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Jun 26, 2006
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カテゴリ:日本代表のこと。




先日の日記で、今回の代表に対して文句を言うのはもう最後にしようと思ったんですが、いろいろな方からコメントを頂いたり、他の方のブログを拝見したりしてみて、最後にするのは余りにも言葉足らずだったと反省する部分もありましたので雫
先日の、言うなればかなり極論であった自分の考えを、再考してみました。


基本的に。
私はやっぱり、ジーコの采配だけが問題だったのではないと思っています。
その一方で、現実、という動かしがたい問題がある。
つまり、現実として、今回の代表選手たちに、私が望むようなことが成し得たのであろうか?
ということ。
単純に言ってしまえば、私が考えていたのは、「何かがダメだったら(この場合は指揮官)別の何かでカバーすれば良いじゃないか」という事でした。
別の何か、というのは、この前も少し書きましたが、何かトラブルが起きてもそんなことで揺らいだりしない、選手たち自身のゲームに臨む統一した方針であったり、彼ら自身による、彼らのやりたいと、やるべきだと思えるサッカー観だったりです。
指揮官があり、その思想の元にワールドカップを目指してきた4年間でした。ただ、結果としてこのワールドカップの戦い方を見た時に、例えば、どんな愚かしいことでもジーコの方針を信じてそれに殉じるほどの信頼が監督に対してあったかといえば、たぶん違うと思うのです。彼らには既にキャリアがあり、彼ら自身が努力して積み上げてきた中での自分の哲学もあったと思う。もちろん、それは個々のものですから、チームとして戦う時に、それをひでのように全部主張したりはしなかったケースもあるでしょう。ただ、そういう自分なりの価値観と、指揮官の求めるものとの間に、一度でも、違和感や疑問が浮かばなかったといったら、それは嘘だと思うのです。
その時に、彼らは指揮官の意識との違いを埋めようと、トライしようと思ったことは、あったのだろうか、と。



私が精神的に未成熟なのかもしれませんが、私はかなり頑固で頭の固い部分があり、なかなか自分を曲げられない部分が正直あります。もちろん、最後まで曲げずに通すわけではなく、納得すれば喜んで曲げますけれど泣き笑い その納得する為に、私は徹底的に話し合いをして、疑問点をなくさないと進めないんです。例えば、自分が参加しているプロジェクトの方針がどうしても自分には納得出来ない、理解できない、と思うと、その違和感を埋めないまま、自分が感じている違和感をなんとなくやり過ごして仕事を進めるというのが出来ない。
形式的に、上司に楯突くようなことになることもあります。周りははらはらするみたいで雫 どうせあの人には言っても聞かないんだからムダだよ、睨まれるだけ損だよ、なんて諭されたりもする、イイ年をして泣き笑い でも、私はそういう理由で諦めてしまうのがいやなんですよね。自分が仕事をしていく上で、おかしいと思いながらやっていくことが出来ないんです。それに、おかしいと思いながら黙ってそれをやって行って、結果的に頓挫した時に、ほらね、やっぱりね、みたいに言うのって、むしろ犯罪だと思ってますからNG
だって、おかしいと思っていたのに、わかっていたのに、それを黙っているのは、出来る事をやらなかったってことでしょう? 少なくとも、私にとってはそうなんです。おかしいと思うなら指摘するべきです。自分の意見として、主張すべき。そういう点で言えば、ひでのとった行動は決して間違いじゃない。ただし、彼の場合は、彼のチーム内の立場ということを考えずに自分の言いたいようにやりたいようにしかやらなかったことが問題でした。彼のようなキャリアがあり、その振舞い方によっては強烈なカリスマ性でチームをまとめることも可能だったはずなのに、余りにも自分勝手に見える言動が、かえって他のチームメートとの距離を生んでしまった。配慮がなさ過ぎたんですよね。一説によれば、彼は自分の意見に対する反論を受け付けなかったとも言われていますし雫(本当だったら大変なことですよ...)
まぁ、そんな風に、はっきりとした意図の見えない采配や、現実も見ずに都合の良いように選手の自主性に任せるという言葉で職務放棄をするような監督や、こちらに配慮もせずに自分の価値観を押し付けてくるようなチームメートに、もしかしたら、他の選手たちはそもそも、戦う前から嫌気がさしていたのかもしれません。チームとしてまとまれるような、状況になかったのかもしれない。
けれど、ここでもう一度、よーく考えてみたいのです。
それを何とかするチャンスは、本当になかったのか?と。
これを考えることは、決して過去のことに留まるものではないと、私は思うのです。
つまり、それが日本人特有の性質に根ざしているものだとすれば、その改善こそが、キーになるものの、はずだから。


ワールドカップで本当に勝とうと思った時。
何としてでも勝ちたいと思った時。
どうすれば勝てるかを、考えるでしょう?
そのためには、自分の中のわだかまりや不満もおさえられる、それが心の強さでしょう。
諦めたり、投げたりしている状態では、戦えないです。
そして、そんな状態をおかしいと思いながら何とかしようとしなかったのだとしたら、その心理状態こそが、問題でしょう。
仕事には、必ずファイナルの目標があるんです。それを成し遂げる為に、どんなプロセスをとるかが決まってくる。彼らの仕事も同じです。プロセスありきではなく、最終目標ありきのはず。そのためにはどんな犠牲も厭わないと、それほどの思いがなければワールドカップなんて勝てない。
今、強豪国といわれる国々が決勝ラウンドを戦い始めているけれど、彼らの1ゴールを入れたときの喜び方や、勝った時の喜び方、負けた時の打ちひしがれ方を見ていると、良くわかる。その、ハンパじゃない、真剣さが。
勝つためにあそこまで、ニッポンはしたんだろうか、と思わずにいられません。
今の段階では、それは、指揮官の采配や、チームメートの激しくて厳しい言葉によって、簡単に萎えてしまうものだと、そうとしか言いようがないでしょう。
確かに、選手の自主性に依存しすぎていた部分はジーコの最大の失敗ですが、それは何もこの大会に始まったことではない。そういう流れの中での4年間で、疑問に思ったか思わないかはわからないけれど、少なくともそれは改善されずにここまで引っ張られてしまった。
やっぱり、出来ることを全部やったとは思えません。


これからすべきことは、今回の失敗をどれだけ速やかに取り戻し、そこからの上積みを当初の目標に対しどこまでリカバリーできるか。
前にも書きましたが、実質日本は、フランス大会から見て、勝ち点1分しか進化できなかった。これだけ世界で戦うに十分なタレントが揃っていながら、です。つくづく、サッカーというのは、チームとして機能できなければ駄目なのだと思います。
次の指揮官が本当にオシムさんになるのなら、方針は本当にガラリと、それこそ180度変わるでしょう。彼も選手に自分で考えさせますが、独断は許しません。スタンドプレーも許しません。チームの為に出来ることを全部やらない人間ならば、どれほどのタレントの持ち主でも起用しないでしょう。私は、その点で彼がいわゆる”ゴールデン・エイジ”の選手たちをごっそり切ってくる可能性もあると思っています。まぁ、わかりませんけれどね雫
逆に、彼が可能性を感じれば、ウッチーが代表に選ばれる可能性だってある。Jの選手達全員に可能性があるなんて、こんな素晴らしいことはないでしょう。全体的にモチベーションが上がりますからねウィンク
オシムさんがやるかどうかは最終決定ではないようなので、この期待が糠喜びにならないことを今は祈るのみですが泣き笑い


日本のプロサッカーの歴史を考えれば、確かにまだまだ大人になりきれなくてもしかたないのかもしれないけれど、そんなことは言っていられない。
監督の期待に応える為に必死になれる誠実さ、もしくは、疑問に思えばそれを監督に質すだけの自負と自意識を持てる成熟さを、少しでも多くの選手が持てるように。
監督を素晴らしい人にしただけで勝てるようになるほど、簡単な甘い話ではない。
彼の御方の言葉をお借りするならば、「戦うのは選手であって、監督ではない」のですからウィンク











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Last updated  Jun 26, 2006 11:34:11 AM
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