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カテゴリ:ウイスキー
最近、新宿の京王百貨店の地下にあるルピシアで紅茶を買っています。
ここは店頭に、缶に入れたサンプルの茶葉が置いてあって、自由に香りを嗅ぐことが出来ます。 種類がとても豊富にあるので、いつも50グラム入りの袋を2種類くらい買って、飲み比べたりしています。 昨日は、ひとつは前々回に買って凄く美味しかった「伊勢玉露紅茶」(店頭のサンプルには無かったのですが、訊いたら在庫があって出してくれました。)に決めて、もうひとつを何にしようか、あれこれ香りを嗅ぎながら考えていました。 その時、正山小種(ラプサンスーチョン)に当たったのです。 中国のお茶というと烏龍茶のイメージが強すぎて、「中国産の紅茶は飲んだこと無いなー。」と思いながら、香りを嗅いだのですが… 「なんだこれ!?」 嗅いでビックリ。香りが完全にスコットランド、アイラ島で作られるシングルモルト・ウイスキーと同じなのです。 説明書きに「燻製紅茶」と書いてあるので、スモーキーなのはまだ解るのですが、アイラモルト特有の正露丸のような香りまでしっかりとあります。 この香りを知って、バーテンダーとして飲まない訳にはいかないので(?)もちろん購入。 早速、お店に行って淹れてみました。 茶葉の状態の時だけでなく、お茶として入れてもアイラモルトそっくりの香りです。 違いは、アイラモルトには樽熟成が由来の甘い香りが感じられるのですが、ラプサンスーチョンにはそれが無い、ということくらいでしょうか。 飲むと、強烈にスモーキーで、後味にもしっかりとそのフレーバーが残ります。 不思議なのは正露丸のような香りの方で、アイラモルトの方は、麦芽を乾燥させる時に焚くピートに海草が混じっているから、ということがよく言われます。 お茶にこの香りがある、というのはどういうことなのか気になって、ネットで色々調べてみました。 この紅茶は、通常の製法と同じように発酵、乾燥させた後に、もう一度、松の木を弱い火で燃やして乾燥させるそうです。 弱火で燃やすことによって、松の木に含まれる精油分が揮発して、茶葉に吸収される、というところがポイントみたいですね。 松の燻香はクレオソートの香りに近いことから、このような香りになるとのことです。 非常に強い香りの紅茶ですが、英国では硬水で淹れるのでそこまで香りは強くならず、スッキリした味わいになるようです。 それにしても、世界には色々なお茶があるのだなー、とビックリしました。 もし飲んでみたい方がいらしたらBarWに来た折に言って下さい。 サービスでお出しします。 ただし、その際はアイラモルトも併せてご注文下さいませ(笑) 古典派のフレーバー紅茶 ラプサンスーチョン (正山小種) 50g 好きか嫌いかそのどちらかしかないラフロイグ 10年 40% 700mlLAPHROAIG 10years 40% 70cl 【BarW今後のライブスケジュール】 ◆5月8日(水) 出演 藤谷典史 ギター 田代祐介 ギター オープン 19:00 スタート 20:30 (~22:30頃まで。) *ミュージックチャージ無料 ◆5月12日(日) 出演 「もんご」 スミ☆アヤコ ボーカル 川久保典彦 ピアノ オープン 18:00 スタート 19:00(2ステージ) チャージ ¥2000(ドリンク別) ◆5月19日(日) 出演 横山貢介 ギター 佐々木正治 ギター オープン 19:00 スタート 19:30(2ステージ) チャージ ¥2000(ドリンク別) ◆5月26日(日) 出演 山口友也 トランペット 藤谷典史 ギター 吉木稔 ベース オープン 19:00 スタート 19:30(2ステージ) チャージ ¥2000(ドリンク別) ◆6月9日(日) 出演 river&tree + 日永沙絵子 日永紗絵子 ボーカル 田中晃二 ピアノ 大樹 ギター 星野智子 パーカッション オープン 18:30 スタート 19:00(2ステージ) チャージ ¥2000(ドリンク別) 【ご予約、お問い合わせはBarWまで】 ぐるなびBarW 【Barブログランキング参加中。ポチッとご協力よろしくお願いします。】 にほんブログ村
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最終更新日
2013.05.02 17:19:22
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