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2024/03/03(日)12:00

『食べる、飲む、聞く 沖縄 美味の島』

本日読了(142)

2024/03/03/日曜日/暖かく少し風のある 〈DATA〉 出版社 光文社 著者 吉村喜彦 2006年7月20日  初版発行第1刷発行 〈私的読書メーター〉〈サントリー広報部のご出身らしく飲酒表現が定型過ぎるキライあれど。全7章からなる本書の6と7章、泡盛と与那国の段がよく楽しめた。沖縄で失われた黒麹菌は戦前に東大で保管されていたことが近年に判明、かつての泡盛復活に首里の瑞泉酒造が取り組んだ。泡盛が好きでたまらない仙人のようなおじいが紹介されているがその夫婦の持ち味、発酵感が絶妙だ。こんな想いが重なり今の泡盛興隆があるのだろう。情熱が若い人にバトンタッチされ過去から未来へ古酒のカスタマイズリレーが世紀を超えていく。鍾乳洞で丸くなるのを待つ酒は平和の風味ならん。〉 今回の沖縄旅行の前に読む。賑やかな観光冊子を追うのもとみに面倒くさくて。 意外と訪問地の今帰仁や本部、羽地、大宜味村辺りの情報もあり。

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