ゾディアック
【この暗号を解いてはいけない】『セブン』『ファイトクラブ』で僕に衝撃を与えたデヴィッド・フィンチャー監督最新作の『ゾディアック』を観ました。この作品は実話を基に製作したドキュメンタリー風の作品です。1969年ゾディアックと名乗る人物から俺は殺人をしたと言う手紙が暗号文と一緒に同封されて新聞社に送られてくると言う話。主に活躍するのが新聞社に勤める漫画家と事件を捜査する刑事です。ゾディアックは登場しないのでご注意ください。上の画像がゾディアック・マークだそうです。この暗号文に関心を持った漫画家が犯人を探し出そうと調べ回ります。ですが後半には彼の家に無言電話がかかったりと時々びっくりしました。時には密告者や私がゾディアックだ!と名乗り出る人間まで発生し、事件はさらに混乱を迎えます。ラストは謎に満ちた感じで良かったと思います。デヴィッド・フィンチャー監督らしさがよく出ていた良作です。監督すごい!!エンディングの奇妙な曲も怖さを引き出しています。何がなんだか分からない人のためにゾディアックとは何者なのかを説明します。簡単に言うとアメリカ合衆国で起きた連続殺人の犯人です。ちなみに現在も犯人不明のまま、事件は解決されていません。1990年代にはニューヨークでこの事件を模倣した連続殺人が発生し世間を騒がせました。あと日本でもゾディアックに影響した連続殺人事件が起きてますよ。もっと詳しく知りたい方はWikipediaで調べてみてください。非常に面白いです。【ストーリー】1969年、自らを“ゾディアック”と名乗る男による殺人が頻発し、ゾディアックは事件の詳細を書いた手紙を新聞社に送りつけてくる。手紙を受け取ったサンフランシスコ・クロニクル紙の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)、同僚の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)は事件に並々ならぬ関心を寄せるが……。ゾディアックにすごく関心が沸きました。すごく面白いです→→