民藝をもとめて 故宮博物館
2025/06/04/水曜日/たまに日差し強い故宮博物館で私なりの民藝品さがし◼️ガラス壺、ではなく…かと思いきや、これは水晶製!民藝というより美術工藝品。清朝。ならば乾隆帝コレクション?山中商会の蔵買いの時代、清朝の膨大な工藝品が世界を巡った。この水晶の花瓶にも背後には驚嘆すべき物語が横たわるのだろう。↓おお、これは!造形的には窯変天目茶碗である。素晴らしく美しい。気品がある。 やはり!の建窯ケンヨウ。これも、ずばりの美術品。無いのか民藝は…これ、いいなぁ、色もカタチも大きさも!民藝に近くない⁉︎なんて撮影したら…後日、これも博物館コレクションの名品なのだと知る。うーむ。無知なりに良いものにはハッと足が止まる、目が止まる。息も止まる。中国、宋時代の五大名窯の一つ汝窯ジョヨウ、なのだそう。ナルキッソスとあるからスイセンを生ける花器と思われる。これに白と黄色とグリーン!素晴らしい溶け合いだなぁーおお、これこれ。これはどうじゃ。民藝している。これもまた、名高い定窯の作陶。ホーローにしか見えないけれど-_-bいいなぁ、この色、この肌、この意匠なんと紀元前5〜3世紀の戦国時代の作品だったとは。文化の進み方が早いぞ大陸日本では弥生土器が青森の三内丸山遺跡から発掘されているが。時代が随分下り、唐の時代。これぞ民藝、ともいえるような作風の皿と壺。フタ以外は素朴な作柄。掛け釉?飛び鉋ではないけれど、半島の雰囲気も漂う。おっとりしていて微笑ましい。↓特別展↓刺繍画、緻密すぎる!絢絢しい。漢字の国の書印刷本の国の書膨大な量なので、直感で好きな字を見つけ、その書をゆっくり眺める若いカップルで賑わっていたのが紅楼夢の部屋。なぜ?ここでも刺繍。清朝の貴婦人の匂い袋?↓チャイニーズなインテリア