「あたしね、結婚願望はあるわけ。

　　　　　むしろ、結婚して家庭におさまりたいわけ」






昨日のYA-KINGの三木さんが言うんですよ。









６５才の三木さんが、

あきらかに駅前のローソンで買ったとおぼしき、

おでん、それもちくわを食べながら言うんですよ。








あたし　「いいんじゃないすか。

　　　　　結婚しても、何しても」







もうその年まで生きたんだから、

怖いものないしょ。

ある意味、三木さんのちくわを食べる顔が怖い。







噛み切れないちくわをおよそ７回にわけて、

噛み切ろうとするその顔が怖い。

ゾンビ系。屍をむさぼるゾンビ系。










あたし　「三木さん、彼氏なるもの、いるわけ？

　　　　　彼氏がいるからこそ、

　　　　　そんな情熱大陸みたいな、

　　　　　バカげた願望があるわけ？」











三木さん　「私ね、離婚してるのよ、４回」












よ、経験者！









あたし　「４回も結婚離婚・結婚離婚（あと２回は省略）、

　　　　　それでも、まだしたいですか？」













三木さん　「したいっ！　

　　　　　　男の人の腕枕で眠りたいわ～」














あたし　「それってウザくないすか？

　　　　　熟睡、できないし、

　　　　　ベッドにはいってからの、

　　　　　ＰＳＰのモンハンのイアンクック、

　　　　　最高じゃないですか！」











おっさんが晩酌して寝るように、

あたしの晩酌は、このイアンクック。

こいつを殺さないと寝れない症候群。





ちなみに、連れはＤＳのドラクエを１時間、

やらないと寝れないそう。





眠れないのは誰のせい？










三木さんは現在、結婚願望。

あたし現在、純愛願望。












三木さん　「taeさんって、彼氏はいるの？

　　　　　　その感じならいるわね。

　　　　　　うん、恋してます、って

　　　　　　雰囲気、かもしだしてるわよ」














かもしでてる？










かもしちゃってむ？

恋、かもしちゃってむ？

アンニュイにかもしだしちゃってむ？











三木さん　「恋愛もねー、最初はいいけど、

　　　　　　だんだんと面倒になるわ。

　　　　　　ゼンギぬきで、やらないと」











　　　　　　




どゆこと？












「食事したり、映画観たり、そんなことより、

　　　ベッドインよ、早くやりましょうよ、って　」












なかなか大胆な発言、発想。










「でもね、男と女って関係するまでだわね。

相手を知れば知るほど、

独占欲とか、嫉妬心とか、疑心とか、

だから、結婚してしまえば、

そんな感情はいらないでしょ？」











ま、おっしゃる意味、わからんでもないが、

あたしは、純愛路線、最高速度で突っ走りますから。












三木さん　「ダメよっ！

　　　　　　taeさんって、注射するときに、

　　　　　　血管が見えていない患者がいたら、

　　　　　　人に代わってもらうほう？」












いえいえ、

あたしはアタックあるのみですよ。





（２回ほど失敗するかもわからない。

　でも、必ず入れるからいいですね？）







そんな言い訳ともとれる事、言っても

そこはプロですから。




見えない血管を指の感触で見つけ、

血液が逆流してきたときの快感。











三木さん　「それよ。

　　　　　　その気持ちで何事にも行かなくちゃ。

　　　　　　自分しかいない、今ここで、やらないと、

　　　　　　失敗を恐れてたら、前に進めないのよ

　　　　　　恐怖心に勝たないと、怖いものなんかないって」























ってか、三木さん、

そんなことよか、

覚えてよ、





電子カルテ、心電図、

当直医の名前もね・・・・・。







ささ、仕事しよ。

行くで～、救急車は待ってくれへんで～。




ーーーーーーーーーーーー

愛を殴ってみよう　義理をけとばしてみよう

もう戻る気はないよ　



いろんなものを失くしちゃったけど

I'm alright！