北九州ぐるり ❸ 吉村順三設計のお茶室ティータイム
2025/03/31/月曜日/ばかばかしい寒さの戻り3/20 名護屋城跡地は広大だ。そして、ここ、お茶苑海月も唐津市内だという。今回の佐賀旅は全て年長従姉妹のプロデュース。何も考えず運ばれていくってなんて贅沢な…そのプランで午後のひとときを過ごした。お茶好きな秀吉の数年滞在が、唐津にお茶文化を呼び込んだのだろう。お茶室、掛け軸、お茶栽培、陶磁器、和菓子と発展し、今に影響を残している。半島からは陶工職人がたくさん連れて来られた。実はここに来るまで知らなかったのだけれど、このお茶室は吉村順三の設計。私が一番好きな建築家、かもしれない吉村さんの!焼き物はみな唐津掛け軸は相国寺管長さんのもの、と伺う。お庭は玄界灘の潮の香と共に、大陸がすぐそこにあることを感じさせる。400余年もひと跨ぎの静けさかな