|
カテゴリ:結
つづきで。
どんなイカすカップルも 幸せな日ばっかりではなかったと思う。 私自身は今まで感じるときがあった。 「こんな見知らぬ土地に来て」 「夕食をひとりで食べなきゃいけないときが多くて」 「子どももいなくて」 でも。と。 ほんとうにそれ、不幸せ?? だったら、幸せっていつやってくるの?? ひとからかけられる言葉にも、影響を受けた。 「だんなさん、毎日帰り遅くてさびしいわね」 「仕事で遅くなってるのに奥さんに文句言われるなんて、同情するよ」 「なかなか子どもができなくて、つらいんじゃない?」 いやいや、ちょっと待って。大丈夫、私たち不幸せじゃないから。 あなたが考える不幸せを、こちらに映さないでください。 ・・・旦那さんはたしかに 家事をいそいそと手伝ってくれるわけでもない 記念日も、いろんな大事な思い出も、ザルのように忘れるひとだ。 帰りが遅いときは、たしかにさびしくて 「こんなとこまで来るんじゃなかった」と思った。 でも。 でも、です。 本気でつらいときに 明日仕事なのに 人間を通り越して嵐のようになっている私の話を 徹底して聴いてくれたことからまた尊敬が始まった。 一日や二日ではなく、何日も、何週間も。 そういう記憶は誰でもひとつやふたつ、 ざらに持っているのではないでしょうか。 みんな、照れて隠しているだけではないでしょうか。 だから「あなたも大変ね~」じゃなくて 「あなたもわたしも幸せね~~」なんだと思う。 だいたい、帰ってきてほしい人がいるなんて幸せだ。 身体を気づかってぐしぐし言ってくれる人がいるなんて幸せだ。 たぶん、その言い方に気をつけなきゃいけないだけで。 一歩一歩でも、おたがい+ふたりとして理想に向かえている時、 その理想は必要以上に叫ばなくても 自分たちがブレずに、日々積み重ねていけば 近しいひとたちにしっかり理解してもらえる。 社交がヘタでも、無理せずに人が周りに集うようになればいい。 おとといの夜、今までの人生で一番幸せだと感じた。 勉強したいことがあって、信頼している友だちがいて、 話を聴いてくれるパートナーがいるから。 そして、明日 焼いて食べたいマシュマロがあったから。 その気持ち、一生忘れまじ。 ちなみに、ひとつ。 特定のパートナーや家族を今持たないことも、不幸せとイコールにはならない。 ズーニーさんが書いてます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[結] カテゴリの最新記事
|