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2012.12.06
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カテゴリ:美術
昨日は仕事の前に西新宿、損保ジャパンビルにある東郷青児美術館の所蔵作品展

「絵画を巡る7つの迷宮」

を見てきました。

備忘録として、拙いながら感想を書いておこうと思います。


今回は、19世紀から現代までの作品が中心の展示となっています。

入り口を入るとすぐに
「妖精の迷宮」
と題したコーナーがあり、東郷青児の作品が14点、展示してあります。
一番、最初にある「コントラバスを弾く女」は大きさもあってインパクトがあります。

戦前の作品はキュビズムやシュールレアリズムの影響が強く感じられます。
1950年代以降になると独自のスタイルが確立されて、端正でなめらかな女性の絵が並びます。

「望郷」や「モロッコの女」など多くの美しい絵が並ぶ中、私は「レダ」という作品に強い印象を受けました。ギリシャ神話を題材とした実に幻想的な絵で、帰りにミュージアム・ショップで絵葉書を買ったのですが、印刷だと全然、良さがわからないですね…(--;

次のコーナーは
「人物の迷宮」
で、肖像がや自画像の展示です。

ピカソの画学生だった頃の作品「長いひげの裸体男性像」、ちょっと漫画っぽい藤田嗣治「猫と少女」が印象的でした。

「風景の迷宮」
には6枚の風景画が並びます。
シュールレアリズム的な井上覚造「猟人日記」が面白い絵でした。
富岡惣一郎「雪・信濃川・卯の木」は水墨画を連想させるような作品です。

「色と形の迷宮」
は抽象画のコーナーで、バロン=ルヌアールという作家の作品が多くありました。
油彩の作品が並ぶ中、油彩と全く同じような感じで織り上げられたタペストリーの作品「調和」が面白かったです。

「描写の迷宮」
では、抽象画を経て具象に戻った現代の作品。
雑誌「FOCUS」の表紙を描いていた三尾公三の作品「Fiction Space2」「回想の朝」はエアブラシで描かれた作品だそうで、ここまで見てきた作品とは異質な表現を感じました。

6番目のコーナーは
「絵画の迷宮」
このコーナーは統一感を持たせている訳ではなく様々な表現方法の作品がありました。
小杉小二郎「月・追憶」の物悲しい雰囲気に惹かれました。

7番目のコーナーは
「画家の迷宮」
おなじみゴッホの「ひまわり」などはこのコーナーに組み入れられています(^^;

ピカソが1959年に描いた「バッカス」という作品がありました。
子供のいたずら書きのようなユーモラスな作品なのですが、「人物の迷宮」のコーナーにあった1895~96年に描いた「長いひげの裸体男性像」が真面目に描いてあるのと比べると、なんだか可笑しかったですね。

最後にオマケ(?)のコーナーとして
「もうひとつの迷宮」
があり、アメリカの女性画家グランマ・モーゼスの作品が8つ展示してありました。
どの絵もアメリカの田舎の、のどかな風景を暖かい視線で描いたものです。

グランマ・モーゼスは60歳で絵を描き始め、79歳でニューヨーク近代美術館に展示されてから人気画家になったのでそうです。
こういう話を知ると、人間って一生チャレンジ出来るんだなー、と勇気づけられますね。



平日の夕方で収蔵品店ということもあってか、とても空いていて、ゆっくりと楽しめました。
料金は500円と、とってもお得です。

12月24日まで開催していますので、お近くの方は是非、足を運んでみて下さいませ。


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【BarW 今後のライブ予定】
◆12月9日(日)
出演
Time&Souls
麻衣 ボーカル
大樹 ギター
広重千草 ピアノ

オープン 18:30
スタート 19:00(2ステージ)

チャージ ¥2000(ドリンク別)


◆12月16日(日)
出演
TAMU  ボーカル
大野木努 ギター
大樹   ギター

オープン 18:00
スタート 19:00(2ステージ)

チャージ ¥2000(ドリンク別)


◆12月26日(水)
出演
八木映美 ボーカル
英(はなぶさ)佑紀 ピアノ

オープン 19:00
スタート 20:00(2ステージ)

ミュージックチャージ無料


◆1月16日(水)
出演
Jun-G(ボーカル&ピアノ)
藤谷典史 ギター

オープン 19:00
スタート 20:00 (~22:00頃まで。)

*ミュージックチャージ無料


◆1月20日(日)
出演
「もんご」
スミ☆アヤコ ボーカル
川久保典彦  ピアノ

オープン 18:00
スタート 19:00(2ステージ)

チャージ ¥2000(ドリンク別)



BarWでは日曜日のライブ出演者を募集しております。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。


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最終更新日  2012.12.06 16:26:27
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Re:東郷青児美術館所蔵作品展「絵画を巡る7つの迷宮」を見てきました。(12/06)   中島ラモス さん

 東郷青児!あのシルキーなタッチがいいんですよなあ。実は北九州市立美術館にも何点か作品が所蔵されております。

 そして、実は『レダ』も来たことがあるのですよ。こっちのモネの作品が借り出された代わりに来てました。(こうやって、保険を相殺する意味で、お互いに交換で貸し出す方法があるらしいですな) (2012.12.06 16:51:54)

Re[1]:東郷青児美術館所蔵作品展「絵画を巡る7つの迷宮」を見てきました。(12/06)   代々木BarW さん
中島ラモスさん

東郷青児さんの作品は直に見て、初めて魅力が解る感じでしたねー。ラモスさんの言う「シルキーなタッチ」は印刷物では分かりませんね(^^;;

><br /> 東郷青児!あのシルキーなタッチがいいんですよなあ。実は北九州市立美術館にも何点か作品が所蔵されております。<br /><br /> そして、実は『レダ』も来たことがあるのですよ。こっちのモネの作品が借り出された代わりに来てました。(こうやって、保険を相殺する意味で、お互いに交換で貸し出す方法があるらしいですな)
----- (2012.12.07 03:22:29)

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