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カテゴリ:悠
読み聞かせボランティアの人が今日はお休みということで
急遽小学校に絵本の読み聞かせに行くことになった。 まあ、本を詠むぐらいお茶の子さいさいと想いながら 読書コーディネーターが薦めてくれた「そうべえシリーズ」を 5冊ほど持って小学校5-6年生の教室に入る。 どれがいいか聴いたら そうべえまっくろけのけ 田島 征彦 (童心社) というので、早速読み始める。 まず、本が関西弁なのに驚き、つまずく。 落語調で、会話文ばかりで物語を進めていくのだけど これが誰のセリフか、これはどんなキャラか、 自分でも混乱しながら、しかも下手な関西弁で必死に詠む。 絵本を詠むのに集中して、聴いてる子どもの顔を 一度見なかったと、詠み終わってから気づいたが きっと子どもも訳わからん顔で聴いていたのだろう。 「僕の話聞いてて意味わかった?わからなかった人正直に手を上げて」と言ったら、 一番前で聞いていた2人の子が正直にまっすぐ手を上げたので、 ショック。 あ~子どもたちに申し訳ないと想いながら うなだれて、教室を出る。 朝から落ち込む。 昼に、 今度海士の学校に子どもを入れたいというオーストラリアから来た 家族とその子どもたちを連れて再び学校を訪れる。 給食当番をしていた5年生の男の子がすっと近くに来て 「ゆうさん、今日の絵本おもしろかったよ」と さりげなく慰めてくれる。 ニヤリと喜んでいてる僕を見て6年生の女の子が 「登場人物ごとに声を変えて詠んだら、もっと良くなると思うよ」 とさらに指摘してくれる。 子どもたちに励まされ、地産地消の給食にゲンキをもらったところで 「今年中に読み聴かせのチャンスをもう一度もらい 次は必ずみんなが感動するような読み聞かせをやってやろう。 そして、‘悠さんの失敗にもめげずに向かってくる姿勢、 自分達も見習いたいな~’と思わせてやる」と心に誓う。 11月に読書大学の校長で本のソムリエであり、かつロックスターの 団長さん http://www.honsom.com/profile.html が海士に 読み聴かせをしにやって来るという噂を思い出したが、 どうせだったら、その前の10月ぐらいに僕がリベンジの 読み聞かせをやらせてもらい、11月に団長さんから技を学ばせてもらって 2月ぐらいにもう一度読み聞かせをやらせてもらおう。 そして 「悠さん、あんたいったいどこまで上達するんだい。。。」と 子どもたちを唖然とさせてやろう。 ただのエゴかもしれないけど 読み聴かせをもっとやりたくなってきた。 10月を目標に練習をしよう 悠 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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