2006/05/11(木)07:48
街づくりに子育ての「目」なのだ。
4つ葉タウンミーティングの実行委員会のMLっていうの
を作っているのだけど、このところ、さまざまな部署(?)
から担当者の報告がびゅんびゅん飛び交っている。
すげーでっかいプロジェクトじゃーん。
とうっとりしていたのは、実はわたしだけだった?
申し込み受付を担当しているアミーゴの松田さんが、
「申し込みは現在42人です」と報告してくれた。
え。一応400人入るんですけど・・・。
キャー! これじゃあ、猪口大臣に申し訳ないわ~!!
川崎大臣にまで、報告したのに~。
マズイ。
4つ葉タウンミーティング。大臣とか、学者の先生とか、お呼び
するので、難しい話をするのではないかと躊躇している子育て中
の人たちもおいでになると思いますが、当日は、
・人気漫画家、高野優さんがいらっしゃいます。
・高野さんが、ボランティアで4つ葉のキャラクターづくりを
申し出てくださり、「卒倒しそうに」かわいいポストカードと
シールとバンダナを作成することになりました。当日、会場で
販売します。
・企業担当部署のスタッフ(?)が、さまざまな企業に声をかけて
くださり、いくつかの会社さんから商品提供等のご協力をいただ
いています。当日はお土産がつきます。
・ご夫婦でお子さんを預けて参加してもらえるよう、託児枠を拡大
しています。とはいえ、部屋の広さの都合もあるので、申し込みは
お早めに。
・高野さん、大日向先生はじめ、当日ゲストのみなさんのご著書を
ロビーにて販売します。マコさんの新刊、間に合うか!? わた
しの『子育て支援でシャカイが変わる』と松田さんにも書いて
もらった『現代のエスプリ 子どもたちのいる場所』も売るねー。
・サンゴガールズのゴリエ、まだ見ていない人は、この機会にぜひ。
本番を前に右足の小指の爪がはがしてしまったわたしは、
「ダンサー失格よっ!」って感じなんだけど、
「大丈夫、大丈夫、靴はかないで踊ればいいんだから(←榊原)」
とか言われて、まだ踊るつもりになってます。
・ニュース23の初代キャスターでおなじみ浜尾朱美さんが台本
ナレーションをつとめる4つ葉のためのオープニングビデオも
注目。
・わたしのフルートの先生が、この日のために、ボサノバのオリジナル
曲をレコーディングして提供してくれます。
・あとは、4つ葉ってどんな人がやってるの?というのがひとめで
わかります。
等々、さまざまな特典がありますので、ぜひ、ぜひ、足をお運び
くださいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
おっと今日は、4つ葉の宣伝もさることながら、朝日新聞に
「子育てバリアフリー」の記事がでかでかと載ったので、その
ご報告をさせていただこうと思っていたのだった。
生活情報面に「街づくりに子育ての『目』」と題して、昨年度実施
した子育てバリアフリーの調査研究の報告が出た。
取材してくださった帯金記者は、一昨年の調査研究からずっと
追ってくださっていて、この活動の意義を十分わかってくださっ
ている。ありがたいことです。
ブログ化に踏み切った越谷市の「たんぽぽクラブ」は昨年説明に
行った時は、
「みなさんでマップ作っていただきます」
と言ったら、
「エー。聞いてないよぉ~」
みたいな顔をされて、どうなることか・・・(それがまた、かわい
かったなんていうと、もう「先輩ママ」を通り越して、単なる
「世話焼きおばちゃん」なんだけど)と思っていたけど、この1年
足らずで、なんと成長したことか。
後ろで支えるNPO法人チャオのみなさんのサポートが、まさしく
「子育てサポーター」になっているのねーと、成果を目の当たり
にする感じだ。
NPO法人まめっこのマップは、地域に劇的な変化をもたらした。
「ここバリア」と指摘した部分があっという間に改修され
「バリア」じゃなくなったのだ。
また、まめっことまめっこにきてくれる母親たちが実は、
「すごい」ということに、地域の人たちが気づいてくれたという
のが、やっぱりうれしいじゃないですか。
以下、記事より抜粋
「子育て環境研究所」の杉山千佳代表は、
「子育て中の母親にとって、地図作りを通じて地域と
かかわるプロセスが大事」と指摘する。情報の受け手だけで
なく、発信者になる自信が、街づくりの原動力につながっていく
という。研究会では、バリアフリーマップづくりをマニュアル化し、
全国に広げていきたい、としている。
そう。全国に広げていって、各地で思い思いの地図を作って
ほしいなー。で、それは、出来上がりを比べるのではなく、
つくるプロセスを楽しむものであってほしいなーと、思って
います。
今は、もう、忙しくて、こちらのほうに全然手がつけられて
いなくて、板橋の杉浦さんなどを「やきもき」させていると
思うのだけど(ごめんなさーい)、まずは4つ葉のタウンミー
ティングを成功させて、日本子ども家庭福祉学会の大会が無
事終わるのを見届けて、6月に入って落ち着いたら、やるか
らねー。
もし「わたしたちの地域でもやってみたい」「詳しく聞き
たい」という方がいらっしゃれば、私書箱あてにメールいた
だければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。