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2022.07.01
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カテゴリ:変わるもの
2022/07/01/庭で薔薇が茹であがる朝


初めて桜の枝からシルクシフォンを染めた。
無染色の同生地と並べると、桜染めは桃色の淡いピンク。

染め方は、高崎染色研究さんを参考にさせて頂きました。ありがとうございます!

前日作りおいた染料が五分の一くらいに煮詰まっていたので、倍くらいお水で薄めて70度に。

シフォンを沈め取り出して水洗い、0.2%濃度の明ばん液に潜らせる、を5回ほど。

早め帰宅後に頑張って夕飯が通常より2時間遅くなってしまったけれど、自然のものだけでこんなに染まることに感激。化学染料と違い香りが終始うっとりするような桜餅環境に包まれた。

桜の色香がシルクに吸い込まれていく↓





↑上から二つ。何度目が染めた後、最後染めたあとの染料液は黄色だけが残る。

水洗いの水も黄色くうっすらと。

知人は紅だけを引き出すために最初の煮出し液は捨てて、新たな水から煮出したという。それは確かに濃い紅色だった。

道すがら咲いている野の花やハーブで染めると、たいてい黄色く染まる。それが植物の自然な色で彼らは太陽崇拝なんだな、なんて感じたりする。





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最終更新日  2022.07.01 08:26:45
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