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カテゴリ:AudioVisual
レビューの続きです。
動画のレビューもやろうと思っていたのですが、適当なネタがないのと、楽天ブログでは動画埋め込みが実質不可なのでその他と合わせて文章だけでのレビューにします。 ■動画 公開当初、AVCHD 1920x1080 59.94iとなっていたのに「59.94i記録/29.97fpsイメージセンサー出力」が追記されたことで各方面で問題視されている動画ですが、個人的には十分です。明るい場所だとパラパラ感が強く出るらしいのですが、まだその状況を確認できていないのでそれについては割愛します。 出てくる画は、持っているHDR-CX500Vよりも美しいと思いました。動画としての滑らかさはもちろんCX500Vの方が上ですが、スチルカメラのビデオ機能として考えれば十分満足できます。秋発売予定のEマウント動画機は、ハンディカムとαの中間領域(NEXはサイバーショットとαの中間領域らしいです)に位置する製品とのことなので(ITmedia)、一眼の美しさと動画機の滑らかさを併せ持ったものになるんじゃないかなぁと思いました。NEXのレビューからはちょっと外れますが、この動画機に関して気になるのは、コチラの内容ではNEX-5/3と同じ「Exmor APS HD CMOS」を搭載予定とのこと。とすると「Exmor APS HD CMOS」自体の性能が見つけられないため確証は無いのですが、このセンサー自体の実力は59.94fpsイメージセンサー出力を持っているということでしょうか。無ければ動画機には持っていけないですよねぇ。そうであれば、NEXでは発熱問題(筐体の都合)で性能をセーブしているのでしょうか...。 ■スイングパノラマ 確かWX1では一度シャッターを切ると途中で離しても最後まで出力画像サイズ分の画を出してくれたと思うのですが、NEXでは途中で切れました。まぁ、そういうものだと割り切って使えば良いのですが、HX5Vなどの「顔・動き検出対応」版とは異なり、動いているものは細切れになったりします(=WX1相当。サポートに確認済み)。そこはちょっと残念でした。 ■人物ブレ軽減/手持ち夜景モード WX1の時も使っていました。夜の照明付き室内で人物ブレ軽減モードを試しましたが、ISO5000まで上がり、さすがにノイズが厳しいと感じます。ただし、動体もきちんと止まって(合成されて)ました。使い方次第なんでしょうけれど、個人的にはうまく使いこなせないかも。手持ち夜景モードはよく言われるように解像感が若干落ちますが、手持ちでこんなのが撮れるんだ、というのは大きいです。 両モード共、スイングパノラマ同様に盛大なシャッター音が出るので、場所を選ぶかもしれません。 ■操作性 iAUTOからの切り替えを除けば、特に悪いとは思いません。iAUTO以外のモードだと、コントロールホイールの中央ボタンで別の撮影モードへの切り替えに入れるので、特にストレスを感じることもありません。Mモード時であればコントロールホイールの下キーで絞り値/シャッター速度の設定切り替えができるし、そこまで酷いものでもないと思います。このカメラのコンセプト/性能からすれば必要十分、むしろよく考えられているな、とも思えるものです。 ■その他 まだそれほど使っていない中での1度だけの現象ですが、再生ボタンを押した時になぜかたくさん撮影した中から5枚しか再生できなくなりました。その時は確か、管理情報の更新をして(修正は行われなかった)、一旦電源を切ったら普通に再生されるようになりましたが、ちょっと不安です。 あとはバッテリーの保ち。前日残り25%くらいだったのが、翌日は電源が入りませんでした。バックアップ電池にもっていかれたのか、それともバッテリーの立ち上がりまでまだかかるのか、それともバッテリー/本体に不具合があるのか。噂はあるのでこれも気になっています。 総合的には、私個人として非常に満足できるカメラでした。まだ試行錯誤ですが、いろいろと良い写真を撮りたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.24 20:20:47
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