4つ葉プロジェクト

2009/10/11(日)00:36

まちにダイブ!

松田妙子(NPO法人せたがや子育てネット)(101)

松田です。東京都世田谷区で地域の仲間と 「NPO法人せたがや子育てネット」 っちゅーのをやっています。 せたがや子育てネットのキャッチフレーズは 「子育てしながらまちにでよう!」です。 いろんな意味や想いをこめているのですが、 つくづく今の世の中、まちにでるのに勇気がいるわけです。 わくわくしながらドアをあけて、ステキな世界がまっている、 というわけでは必ずしもなくって、 (まぁ、でも、そこで、 「んじゃアナタはその世界をどうしたいと思う?」 ということなんだけれども、) 少なくとも、悲しいかな、今、ドアをあけると、 そこは飛び込み台だったりするわけです。 ダイブしないとでていけないって、どう? ダイブした先は深い深い海で、浮き上がって来れないかも 逆に浅い浅い水溜りで、落ちたらひとたまりもないかも どっちも嫌だ。 ダイブする勇気と その先の世界を変える根性と ひたすら続けるパワーがいる。 でも、子育てしながらまちにでていって まちも自分も一緒に変わっていかなければ 将来我が子が自分の足で一歩踏み出そうとしたとき 同じことがおこるわけで。 それは、もっとつらいんじゃないか。 そのときはもう、ただ見守るしかないのだから。 私たちは このまちがどうあったらいいか どうあってほしいのか 考えたり、それを伝えたりすることができる。 そして、きっと、変えることもできる。 飛び込み台からダイブしたときに 怪我しないように、山のようにクッションをつみあげて 落ちてきた人を守るんじゃなくって はしごをかけて助けにいくんでもなくって ゴキゲンなトランポリンを用意しちゃって うひゃうひゃ笑いながら飛び跳ねちゃったり もう一回跳ね返って、飛び込み台に戻れちゃったり あれ、じゃあダイブしても怖くないじゃん ってことにしたいのだ。

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