Brave Heart

2008/12/29(月)22:35

決勝へ。

ガンバ大阪(554)

ガンバ、勝ちました。 今日は本当に、本当に苦しかった。 見ていた私がこんなに苦しかったんだから、 やっている彼らはもっと苦しかったと思う。 もう、こんなになるまでどうしてやらなくちゃいけないんだろうと、 そんな筋違いなことを思いながらも、同時に、 彼らが挑むと決めたものの厳しさと、 それに対する一切の情け容赦ない凄まじいほどの執念を、 これでもかと見せつけられました。 私、生まれて初めてですよ。 試合終了までのロスタイムが2分と表示されて、 自分の時計でそれを計ったのは。 その間、もう胸の奥から熱いものがこみ上げてきて、 終わった瞬間、涙がこぼれました。 120分に渡って死闘を繰り広げた彼らの、 勝利に対するこれほどまでに強い気持ちを見せられたら、 もう、普通に立ってなんていられなかった。 最初に書きましたが、もうね、 試合やる度にきつくなっていきますよね、本当に。 電池切れるの、確実に早くなってる。 今日はもう、前半の途中からしんどそうだった。 そんな中、いつもきついはずのその一歩を誰よりも早く踏み出す ミョウさんのタフさに脱帽でした。 彼自身万全じゃないはずなのに、 守備でも攻撃でも、行って欲しい一歩を必ず出してくれる。 頭が下がる思いです。 誰にも真似できないと思いました。 ヤットが万全じゃないってことは、 彼のプレー振りからは全くわからなかったです。 ただ、交替するとわかった時には、 そうか、やっぱり無理だったか、と。 名古屋戦でプレースキック蹴らなかったから、 覚悟はしてたんですけれどね。 でも、彼が下がった事は、今日は良い効果を生みました。 全員が、つらいはずなのにそこから更に120%の力を出して、 攻守に渡ってハードワークしたから。 智くんは、前に出てボランチのポジションでの インターセプトを盛んに仕掛けていたし、 途中から入ったちんくんと秋も、一番きついこの時間帯に、 一番頑張らなくてはいけない守備で本当に頑張ってくれた。 今、やらなくちゃいけないこと、という点に置いて、 チームは本当に一つにまとまっていました。 だからこその、勝利だったと思います。 ここまで出場してもあまり目立った活躍の出来なかった若手二人、 ちんくんと秋も、今日は本当にがんばりました。 ちんくんは最初、パスミスが多くてリズムに乗れなかった感も あったんですが、途中で守備を頑張りながら、乱れた自分のリズムを しっかり取り戻したし、秋は秋で、身体を張ったディフェンスで びっくりするほどの強さを見せ、ボールへの執念で相手を圧倒した。 将生はね~、最後、パスじゃなくてシュート打ってくれたらOKだったなぁ^^; でも、難しい時間帯に入って自分のしなくちゃいけないことを、 しっかり遂行しようとしていたと思います。 今のガンバは本当に満身創痍だけれど、 こんなにしっかりやれる若手がちゃんといるからね(^0-) やっぱり、大丈夫だと思う。 残るは、遂に一つ。 決勝を残すのみです。 天皇杯の決勝と言えば...長くなるので止めますが^^; あれから、10年という月日が経って、 再びそれをヤットが手にするチャンスが巡ってきた。 あの頃のフリエの状況と今のガンバは全く違うけれど、 (そもそも、あの時のフリエを他のどのチームとも同じに 考えることはできないことですから) ひたすら天皇杯を目指す、その気持ちは同じだと思っています。 ここまできたら、もう相手がどこでも関係ない。 目指すは、ただ一つ。 勝利あるのみ。 本当に、本当に、 言葉になんて出来ないほどハンパなく厳しい状況ですが、 チームは本当に結束して良い状態にあると思います。 ここに来て、若手がしっかり働いてくれたのも大きい。 全員で頂点を目指して、fight!!!!

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