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悠学日記

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2016.10.01
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カテゴリ:


今回が第一回目となるソーシャルイノベーションフォーラム(日本財団主催)にて
最も社会的なインパクトが期待されるイノベーションということで、
私たち、学校魅力化による地域創生のチームの取り組みと今後のプロジェクトが
特別ソーシャルイノベーター最優秀賞を戴きました。

◆「日本を変える」特別ソーシャルイノベーター決定
http://www.social-innovation.jp/editorialroom/sifreport_3/



私たちのプロジェクトの主な内容は、
・学校魅力化による地域創生と教育改革の生態系を更に進化させ、
・魅力化を全国へ展開することを通して、
・地域留学・教育移住といった新たな選択肢と人の流れを生み出し、
・持続可能な地域・社会をつくる次代の担い手を育て、
・課題解決先進国NIPPONを実現する。
といったものです。

これだけ分かりにくく、辺境におけるまだ小さな取り組みが
多くの共感を集め(最も得票数が多く)、審査委員からも最優秀と認められる
ということに驚くとともに、社会の変化の兆しを実感しました。

チームのメンバー、協力や応援してくださった多くの方々、そして
今までご縁をいただいたすべての皆さまに心から感謝です。

これに弛まず、力まず、驕らず
しっかりと前進していきたいと思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。







Last updated  2016.11.14 12:59:57
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2016.09.16
カテゴリ:
最近、日本財団による日本のソーシャルイノベーター10人の中に
選んで戴きました。

そして今、海士町でやってきた学校魅力化の取り組みを
島根全体そして全国に広げる事業企画を、多くの同志と
共に創りだしているところです。

例えばどんな人たちがどんな想いで参画しているかを
以下に載せているので、ぜひご覧ください。これ、おもしろいです。
http://www.social-innovation.jp/socialinnovator/report_category/?si=si02 

また、その成果と僕らがこれからやっていきたいことを、
9月29日(木)-30日(金)に虎ノ門ヒルズで開催される
ソーシャルイノベーションフォーラム2016にて紹介します。
ぜひ、お越し頂ければ嬉しいです。

以下ご案内です。

*****************************

9月29日、ソーシャルイノベーションフォーラム2016の個別ブースにおいて、
「ブース」という概念にイノベーションを起こすような場をつくります。

私たちのプロジェクトの超強力メンバー(超変態系)が集い、
個別ブースにおいて新たな「学び」と「ご縁」の生態系を創出します。

一方的な講演ではなく、カフェや井戸端のようなアットホームな空間での
対話的クロスセッションとフリートークや交流の時間で編み込まれています。
ぜひ皆さんと一緒に、新たなつながりと未来をつくっていきたいと思います。
ぜひお越しください。


<< 9月29日(木)10時~18時 虎ノ門ヒルズフォーラム5F >>

●10:00~11:00
クロスセッション1
『地域を変える共創的イノベーション ~コレクティブインパクトの‘ツボ’~』
・三田 愛 (株式会社リクルートライフスタイル)
・指出 一正 (月刊ソトコト 編集長)
・阿部 裕志 (株式会社巡の環 代表取締役)

●11:00~12:00
オープンスペース(交流とフリートーク)
ホスト: 井上英之/指出一正/三田愛/阿部裕志/岩本悠など

●12:00~13:00
クロスセッション2
『ソーシャルイノベーションをスケールアウト(拡散)する ~あの人だからできる問題を超えて~』
・井上 英之 (慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科特別招聘准教授)
・指出 一正 (月刊ソトコト 編集長)
・水谷 智之 (元株式会社リクルートキャリア 代表取締役社長)
・岩本 悠 (島根県教育魅力化特命官)

●13:00~14:30
オープンスペース(交流とフリートーク)
ホスト: 指出一正/水谷智之/豊田庄吾/岩本悠 など

●14:30~15:30
クロスセッション3
『なぜ廃校寸前の学校が、海外からも人が集まる学校に生まれ変われたのか?』
・豊田 庄吾 (隠岐國学習センター センター長)
・中村 怜詞 (隠岐島前高校 教諭)
・隠岐島前高校卒業生
・岩本 悠 (島根県教育魅力化特命官)

●15:30~16:30
オープンスペース(交流とフリートーク)
ホスト: 豊田庄吾/中村怜詞/隠岐島前高校卒業生/岩本悠 など

●16:30~17:30
クロスセッション4
『地域×教育×経営 ~次世代のソーシャルイノベーターを育む~』
・今村 久美 (認定特定非営利活動法人カタリバ 代表理事)
・水谷 智之 (元株式会社リクルートキャリア 代表取締役社長)
・岩本 悠 (島根県教育魅力化特命官)

●17:30~18:00
オープンスペース(交流とフリートーク)
ホスト: 今村久美/水谷智之/岩本悠 など


これらの特別セッションは、ソーシャルイノベーションフォーラム2016内の
「ソーシャルイノベータ―による個別ブース(岩本悠)」にて開催しています。

ソーシャルイノベーションフォーラムの概要はこちらです。
*ソーシャルイノベーションフォーラムへの来場はチケットが必要となりますのでご確認ください。

そして、その中で僕らがやるブースイベントはこちらです。
*このブースイベントへの参加は申し込み不要です。

チーム一同、皆さんのお越しを心から楽しみにお待ちしています。
岩本悠







Last updated  2016.09.16 02:22:25
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2016.06.15
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祖母が他界した。

朝、幸太郎を自転車で幼保園へ送りながら
祖母の話になった。

 なんで死んじゃったの?
 焼かれたら熱くない?
 ヤケドしちゃわない?
 どうなるの?
 どこに行くの?
 天国?
 幸ちゃんも?

といった問いに応えながら幼保園の前で
「今日、おとうちゃんは東京へ行って
おばあちゃんに最期あってくるから、
幸太郎から何か伝えておきたいことはある?」
と聴いたら、

 う~ん・・・
 おばあちゃんに
 幸ちゃんと父ちゃんの心のなかにきて
 また一緒にしゃべろうね
 って伝えてきて

とのこと。




横たわっている祖母に伝言
しっかりと伝えた。


祖母の安らかな寝顔を見ていると
人生どんなに多難で辛苦があろうと
最期はみんなゼロに戻るんだ
死んで眠りに還るんだ
という絶対的な安心感をおぼえる。


葬儀場の片隅に目をやると
祖母の写真とともに
 岩本トシの命は
 ひ孫にまで繫がり
 84歳にて永眠す
といったことが書かれていた。


このつながりに感謝



合掌


DSC_0354k.jpg






Last updated  2016.06.15 23:08:39
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2016.02.29
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 もし1550億円を手にしたら、どんな未来をつくりますか?

といったお題を戴き、コラムを書きました↓
http://www.nettam.jp/column/olympic-paralympic/6/
 *トヨタによるアートマネジメント総合サイト


もし1550億円を手にしたら、皆さんなら何をしますか?






Last updated  2017.08.12 00:02:19
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2016.01.01
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一息ついて過年を振り返ってみると、
長女誕生、9年間の総括と願いの継承、
進化を続ける仕組みの稼動、「ふるさと」からの船出、
新たな現場や壁との邂逅、悲報、命の問い直し、
周囲の助けへの感謝、ブータン巡検、などを経て、
自分自身の暮らし方・働き方を改める年だった。


そして、今年の一文字として浮かんできたのは、『感』。
知や理のみに囚われず、五感や直感といった感性を磨き、
自他の感情や感覚、共感をより大切にしていきたい。
感謝の心を常に忘れずに。


また、実践においては、
‐高校のみならず小中学校等も含めた地域まるごとの教育魅力化の展開
‐大学での社会人向け地域教育コーディネーター養成コースの開講
‐地域や組織の枠を越えた教育プラットフォーム・コンソーシアムの開所
‐仕事観を超え、生活観・人生観・世界観を探究するライフキャリア教育の開拓
‐国内に留まらないグローカルな教育研究及び施策の開始
など、一年かけてゆったりと開いていきたい。


謹賀新年2016.jpg






Last updated  2016.01.30 23:49:38
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2015.12.27
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『外に触れ 内を観る』


年の瀬にブータン王国を訪問した。
ブータンは、経済的にはアジア最貧国の一つであるが、
国づくりの理念としてGNH(国民総幸福量)を掲げ、
持続可能性や伝統文化、自然環境に配慮した
独自の取り組みを進めている国である。

日本は今、経済成長や人口維持、地域創生の先に何をみるのか、
私たちは何のために何を目指して目の前の課題に挑むのか、
私たちが本当に遺していきたい未来とは何なのか、
そんなことを改めて考えてみるために、私的に訪れた。

「どこに在るかあまり知られていないが、小さくてもキラリと輝く場所」
ということで、『日本のブータン』ともいわれる島根県に暮らす身としては、
以前から行ってみたいと思っていた。

空港を出て、山あいに棚田が広がる風景を見ていると、
異国へ来たというより、懐かしい場所に帰ってきたような気がする。

役所は「ゾン」と呼ばれるお城と寺院が併設したような建造物に入っており、
公的施設では民族衣装がスーツや制服のように着られている。
文化的建築物で伝統衣装を着て日常生活を送っている姿だけでも、
ソトの人間には立派な「観光資源」に映る。
ゾン

行政はGNH向上への指針や指標を定め、新たな制度や計画は
GNHの観点からチェックする機能を構築しており、医療費と教育費は無料である。



行く先々で民泊をさせてもらったが、
子どもたちに感心することが多かった。

家を訪問すると、両親不在でも小学生ほどの子どもが、
座布団を敷き、暖炉にまきをくべ、お茶をいれてくれる。
学校教育は基本的に英語で行われているため、たいてい子どもが
家族の中で一番英語が堪能であり、必要に応じて通訳してくれる。

夜、子どもたちから「今日は星がきれいだから」と誘われ、
野外で数多(あまた)の流れ星を一緒に眺めた時間は忘れられない。

うでずもう
*家族で腕相撲


建国記念式典に参加すると、子どもや若者が「ユースポリス」として
警備や誘導を行っている。「警察」として働く経験は、道徳観の育成につながるという。
ユースポリス

たまたま隣に座った中学生ぐらいの子が駄菓子を分けてくれ、
街中では高校生ぐらいの子が買い物を助けてくれる。

なぜ外国人相手にこんなことが自然にできるのかと不思議に思う。
教員に聞いても、親に聞いても、どちらも学校より家庭が大事という。
地域で子どもが役割を持って手伝い、参加しているのも大きいという。


IMG_1198 (2).JPG
*駄菓子をくれた子どもたち


一方、ブータンでも地方の若者は都市部に流出している。
地方で、子どもが「ここには何もない。外に行きたい」と言い、
親も「都市部は教育環境が整っているのに、地方は不利。
子どもがかわいそう」という声を聴いた。

行政や教育関係者に島根での学校魅力化やグローカル教育、
地域づくりの取り組みなどの話をすると、目を丸くして驚かれる。
「学校間の交流をしたい」「若者を研修で送り出したい」という話もあれば、
日本語を学んでいる子たちからは「しまね留学をしたい」という声も。
課題先進地域で積み重ねられてきた課題解決への挑戦とその知見は
海外でも求められており、今後「輸出」もできるのではと思う。


翻って、昨今の「地方創生」においても
人口や出生率といった目標だけでなく、その奥にある
目的や理念を確かめながら地に足をつけて歩んでいきたい。
また「キャリア教育」においても、職業観や仕事観の育成に留まらず、
自分らしい生活観や幸福観、人生観の探究にもつなげていきたい。


まず、この年末年始、
子どもも含めて家族で、自分たちの暮らしと幸せについて
あらためて対話してみることから始めようと思う。


ぶー
*ブブ

IMG_0979 (2).JPG






Last updated  2016.02.09 00:09:35
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2015.09.25
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近況報告を兼ねて神在月前後の出没予定です。
どこかでお逢いできれば幸いです。


普段はたいてい、島根県庁4階地域振興部もしくは
島根県教育庁2階教育指導課にいます。
お近くにお寄りの際は、お声がけください。



◎9月29日-30日
高校魅力化コーディネーター合宿@川本町・邑南町
「島根中央高校・矢上高校魅力化に学ぶ」

◎10月3日
しまね高志塾@松江
テーマ「今、求められる魅力ある教育とは?」

◎10月5日
人づくり協働計画準備会@益田市

◎10月6日
協議@海士町

◎10月8日
勝山高校創立記念講演会@真庭市
テーマ「高い志を育てる」

◎10月9日
雲南広域連携職員チャレンジ事業@雲南市
ワークショップ「高校の魅力化」

◎10月10日
村岡高校フォーラム@香美町
テーマ「地域創造のパイオニアを目指して」


◆10月11日(祝)
親と子の受験相談会@東京錦糸町
 12:00~15:30(入退場自由)
「国内留学コーナー」…気軽にお立ちよりください
http://gakuran.jp/tjk-fair/


◎10月12日
マイプロジェクト高校生カイギ@北九州

◎10月13日
地域系部活動設置促進事業連絡会議@浜田合同庁舎

◎10月14日
島根県職員研修@島根県自治研修所
テーマ「Life Career」

◎10月15日
協議@島根大学 地域教育魅力化センター


◆10月16日(金)
地方創生フォーラムin島根
「教育×移住~島根から始まる新たな地方創生~」
13:00~16:20 …申し込み受付中
https://www.jcrd.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=1243&catid=162&Itemid=548

 図2.jpg

◆10月17日(土) 
「教育×地方創生」先進地視察ツアー@雲南市
「子ども×若者×大人チャレンジ」の連鎖による人づくり
8:20~15:30(日帰り視察ツアー)…申し込み受付中
http://www.pref.shimane.lg.jp/shimanegurashi/index.data/unnanchirashi_.pdf

◆10月18日(日)
しまねUIターンフェア@広島
10:00~16:00(入退場自由)
「教育エリア」…気軽にお立ちよりください 
http://www.kurashimanet.jp/event/shimaneuiturn_2015_hiroshima.html
広島会場

◎10月19日
全国高等学校教育改革研究協議会@東京
「高等学校の魅力化による地方創生」

◎10月20日
雲南広域連携職員チャレンジ事業@奥出雲町
ワークショップ「高校の魅力化」

◎10月21日
島根県商業教育研究大会@出雲市
テーマ「生徒と地域の未来創造を目指して」

◎10月22日
進路講演会@出雲高校

◎10月24日
市民憲章推進大会@浜田市
テーマ「子どもを育む活力あるまちづくり」

◎10月25日
男女共同参画政治スクール@松江
テーマ「高校魅力化に携わって」

◎10月27日
子どもによる地域活動サポーター&コーディネーター研修@大田市
テーマ「地域コミュニティーと子ども地域活動」

◎10月28日
生涯学習・社会教育関係職員研修講座@岡山
テーマ「若者の社会参画」
http://www.pal.pref.okayama.jp/kensyuu/index.html

◎10月29日
若手社員研修交流会@ふるさと島根定住財団

◎10月30日
教育ビジョン策定委員会@大田市

◎10月31日
都市と地方の「地域の活性化」シンポジウム@東京


◆11月1日(日)
しまねUIターンフェア@東京
10:00~16:00(入退場自由)
「教育エリア」…気軽にお立ちよりください 
http://www.kurashimanet.jp/event/shimaneuiturn_2015_tokyo.html

tokyo 







Last updated  2015.10.04 16:01:25
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2015.05.10
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今の想いを以下のような形で
山陰のローカル誌に綴らせてもらった。



 初心不可忘


春は多くの日本人にとって、成長の節目となる季節である。
進路や人事といった人のキャリアの継ぎ目や変わり目になる時機。
竹が節ごとに成長帯を持ち力強く伸びていくように、
人間も節目によって成長が促される。
こうした機によく問われる質問が、「なぜ」である。

「なぜここに来たのか」。

人に聴くこともあれば、自分自身に問うこともある。
「なぜ」に対して、理由が一つしか言われないものは、
たいてい、怪しい。

進学、就職、転職、異動などは様々な経緯や縁、関係性、
バランスの中で、総合的に決まっていくものである。
複数の要素が絡んだ「複合体」としての結論であれば、
一つの理由だけで答えきれるはずはない。

逆に、一つのもっともらしい理由を聞いただけで素直に納得してしまうと、
相手の本音や本質、背景を捉え損ねてしまう可能性が高い。



島根県外から隠岐島前高校へ島留学で来た生徒に理由を聴くと、
「夢を探究する授業」「ヒトツナギ」「まちづくり」「少人数教育」
「地域交流」「自然」「寮」「公立塾」「グローカル」などそれぞれの理由を語る。

しかし、ある生徒と寮で食事をしながらしゃべっていたとき、こんなことを言っていた。
「ぶっちゃけ、ここに来た理由って、どれも後付けみたいなもんですよ。
 いろんな人にたくさん『何で来たの?』って聴かれるから、それなりの理由を答えるけど、
 ほんとは直観ですよ。
 ここに最初に来たとき、校舎は最悪だと思ったけど、人に会ったりする中で、
 なんか面白そう、ここでやってみたいって思ったんですよね」。
この説明は腑に落ちた。



結婚や移住も含めて人生の重要な決断の多くは、
学校の勉強のように付与された条件から論理を積み上げて
一つの答えを導き出していく過程で決めてはいない。
むしろその逆である。

普段の思考力を越えた「勘」と呼ばれる「甚だしい力」を使って、
直感的、本能的に判断し、その後で、論理的に解きほぐし、
いくつかの「理由」と呼ばれる要素を見いだしていく過程をとることが多い。

これを理由の「後付け」というと、何か後から取って付けて
装飾しているような印象を与えるが、言語化しにくい総合的な判断を、
後で分解・分析して明らかにしていく過程なので、
理由の「後分け」とでも呼んだほうがまだ実態には近いと思う。
本人も判断したことの理由や意味を、「後で分かる」のである。



翻って、私自身もこの春、一つの節目を迎えた。
島前の高校魅力化から島根の教育魅力化へと役割が変わることになった。

なぜか。

様々な方のご縁や導きなどによる結果であるが、
自分なりの理由と意味を何度も何度も自問自答してきた。


この8年間やらせてもらってきた県立高校の魅力化を真に持続可能なものにするために、
一学校レベルの話で終わらせず県の方向性や仕組み、システムを進化させていく為。

「あれは離島だからできた」「小さい高校だからできた」という特殊事例に留まらせず、
他地域や教育全体に広がっていくようにする為。

同じ人間が同じ立場に居続けることで、失敗が減り、チームの成長機会が減っていくため、
新たな環境、状況に変わることで、自分自身や周囲の人間の成長を引き出す為。

自分の祖父や家が石見の出身であるため、
自分のルーツにもっと関わりたいと思うようになってきた為。

などなど、解きほぐしていくと、いくつもの理由や意味が見えてくる。



ただ、前を向けば、節を越えた今ここにあるのは、
島根の役に立ちたいという想い。

更にその先を見れば、島根を通じての日本への貢献、
国際貢献、そして島前への恩返し。

私たちの子どもたちが「ここで生まれ育ててもらって、本当に良かった」と
心から想える場所を、魅力ある地域を次の世代につないでいきたい。

この初心忘るべからず。



感謝。







Last updated  2015.06.12 02:05:30
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2015.05.05
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この半年間の近況を共有。


●12月 
『スギナの島留学日記』(岩波ジュニア新書)刊行

島外から来た現役高校生の視点で、素朴に、島前、高校、魅力化などが見える本。
僕が島に来た8年前「いつか、島留学日記を出版しよう」と思ったこともあったが、
結果的に、生徒が出すことになるとは…

スギナの日記.jpg

●1月
島前研修交流センター「三燈」完成

島前三島、歴史・現在・未来、常に三方を燈す
暮しと学びの場とならん。新たな寮教育始動。
三燈.jpg


●2月
11日(祝日) 長女 珠実(たまみ)誕生

小さくとも光り輝く珠として
地球に実りをもたらすものとなれ
珠実.jpg


●3月
『未来を変えた島の学校』(岩波書店)刊行

今までの魅力化プロジェクトの軌跡をまとめた本。
伝えたいこと、遺したいこと、想いと願い、そして
魂を込めた一冊。
島の学校.jpg



島前高校が国のスーパーグローバルハイスクールに認定決定。
今後5年間、島前の教育魅力化を後押しするブースターになること、
地域と世界と自分をつなぐグローカル教育の地平を切り拓いていくことを願う。
SGH.png



●4月
文科省職員が地域教育魅力化コーディネーターとして島前に着任

(地方創生に向けた国から海士町への出向)

岩本は教育魅力化特命官として島根県へ遷任
(島根県地域振興部と島根県教育委員会の併任)
島根大学から地域教育アドバイザーの委嘱


隠岐國学習センター新校舎の竣工式
築100年の古民家を改修し、学習センターの新校舎が完成。
次代の教育をリードする学びのつなぎ場として、
島前の魅力を継承したグローカル人材輩出の拠点となれ。
学セ竣工式.png


●5月
2日 出立

約9年間お世話になった僕の人生の原点
隠岐島前・海士町を 家族と共に船出。
あるのは感謝のみ。
いつの日か 志を果たしに 還らん ふるさとへ








Last updated  2015.06.12 01:27:07
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2014.06.15
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「島留学」について多くの質問を受けるので、
それに対する一つの考えを、山陰のローカル誌に
以下のような形で掲載しました。


__________________

島留学の未来形/グローカルな縁結び

 全国からこの島前地域で学びたいという生徒を募集する「島留学」を始めて5年がたった。今では年間の問い合わせ人数は500人を超え、選抜試験をくぐり抜けた24人(定員の30%枠)を毎年受け入れていくめどは立ってきた。隠岐島前高校のように県外への生徒募集を積極的に行う島根県立高校は10校に増え、全県立高校の4分の1に上っている。この動きは他県へも波及し、多くの自治体でこうした動きが始まっている。そのため、毎週のように他地域の行政や教育関係者などが島前へ視察に来ている。

 こうした状況の中でよく聞かれることが二つある。一つは、「ここで培ったノウハウを他の学校や地域に提供していくと、次第にライバルが増えて島前や島根の優位性が失われていくのではないか」という心配である。確かに、今まで「高校と地域の協働」「公立塾」「全国募集」などは珍しく、それだけで注目された。ただ、似たような取り組みが増えてくれば、話題性は失われていく。また、私たちが8年間の試行錯誤を経て多くの失敗の上でつくってきたモノも、他地域がそれを参考に取り組めば、今なら3~4年でもっと良い形がつくれるだろう。先進的と言われた取り組みもすぐに追いつき追い越されていく。そして、それが良いのだ。そこから今度はこちらが学ばせてもらえば良い。そうやってお互いが学び合い高め合っていけば全体のレベルが上がっていく。類似の取り組みが増えていけば、やっているかどうかではなく、やっている内容の「質」が問われるようになる。そして、各地域と学校の特色と魅力が高まっていけば、日本全体の教育力向上につながるとともに、子どもたちにとっては入学する高校の選択肢が全国へ広がっていくことになる。

 もう一つよく言われるのは、「日本全体が人口減少と少子化になっている中で、どこも島前と同じようなことをやりはじめたら、減っていく子どもの奪い合いになるではないか」という懸念である。こうした意見も一理あると思いながらも、私は逆に、多くの過疎地が島前のような取り組みをしていけば日本全体の子どもの数は少し増えるのではないかと思っている。

 島留学などで島前へ来る生徒や家族の大半は、首都圏や京阪神からである。地方は長年、若者を都市部へ送り出し続けてきたため過疎化していったが、教育の魅力化による島留学や教育移住はその還流を起こす動きとなっている。大都市は1人の女性が一生に産む子どもの平均数は少なく、田舎は多い傾向がある。合計特殊出生率を見ると、東京都は全国最低であり、島根県は全国トップ5に入る高さである。子育てや教育のために大都市から地方へ移る若い家族が増えていけば、日本の出生率は今より回復するかもしれない。

 また、日本は少子化で人口減少だが、地球全体を見渡せば、世界の人口は急増し、子どもの数は増え続けている。日本語学習者も世界では増え続けており(国際交流基金によれば過去33年間で31倍)、中等教育段階で日本語を学んでいる海外の生徒は200万人を超えている。そして、その4分の1は学習の目的として「日本への留学」を挙げている。実際に海外から島前高校への問い合わせも増えている。

 そこで、日本語がある程度でき、日本で学びたいという意欲や能力が高い海外の子どもたちに、日本の高校で学ぶチャンスを提供してはどうだろうか。特に少子化が進む地域の高校であれば、なおさら良いであろう。海外から訪れた、意欲や能力の高い子どもたちが机を並べて一緒に学ぶことで、日本の生徒たちも大きな刺激を受けるであろう。また日本の高校と地域で育てた子どもたちが、いずれ母国に戻れば、その国と日本の地域をつないでくれる懸け橋にもなってくれるだろう。

 世界と田舎が結ばれる時代はもうそこまで来ている。

___________________________






Last updated  2014.06.15 20:25:05
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