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今度、戦争ものの戯曲を書くことになった。
イラク戦争の真っ只中、タイムリーな話だ。 それがいいのだと、役者さんたちは口を揃えて言う。鉄は熱いうちに打て、戦争の惨さを思い知り、少しでも平和な世の中が訪れるよう、人々の関心がある内に語りかけるのがいいと。 戯曲を書くのは初めてなので、まずは適当なものを見せてもらうことに。 芝居というのも、なかなか奥が深いものだ。これっぽっちの文量から、これほどの長い芝居をするのか。戯曲とそのビデオを見比べながら、ぼくはふむふむと感心してしまった。 エッチビデオなんかにも、シナリオはあるのだろうか。 女優が「あ~ん」と声を上げる。 「カァーット!」と監督。「そこは『あ~ん』じゃなくて『ふ~ん』だろうが」 「だって感じちゃったんだもん」 「ダメダメ、ちゃんと芝居してくんなきゃ」 エッチビデオの場合は、内情を知ってしまうと、観ているほうも興ざめだな。 とにかく、自分が書いたものが演じられるのはとても楽しみ。 ボツにならないように頑張ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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