2008/06/06(金)22:50
老いの恐怖からの脱出
松田妙子です。
年を取るのはステキなことだと中島みゆきさんはうたっていたけれど
私、老いを嘆くひとに、目下、お付き合い中。
アタマでは理解していても、
そのひとにちっとも寄り添えない自分に幻滅したり
なんでやろか、情けない、とくりかえしつぶやくひとを前に、
口数が少なくなっていく自分に恐怖を覚えたり
そんな日々です。試されてます。
老いということへの不安、恐怖。
それは本人だけでなく、周囲の人間にもつきつけられるということを
身をもって知りました。
かつて社会福祉を学んだトカ、そーいうことは、
もー、カンケーないです。(いや、私の場合ですが)
年金・介護・医療の3本柱に「子ども・子育て」を!
4つ葉のクローバーに!
社会全体で子ども子育てを支えていこうとするとき。
そんとき、地域には、老いる恐怖と闘いながら日々暮らす人々がいる。
どっちが大変とか、どっちが大事とか
そんなこといってるんじゃぁなく。
もしも私だったら
社会で子どもを見守る、
って気持ちにそうそう簡単になれないかもしれないという恐怖。
はじけるような笑顔の子どもたちや
輝いて活躍する親たちをどんな気持ちで見つめるのだろうか。
そのへんの心の襞の奥を痛い気持ちで想像しながら
その恐怖をふりきって、やっぱり、
子どもが、社会を豊かに育てる、
と、私は伝えたいのだ。
4つ葉プロジェクトの活動は、
子ども・子育てだけじゃない。
子ども・子育てを通じてあらゆることへ。
たとえば老いや病への恐怖に寄り添ったりすることもできる
共感と循環の社会づくりなんだと、
改めて肝に銘じています。
よい週末を!