクリ」という記事の感想です。 なるほど、保険商品をすすめるために無料だったんですね。 「タダほど怖いものはない」、そのとうりだと思います。 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月30日 12時47分55秒
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