2008/12/29(月)22:35
決勝へ。
ガンバ、勝ちました。
今日は本当に、本当に苦しかった。
見ていた私がこんなに苦しかったんだから、
やっている彼らはもっと苦しかったと思う。
もう、こんなになるまでどうしてやらなくちゃいけないんだろうと、
そんな筋違いなことを思いながらも、同時に、
彼らが挑むと決めたものの厳しさと、
それに対する一切の情け容赦ない凄まじいほどの執念を、
これでもかと見せつけられました。
私、生まれて初めてですよ。
試合終了までのロスタイムが2分と表示されて、
自分の時計でそれを計ったのは。
その間、もう胸の奥から熱いものがこみ上げてきて、
終わった瞬間、涙がこぼれました。
120分に渡って死闘を繰り広げた彼らの、
勝利に対するこれほどまでに強い気持ちを見せられたら、
もう、普通に立ってなんていられなかった。
最初に書きましたが、もうね、
試合やる度にきつくなっていきますよね、本当に。
電池切れるの、確実に早くなってる。
今日はもう、前半の途中からしんどそうだった。
そんな中、いつもきついはずのその一歩を誰よりも早く踏み出す
ミョウさんのタフさに脱帽でした。
彼自身万全じゃないはずなのに、
守備でも攻撃でも、行って欲しい一歩を必ず出してくれる。
頭が下がる思いです。
誰にも真似できないと思いました。
ヤットが万全じゃないってことは、
彼のプレー振りからは全くわからなかったです。
ただ、交替するとわかった時には、
そうか、やっぱり無理だったか、と。
名古屋戦でプレースキック蹴らなかったから、
覚悟はしてたんですけれどね。
でも、彼が下がった事は、今日は良い効果を生みました。
全員が、つらいはずなのにそこから更に120%の力を出して、
攻守に渡ってハードワークしたから。
智くんは、前に出てボランチのポジションでの
インターセプトを盛んに仕掛けていたし、
途中から入ったちんくんと秋も、一番きついこの時間帯に、
一番頑張らなくてはいけない守備で本当に頑張ってくれた。
今、やらなくちゃいけないこと、という点に置いて、
チームは本当に一つにまとまっていました。
だからこその、勝利だったと思います。
ここまで出場してもあまり目立った活躍の出来なかった若手二人、
ちんくんと秋も、今日は本当にがんばりました。
ちんくんは最初、パスミスが多くてリズムに乗れなかった感も
あったんですが、途中で守備を頑張りながら、乱れた自分のリズムを
しっかり取り戻したし、秋は秋で、身体を張ったディフェンスで
びっくりするほどの強さを見せ、ボールへの執念で相手を圧倒した。
将生はね~、最後、パスじゃなくてシュート打ってくれたらOKだったなぁ^^;
でも、難しい時間帯に入って自分のしなくちゃいけないことを、
しっかり遂行しようとしていたと思います。
今のガンバは本当に満身創痍だけれど、
こんなにしっかりやれる若手がちゃんといるからね(^0-)
やっぱり、大丈夫だと思う。
残るは、遂に一つ。
決勝を残すのみです。
天皇杯の決勝と言えば...長くなるので止めますが^^;
あれから、10年という月日が経って、
再びそれをヤットが手にするチャンスが巡ってきた。
あの頃のフリエの状況と今のガンバは全く違うけれど、
(そもそも、あの時のフリエを他のどのチームとも同じに
考えることはできないことですから)
ひたすら天皇杯を目指す、その気持ちは同じだと思っています。
ここまできたら、もう相手がどこでも関係ない。
目指すは、ただ一つ。
勝利あるのみ。
本当に、本当に、
言葉になんて出来ないほどハンパなく厳しい状況ですが、
チームは本当に結束して良い状態にあると思います。
ここに来て、若手がしっかり働いてくれたのも大きい。
全員で頂点を目指して、fight!!!!