2007/03/24(土)00:46
行動力でプロになるρ(・・。
(。・・)σポチッ
ランキング巻き返し狙ってます
誰でも経験があるのではないでしょうか。
身近に積極的で行動力のある同僚や友人が居て、
それに触発されて自分のモチベーションまで上がったり、
そういう人とチームワークを組むことによって、より良い結果が出せる。
どのような職業でも、人との関わりなしには成り立ちませんから、
そういう生き方が理想だと思います。
さて、今年初めの大手のキャットウォークを機会に、
アシスタントを起用するぞ、と決めたYO-YO。
常日頃送られてくる、「アシ志願」さん達の連絡先や紹介文は
いざという時の為に取り置いてあったものの、
いまひとつ、「この人だ!」というパンチの効いた印象に残る人がありません。
希望としては、やはり意志の疎通や文化が共通していて一緒に働きやすい、
日本人が良いなぁと考えました。
唯一、一昔前にアプローチしてきた「ロンドン在住」の日本人男性が居ましたが、
メールには「1月にビザが切れる」とあったので、少し疑心暗鬼で電話してみると‥
留守電。
メッセージを残したけど返答がありません。
やはり帰国済みか‥_| ̄|○
と、そこへYO-YOの携帯がリンリーン!
「あのぉ、HPを見たんですが‥」と若い日本人の男の子の声。
なになに、美容師で、今もロンドンのサロンで働いている?
決定~ヽ(´▽`ヽ)←安易
ショー本番前に顔合わせしたいとの、このケンタロー君の希望で、
自宅へ来て貰うことに。
藤原○也似の、若干22歳。
願掛けに伸ばしているロン毛に、働いている韓国系サロンで強引にかけられた
ラーメン・パーマをなびかせて、やってきました。
おっとり気弱な感もある喋り口で、飄々としたスリムな体ながら、
なかなか力持ちで、展望のハッキリした彼である。
東京の某有名サロンで一年間修業した後、
単身ロンドンへ渡英。
朝~午後まではフル・タイムで英語学校へ通いながら、
午後~夜遅くまで、これまたフル・タイムでロンドン市内のサロンで働いているという。
親に頼りたくないから、現在の生活費も、
将来大手サロン・アカデミーで勉強する為の学費も、
全て自腹で稼いでいるそうだ。
もぅこれ聞いただけで、「筋がある」って思っちゃうじゃないですか。
英語もおぼつかないのに、ここロンドンで、しっかり自力で仕事まで獲得し、
更にヘア&メイクアップアーティストになりたい、という夢を叶える為に、
YO-YOに迷わず電話作戦してくるあたり‥‥‥
物凄い行動力と勇気の持ち主に違いない。
ショーの当日、メイクはまだ慣れないということで、
じゃあYO-YO&Akemiさん(助っ人で来て頂いたプロのヘア&メイクさん)のフォローに、
ネイルポリッシュ塗りとベースメイクだけ担当して貰いました。
この日は、ロンドンの大手サロンからヘアー担当のヘアスタイリストが数名と、
そのアシスタントがたんと来ていました。
その中に一人、機材と道具調達として、とある黒人女性が早目の時間から一人で参上して、
ドレッサーの支度をしていました。
ショーが終わると、スタイリスト&アシさん達はさっさと退場し、
その黒人女性が後片付けをしていました。
メイクもスッカリ帰り支度が済み、YO-YOがファッションスタイリストと
話をしている間に‥‥‥
ケンタロー君は、誰も知らぬ間に、この女性にチョコチョコと近付いていって、
ちゃっかり連絡先をゲットしていました。
因みに、この女性、このサロンのマネージャーでした。
実はケンタロー君、当時働いていた韓国系サロンに不満を抱いていました。
スタッフが韓国人&日本人=客も韓国人&日本人で英語が上達しない、
閉店後や休日の練習が全くなく、
皆とっとと帰宅してしまいジュニア・スタッフを放置状態なので腕が上がらない‥
故に、そんな不満を満たすグレードの高いサロンで働きたい、と
思っていたらしいのです。
ショーの数日後、別のショーで今度はケンタロー君にヘア担当をして貰いました。
その際、「こないだの、あのサロンにCV(履歴書)持って飛び込みで行ってきました」
Σ(・□・;ノ)ノ早っっっ
「お店見せて貰って、マネージャーと話したら、上司と相談してみるって言ってました」
おぉっщ(゜Д゜щ)それって希望持って良いんじゃん!?
更に、その数日後、今度は短編映画の撮影で、彼をまたしてもヘア担当に駆り出しました。
すると‥
「今度の火曜日に面接することになりましたぁ~(★´w`★)ノ」
それは、受かるっきゃないですねっщ(゜Д゜щ)
とまぁ、3日間、短編でヘアをこなしてくれた彼に、
「面接頑張ってねぇ~」と ^▽^)/”言って別れた後‥‥‥
「あそこのサロン、決まりましたぁ。来週の月曜から働くことになりましたぁ」
との報告が★☆★☆★
「週に一回練習日があって、休日出勤してモデル持参すれば、
お店の商品使って練習しても良いそうです♪」
他人事ながら、アッと言う間の短い期間に、
すいすいと、汗水垂らしている様子もなく、常に飄々とした雰囲気を保ちつつ、
着々と前へ前へ、と事を進めてゆくケンタロー君の行動力に脱帽です。
しかも、着実に、上へ、上へと向かっている!
YO-YOはよく、「ロンドンで働きたい」「ヘア&メイクになりたい」という方々から、
お便りを頂きますが、
皆さん、まだ野望が漠然としていて、
物事を階段のように順序立てて、着実に前進する方向で計画している人は
少ない気がします。
気持ちばかりが先行して、「○○したい」という夢は持っても、
具体的に、どういう方向で進んでゆくか?
どうすれば実現するか?
というプランがないのが現実ですね。
そんな中、ケンタロー君の生き方は、
今から海外で働きたい、とか
ヘア&メイクさんになりたい、
という方々の大変良いお手本になると思います。
YO-YOもロンドンのメイク学校を出た日、
一番に考えたのは「明日から何をすべきか?何が出来るか?」でした。
ある事ない事(←おい)メールに欺瞞を書きまくり、
何百通というメールをロンドン中の写真家に送信しました。
先ずは良いポートフォリオ(ブック、作品集)を完成させることが先決問題でした。
それが完成すると、今度は、それを武器に売り込みです。
自己作品写真を盛り込んだ名刺を沢山つくり、
出会う人、全てに手渡しました。
映像製作関連のサイトに登録してHPのリンクを貼り、
どんな些細な撮影でも、関われるものには、貪欲に関わりました。
信頼を得る為に、細かい配慮や心配りを念頭に置いて、
生真面目に働きました。
そーやって今があるのだと思います。
まだまだ昇る階段は何百とありますが、
1つ1つの撮影で人脈のネットワークを築き、
実践を積んで成功や失敗から沢山の事を学び、
気付いたら膨大な数の撮影をこなしていました。
内容的には、自己不満はあるものの、
それは今後、注意深く周囲に目を光らせて発展してゆけば
良いのです。
肝心なのは「始める」こと。
先ずは、「着実に」辛抱強く、頭で思っていることを実際の行動に移してゆくことですね。
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