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2026.05.03
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テーマ:読書(10038)
カテゴリ:本日読了
2026/05/03/日曜日/昨夜は蠍座満月


04/12日/西郷山公園は八重桜






出版社 河田書房新社

訳者  中島京子
2024年3月10日   初版印刷
2024年3月20日   初版発行


池澤夏樹個人編集 日本文学全集03
2016年1月刊行 文庫化








〈私的読書メーター〉〈岩波文庫の大槻先生校註と併読。一小説毎に古文を先に読み、後から中島京子さん意訳で追いかけている内にツイツイ中島さん版で終了、図書館返却の憂き目に。易きに流れる浮世かな。いやいや己がことにて、はい拝。中島氏の語り口は確かに読み易い。「人はすべて、つくろふところあるはわろし」→「人間、表面をとりつくろっちゃ、だめ」。虫めづる姫君は当世風でない、もじゃ眉にお歯黒無しの白い歯を女房らに陰口叩かれても意に介さず、寧ろ論理的科学的に反証する。健康な若さに快哉。平安京の男女のなよなよ外れた様、一陣の風こそ心地ぞよき古典は読まないで生きてきた。授業がつまらなかった記憶が尾を引き。読書会縁で読んだ脇田晴子さん女芸能史、ピカリと光った菅原孝標女。さて何を手始めに読めば?と手にした本書は原文併記の新訳がかなり意訳とはいえ、風景が目に浮かぶようで楽しめた。更に「評」なる解題は古典背景文盲の私には有り難かった。千年昔の少女が物語に夢中のあまりその願いを親にぶつけ、そんな娘に大人たちが誠実に応える様も面白い。彼女の一代記の中に立ち現れる輪廻転生物語は浜松中納言物語に昇華し、やがて三島『豊饒の海』へと水脈は枯れず、の日本文学千年〉



ちっとも古くない。

小噺を聞いているような面白さ、軽みなど
感じさせる話や、大時代がかった公達の、
やつれたる恋心なども

ほとんど少女マンガのノリで楽しめる。


一つ嬉しかったのは、現代語に翻案するに当たり
中島京子さんが 島内景ニ氏 の講釈を受講されたこと。

担当編集者の案内であったらしい。
さすがは編集者、よき同伴者であるなぁ。





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最終更新日  2026.05.03 15:37:30
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