2010/03/04(木)03:07
満タン託児
こんにちは。3月ですね。日々の過ぎ去るのの速いこと。
ちょっと落ち着かねばと、
追い風に頑張ってブレーキをかけている林です。
皆さんご存知かと思いますが、
福井県では「すみずみサポート事業」というのを行っています。
法令で託児の位置づけができましたが、
その前から福井では行政が利用者に助成し託児を行っています。
必ずしも保育士が携わるわけではなく
「子守」的な施設もありますが、
それは利用者が選択して利用しています。
平均700円/hの保育料の半分を保護者が負担し、
残りは県と市が半分づつ助成します。
3人目以降のお子さんは3歳になる月までは、無料です。
その託児が、今年に入り大賑わいです。
毎年この時期は多いのですが、今年は特に仕事に出る人が多い!!
保育園の待機待ち児童はいないということになってはいますが、
4月から保育園に入る為に見切り発進?
をしたママ達の子どもが週に数回、毎日の子ども達もいます。
多い時は、30人近い子ども達を預かっている時間帯もあります。
先日、情報誌作りのために色々な保育園の一時保育について尋ねたところ、「うちは、いっぱいなので載せないでください。」との返事が数件あったとか…
「そういうことではなくて、税金を払っている利用者の権利として載せるんです…」とストレートには言わなかったものの担当者「びっくり」。
あらかじめ決まった子どもたちがくれば、それは毎日の保育は楽です。
でも、その日困った子ども達を預かってこその託児です。
その枠をあけて予約をとり、何とかスタッフを増やし、
子ども達を預かれるようにするのが真の託児(一時保育)でしょう…
私が電話をかけてたら言っちゃったかも。
もうちょっと、スペシャリストになりましょうよ…と。
保育園は、保育園でいろいろ大変なんでしょうけどね…。
追伸。この事業は、保護者への助成ですが、
先に立て替えて払い申請しお金が戻ってくる形ではなく、
行政負担分は、私達がまとめてひと月ごとに市に請求します。
私達に縛りもなく、利用者の方々も手続きが簡単で楽です。
とっても利用しやすい取り組みです。