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人それぞれの味覚があるから、自分の好みだけでああだこうだとは言いたくない。しかし、ぼくは客だ!という絶対的な上下関係を除いても、今日のイタリアンは不可思議だった。
昼のサービスコースは、サラダにパスタにパン、¥1050というものだった。それをひとつ、きのこのなんとかニョッキっぽいの、それにアユのグリル。 白ワインで喉をうるおすと、まずコースのサラダが運ばれてきた。調味料を入れ忘れたようなチョー薄味……、まあこんなもんかな。 ちなみにアユのグリルはコースよりも高価、二匹のっていてちょうどよい。香草が散りばめられたアユは、ほどよく焼き殺されていた。 ひと口食べて絶句。ク、クサい……。 最後に一番高いニョッキ、おすすめグルメ本に紹介されていたこの一品を見て、わざわざ見知らぬこの店にやってきたのだ。 テーブルに置かれた瞬間、嫌な予感が鼻腔をくすぐる。 パクッ……ク、クツの臭い。だ~っ……しかし大のオトナがこんな公共の場でだ~っするわけにはいかない。 水で押し込みながら料理を食べるのは、小学校の給食以来かもしれない。 本当に貴重な体験をさせてもらった。 そしてぼくが不思議に思ったのは、それらを平然と笑顔で食べているお客がいるということ。味覚は人それぞれだが、ぼくにはとても信じられない。 感性の違いってフシギだ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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