お気楽融通無碍

2007/11/21(水)00:49

ワールドトレードセンターを偲んで

追想(3)

↑↑↑↑↑ ランキング参加中です。 今日はこれまでと趣が変わって、話が重たくなってしまいます。 ここ3日間ほど、ごく平凡な出来事ばかり記してきた心境を 自分なりに反芻してみて、、、 日々の幸せへの感謝を忘れない為にも、 あえて、書き留めておく事とします。 先週土曜日の晩、 「ワールドトレードセンター」のDVDを観ました。 いわゆる、ハリウッドのパニック映画とは一線を画す、 事実に基づいて描かれた、とてもまじめな映画です。 変わらぬ日常の大切さ、家族の絆、 危機に瀕しての人と人の助け合い、 生きる事そのものを、改めて考えさせられる映画でした。 普段は、途中で飽きてしまう子供達も、 あの9.11の記憶を振り返りながら、 最後までまじめに観ていました。 最初は、子供達に見せるべき映画かどうか 迷いもしたのですが、 我が家のケースで言えば、見せた事は、 正しかったのだろうと思います。 家族で、当時の記憶を色々と話合いました。 9.11の当時、我が家は海外に住んでおり、 事件は現地時間の午後に発生しました。 たまたま、家に忘れ物を取りに立ち寄ると、 テレビがついていて、 どのチャンネルでも事件を生中継していました。 家族一同、あまりの非日常的な事件に驚き、 何が起きたのか、事態もよく飲み込めないまま テレビを見ていると、2機目がビルに突入する、 「その瞬間」を見てしまいました。 更に、その後、仕事に戻った先で、 ビル崩落の悲報を聞きました。 心配になって、直ぐに、 暫く音信の無かったニューヨークの友人に 安否確認のメールを入れました。 翌日、「無事」という記述の後に、 お子さんが、通っていた幼稚園の窓から、 崩落の様子を見てしまい、 とてもショックを受けているとの、 返事が返ってきました。。。 更に時を遡ること80年代前半、 まだパン・ナムが就航していた頃、 この友人を訪ね、生まれて初めてNYに行った際、 NY観光ならここと言われ、案内して貰ったのが ワールドトレードセンターです。 展望台に登る前、映画にも出てきた場所の近くで、 100ドルの両替をした記憶があります。 就職後返済のローンで卒業旅行していた私には、 なけなしの大金。 1ドル200円以上もした時代でした。 展望台からビルの真下が見下ろせた事、NYの眺望、 今でも鮮明に覚えています。 しかし、貧乏学生が感動したそのビルは、 今はもうこの世にありません。 NYは、最初の訪問以来、もう4半世紀近く 行く機会がありませんが、 いつかあの場所に行って、花を捧げてきたいと思います。 サポート・ロー 公務執行中に怪我をしたり、殉職なさった公務員の方々やそのご家族に敬意を表するモデル9.11特集 Support Law Enforcement公務執行中に怪我や殉職された方とご家族に敬意を

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