|
テーマ:憧れの出雲旅(8)
カテゴリ:旅日記
2025/02/16/日曜日/曇り後晴れ
12/31 ようやくたどり着いたよ、大社 ![]() 稲佐の浜から下宮シモノミヤと上宮カミノミヤに参拝しながら大社へ向かったので、国造家の千家前の道を行く。 ところで、下宮の御祭神は天照大神 上宮は素戔嗚尊並び八百万神とのこと。 皇祖神天照大神が下宮、という逆転?の並びも 出雲王国の心意気か必然かと注意をひく。 ↓立派なお屋敷であります。かつて国造は出雲の人びとにとって神に等しい存在だったという。 ![]() 明治になるまでは国造は西の千家と東の北島家が担っていたが、今は千家のみとなった。 明治の一新が、日本の宗教信仰にどれほどの混乱と打ち壊しを招いたか、測り知れない。 長年の寺社の腐敗も一方にはあったろう。しかし官制の位階に配置されなかった民の祈りの小さなお社は、お寺同様悉く廃止されたのだ。 その直前、全国津々浦々民衆こぞってええじゃないかで踊り狂い、大店の蔵を開いて財産ばら撒くなどの騒ぎは、旱魃、百姓一揆、疫病、天変地異の後を引き継ぐように近世の幕引きと重なりうねった。 一体いつ心穏やかな時代はあったろう。 ![]() 橋を渡る。それは俗世を後ろにひとまず置いてくる事に他ならない。苦海浄土にかかる橋ならん。 ![]() 千家と大社の間の川は素鵞川 北島家と大社の間の川は吉野川 やがて二つの川は出会って一本になる。 行き先は高浜川か? ![]() 一つ一つお社前で二礼四拍手一礼をしている参拝者の姿。なぜかそのみなさんとすれ違う私。 あら、みなさん半時計周りじゃない⁈ のは私だった!初めからやり直しΣ(゚д゚lll) ![]() たいそう立派な社殿だ。 なぜか、大国主命は幸せではない、が私の印象だ。少しでも幸せになって頂きたい、 という祈りになってしまう。 今回の旅のテーマは民藝、松江、大国主命さま、だったのだ。 ![]() ひととおり参拝を済ませた後はご縁横丁でおぜんざい。付け合わせのお漬物が美味しい! ![]() 暮れなずむ参道の界隈をへ巡りながら、宿へ戻る。深夜からの初詣並びに備えて ![]() ↑竹内まりあさんのご実家旅館。 右は祝凧の専門店。車付きのタイや宝船が可愛い! 私好みなのだが、既に稲藁の鶴亀を買ってしまい、これを壊さないよう持ち帰るので余裕がない(T-T) そういえば、出雲民藝館も年末年始休館中。 また別の時期を期待しよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.02.16 11:40:51
コメント(0) | コメントを書く
[旅日記] カテゴリの最新記事
|