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カテゴリ:その他
私の実家の片付けが今日ようやく終わった。
母が亡くなり49日が済んだ3月末から弟と片付け始めた。 元々、とても整理整頓好きな母だったが、昨春、母の体調が思わしくなくなった頃から、母自身何か感じていたのだろう・・娘の私が驚く程、家の中の品々はわかりやすく分別され整理整頓されていた。 しかし、それでも片付けには2ヶ月も掛かってしまった。 通常の引越しならそのまま持っていけばよいが、弟と私それぞれ所帯を持っているし、収容能力にも限りがある。 お互い仕事もあるので、できるのは毎週日曜。 家の中から出てくる思い出の品々・・父と母と弟とすごした昔にタイムスリップしてしまう、ついつい話に花が咲きなかなか進まない。 どれも捨てがたいが全部持っているわけにもいかず、心を鬼にして捨てれる物は捨てた。 全部片付きガランとなった部屋を掃除した。 母の寝室だった部屋から絨毯を剥がし、青い畳が出てきた。この部屋は昔私の部屋だった。 この家に引っ越してきた時、初めて自分の部屋をもらえて嬉しかった日のことが急に蘇ってきた。 一人でいたら泣いてしまいそうになったので、娘と甥っ子を呼んでおもしろい話をした。 ブレーカーを落とし、カギを締め、外に出ると32年前ここに引っ越してきた時私と同じくらいの背丈だった銀杏の木が、立派な大木になっていることに気がついた。 さて、こうして実家は片付いたが、実家から持ってきた品々で倉庫と化した我が家の和室の片付けはいつ終わるのだろう。 梅雨前には何とかしないとカビが生えそうだ。まいったな。( ̄∇ ̄;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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