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カテゴリ:節約・お金のこと
ヤフーニュースの雑誌記事カテゴリーにて、「実際のところ、タダより高いものはある? 「どちらが得か?」を冷静に見抜くコツ」という記事を読みました。
主な内容はといいますと・・ 「賢くお金を使う人」がやっていること』の筆者である大江英樹さんによると・・ 記事文章が長いため、二回に分けて書きます。 きょうはその二日目、最終日です。 「タダほど怖いもの」はあるか、ないか 「無料」という言葉が私たちの心に響くことも、「選択」と関係があるのだそうです。なにかの買い物をしたり、なにかのサービスを受けたりする場合は、当然ながらその対価を支払う必要があります。当然ですが品物やサービスはひとつではなく、さまざまなお店や会社が提供しているもの。私たちはそれらの多くの商品やサービスのなかから、ひとつを選ぶことになるわけです。 しかし、この「選択する」という行為が、心理的にはかなり負担だというのです。最大の不安は、「選ばなかったなかにもっといいものがあったのではないか? だとすると自分が買ったものは値打ちが低いので、それに使ったお金は損だったのではないか?」ということ。 ところが、「無料」の場合はこれがありません。金銭的に損をすることがないので、「タダなんだから、よくても悪くてもまあいいや」ということになるわけです。しかし、ここに大きな落とし穴があるのだと著者はいいます。「無料」の響きが心地いいため警戒を解いてしまい、そこから“ワナ”にかかってしまうというのです。 典型的な例として挙げられているのが、民間企業でありながら「無料相談窓口」を開いているところ。保険や投資などの金融商品について相談しようとするなら、本当に正しいやり方は専門性を持ったファイナンシャルプランナーにしかるべきフィー(相談料)を払うこと。ところが相談料を払いたくないため、無料で相談に乗ってくれる企業などの窓口につい行ってしまいがちです。しかし「無料」だとすると、そこは一体どこから収入を得ているのかということを、しっかり考えるべきだと著者は主張します。 つまり、そのお金は、これから購入しようとしている金融商品の手数料のなかに含まれているということ。多くの金融機関は「相談無料」とうたっているものの、それは結果として高い手数料がかかる金融商品を買ってもらうため、と考えるべきだということです。もちろんそれは金融商品に限らず、ゴルフ用品会社が主催する無料のゴルフレッスンなども同じ。レッスンを受けたら、その後にかなり高い確率で、その会社の製品を買うことになるというわけです。 「無料」というのは、顧客の抵抗感をなくして商売に持ち込むためには、非常に効果的なマーケティング手法といえるでしょう。 入口がいくら無料でも、結果として割高の商品やサービスを買わされてしまったのでは、行動経済学でいう「0コストのコスト」を負担するということになりかねません。 「タダより高いものはない」ということわざのとおりで、「無料」につられて買ったつもりが、いつのまにか、相手の思惑どおりになっていたということもあり得るということです。 本書の基盤にあるのは、「人間は必ずしも合理的に動くわけではない」という考え方で話題になっている「行動経済学」。とはいえ決して難しい内容ではなく、紹介されているのは身の回りによくある例ばかり。すぐに役立てることができるので、賢いお金の使い方を無理なく身につけることができるでしょう。 「実際のところ、タダより高いものはある? 「どちらが得か?」を冷静に見抜くコツ」という記事の感想です。 今回の記事の中で一番印象に残ったのは、「典型的な例として挙げられているのが、民間企業でありながら「無料相談窓口」を開いているところ。保険や投資などの金融商品について相談しようとするなら、本当に正しいやり方は専門性を持ったファイナンシャルプランナーにしかるべきフィー(相談料)を払うこと。ところが相談料を払いたくないため、無料で相談に乗ってくれる企業などの窓口につい行ってしまいがちです。しかし「無料」だとすると、そこは一体どこから収入を得ているのかということを、しっかり考えるべき」です。 保険の無料相談窓口って、会社によったらキッズスペースとかがあって、子連れでも気軽に入れるようになってたりするんですよね。 それがイオンのテナントに入っている保険の無料相談窓口のキッズスペースだったら、小さいお子さんだとイオンのキッズスペースかと思って、ふらふらーっと入っていってしまう子もいるし。 タダより高いものはない、気をつけます。 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月26日 18時21分46秒
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