YO-YO　TAYLER　ロンドン発ヘアメイクのお仕事場

[映画撮影] カテゴリの記事

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  切ない脇役

  (。・・)σ愛のポチッ今年の春は珍しく繁盛期で色々な撮影をしました。過密スケジュールだった為にブログ更新は勿論のこと、ブロ友さんの日記にお邪魔することも出来ず、音信不通の無礼者状態です…(。-∀-)さて、そんな繁盛期にヘア＆メイク担当した中の一作が、４０年代を舞台にした刑事ネタ。４０年代はハリウッド全盛の時代ですから、ヘアもメイクも男女問わず、一定の法則があったのですよね。そんな４０年代ハリウッド女優役の女性。写真提供：MoonlightingFilms見目麗しいデス（・ｗ・）素顔はおぼこい若年なれど、なかなかシッカリ者で、何より、どぇらい化粧映えする人でした☆正に美女っ！助かるぅ～∩^ω^∩んが。物語の中では既に殺害されてしまっているので、映画の半分は死人状態。絞殺ですね。ってことで、首に痕跡あり。相手役の刑事さんも、いかにぃ～も、あぁこぅいぅ刑事さん、きっと、あの時代に居たよネ、って感じの、スリックバック（オールバックの前髪ありバージョン）がめちゃんこ似合うお方でした。でも。あの時代って、男性は必ず、貧富の差を問わず、帽子かぶってたんデス。なので、屋内ロケ・シーン以外は、主演俳優さんもエキストラさんも、皆さん帽子。これぢゃ顔がよく分からないワン。でもでも。なんか「アンタッチャブル」みたいでカッコ良ぐね？んでもって、ですね。数あるエキストラの中に、こんな人が居たのです。なんでも芸能人目指して日々邁進、今はエキストラ専門で頑張ってるみたいです。ちうか、さ。こぅ言ってしまっては、なんですけど、やはり一人一人の絵面をよぉく拝見すると、やっぱり皆さん「脇役顔」なんだよねぇ…(。￣ω￣)…。彼等が物語の主人公になるのが、全く想像出来ない…。中には、下積み時代にエキストラからキャリアを始めて、徐々にヒエラルキーの階段を昇って、晴れて主役級になる方もいらっしゃいますけど。以前、何度か撮影を御一緒した日本人男性の俳優さんは、エキストラから始めたけど、事務所に、「たとえ一度でも準主役や主役をやったら、もぅ二度とエキストラの仕事は請けるな」と言われたそうです。つまりまぁ、「都落ちするな。後退するだけだから」って事なんでしょうね。でぇ。上記のエキストラ軍団の一人のピン写真の人に話は戻りますが、この日は、いかんせんエキストラの数がどぇらい多くて、YO-YOは正に流れ作業で、ちゃっちゃとヘア＆メイクをしていた為、いちいち一人一人のエキストラさんの顔、覚えてなかったんです。そして撮影は晴れて終わり。次の日から、いきなり別件の長編映画の撮影現場へと赴きました。どうやら、撮影ロケに、どなたかの邸宅をお借りしたらしく、朝ロケ入りしたら、ADに、「今キッチンでパンツ一丁で居る人が家主だから、一応挨拶しておいて」と言われ、はーいGOε=（┌￣）┘とキッチンへ向かいパンツ一丁の人を検索。あ、居た居た。ホントにトランクスだよ。「あぁあぁあぁ～っっっ！」と顔見た途端に大声出され、えぇっ！？YO-YO何かしましたぁ！？と一瞬焦るも、「ほらほら、昨日４０年代映画でさ、俺にメイクしてくれたぢゃん！」と、仰るのです。…えっと…(。￣ω￣)…。御免なさい、それでなくてもYO-YO、人の顔とか名前覚えるの、超苦手なんDEATH。「ほれ、これ俺だよぉ～」と、いつの間に掘り出したのかデジカメ見せられて、あら、ホント。確かにコレ、昨日の撮影でしたね。ってな具合で。問題は…。そう証拠を突きつけられても未だ、彼の存在が思い出せないのであぁる。「YO-YOさん、オジィスキーだから、若い人に興味なかったからぢゃないですか？」とアシの子に言われました…。うん。それ、大いに一理あるね(｀・ω・´)今回の長編映画撮影期間は３週間。出演人数の多い日はREIKOちゃんをアシにねじ込んで、なんとか過密スケジュールと寝不足を乗り切りました。ところがぁ…orz当初、出演者の数が少ないので、「この日はYO-YO一人で全然OK牧場！」と思っていた日に、急な腹部の激痛に襲われ、「やばぃなぁ。なんとなく胃潰瘍の予感…」という苦しみに重ねて、毎日平均睡眠時間２時間だったので、とぅとぅ体が悲鳴を上げ始めたらしく、気分悪いこと、この上ない。こりゃあ、１日１２時間撮影を一人でこなすのは非常に辛いワン(T◇T)、と咄嗟にアシスタントの子達に電話を掛けまくり、幸運にも一人だけ、オフで寝てた、という子が居たので、事情を説明して、急遽、午後からアシに入って頂くことにしました。いかんせん突然の召喚だったので、REIKOちゃんは忙しくて、代わりに自宅で寝ていたTOMOMIちゃんが来てくれました。スタンバってる合間に、「今日のアシさんでぇす」と皆に紹介に回り、ふと、遠目に、TOMOMIちゃんが、「あの男性はなんなんですか？」と言うので、「あー、あの人が今回の撮影に家を貸してくれた家主さん」あれ？そぅ言えば、TOMOMIちゃん４０年代撮影やったよね？「ほらほら、こないだのアレでアンタッチャブルのエキストラやってた人だよ」「ほえぇ～、そうでしたっけぇ～？覚えてねぇ～っ！」(^_^;)やっぱりね…。「脇役顔」だからさぁ…。覚えて貰えないんだよねぇ…。そして各主演俳優さん達のタッチアップやメイク・チェンジが終わり、またまた裏庭でスタンバってる時。TOMOMIちゃんが、遠目から、一人の男性を指して、「あの男性は、どなた様なんですか？」と聞いてくるので、そっちの方向を見ると………。えっと、あれ、さっき紹介したエキストラ専門の家主さん…ですが。「あれ？あの人でしたっけ？あ～やっぱエキストラ顔だから印象薄いんだぁ。顔覚えられませんよ」と、本人が聞いたら底なし沼か貞子の井戸に落ちて、這い上がれなくなるような事を…(^_^;)あれでも相当真剣に俳優を目指してて、「ちょい役」ばかりだけど、結構色々な所でお顔拝見出来るんですヨ。（とは言っても、パッと１秒映って終わり…とか、「後姿だけ」とか、そんなんばっかだけど…。そう考えるとですねぇ。やっぱり俳優さんの中には、「:*.☆。生まれ持っての主役顔:*.☆。」も居れば、どんなに頑張っても「生まれ持っての脇役顔」の方々の二種類に分かれるんでしょうか。前者は、デビュー当初、ちょい役貰って、ぱっと、あっちにチョコ、こっちにチョコ…って感じで出演してても、「あれ？この脇役よく見るとカッコ良いやぁん♪」と思う人が結構居るし、（まぁそぅいぅ場合は主役獲得まで時間の問題ですネ）何度、何十度テレビや映画で拝見しても、黒子みたいに印象が全く残らず、「こんな人居たっけぇ～？なんかどっかで見たことあるような気はするけど、誰？」って状態が何十年と持続するわけですよね。コレって、芸能界に限らず、パンピーの世界でも全く同じ現象が生じますよね。物心ついた頃から群れの中に居ても目立って、妙に人気者とか。何か一芸に抜きん出てて、皆に羨望と尊敬の眼差しで見られ一目置かれてるとか。とにかくムードメーカーで、その人の存在だけで、周囲がハッピーになれる人とか。結構、悪い事とかもしてるのに、何故か憎まれない人とか。逆に(▼∀▼)…。どんなに陰で頑張っても、並以上になれない人。勉強は出来るけど、人間性が超つまらない人。やる事なす事、裏目裏目に出る可哀相な人。常に恋愛が「良い人」＆「お友達で居ましょうね」で終焉する人。うぅ～ん（￣▽￣）…。貴方は人生の主役ですか？それとも人生の脇役ですか？…それとも…。陽炎のような、人生のエキストラですか？（怖）愛の応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2009/08/14

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  プチ・ホラー「THE LIFT」オンライン上映中

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってます去年、アシスタントのYokoちゃん、MOCOちゃん、TANOちゃんに協力して貰って、撮影した、プチ・ホラー映画が出来上がりました .+:。(ノ^∇^)ノ゜.+:。只今、期間限定でオンライン上映中です。是非是非お早目にチェックをばっそれでわ、クリック～(=￣ω￣)σTHE LIFTYO-YO個人的には、トルネード・ウーマンのメイクが渾身の作でございます。一筆一筆、丁寧に顔中に静脈を描いたのですが、う～ん、画面が暗くて、ハッキリ言って見えません…orz…。とほほ…。でも、充分怖い顔に出来上がってるから良いか…。一日のうちに起きた出来事の設定を、何日間、何週間に渡って撮影したので、一番大変だったのは、コンテ監修です。主人公の顔や手の汚れとか、髪の長さとか、全く同じに再現するのが難しいのです。でも、それも映画撮影のヘア＆メイクをする上で、大きな課題であると共に、やり甲斐でもあります。上映時間は２０分ちょっと。お時間のある時に、一人上映会をお楽しみ下さぁいランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2009/04/14

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  ショート・ショート☆LOVE BOMBING☆

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってますまたもや一身上の都合により、更新が滞っていました（ー∀ー；）実はYO-YO、先日手術を受けました。只今、自宅療養中。詳細は後日にて。さて。今日御紹介するのは、６月の撮影第二弾、「LOVE BOMBING」の報告です。早速ですが、予告編はコチラあらすじは‥ちょっとお間抜けだけど憎めないキャラの友人の誕生日を祝ってあげることになった悪友３人。悪戯心が働いて、彼をからかう計画を。しかし‥思わぬオチが彼等を待っているのでした‥。今回はアシスタントのTANOちゃんにヘアを担当して貰いました。お陰でYO-YO、楽々でございます。TANOちゃんは、ヘアをやらせると手早くセンスが良い期待の新人です☆メイクは相変わらず、男優さんにもフルフェイスでファンデばっちり。でも、カメラを通すと厚化粧に見えない、天然美肌風を醸し出すのがYO-YO流です。唯一の女優さんは、とっても色の白い女性でした。ここで、一見本人の肌にぴったり合った色白ファンデを使いたいところですが、セットの照明が薄暗がりだった為に、あえて一段階暗めのファンデで、蒼白くなるのを防ぎます。途中、メイク・チェンジがありましたが、それはネタばらしになるので、本編を観て頂いた方のみが見られます。悪しからず！短編映画の過半数がそうなのですが、この作品も各国短編映画際に出品予定です。目下のところ、シカゴで先駆け上映が決定しています。ポスターはコチラ運が良ければ、入選して貴方の街で観られるかも知れません‥。なむなむ。ランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2008/08/29

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  YO-YO復活！ρ(・・。

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってます皆々様、大変お久しぶりでございます。日々精進、精神年齢６歳、肉体年齢６６歳、知恵年齢９９８歳（ヨーダ並）のYO-YOが、数ヶ月のブランクを経て、やっと重い腰を上げましたなんと、１ヵ月で短編映画４本やっちゃいましたよ。新記録達成～(ノ´∀｀)ノさて。そんな第一弾の映画は３日間に渡る撮影で幕を閉じた（もぅ閉じるんかい！早過ぎ‥）、ショート映画「Stalker」。題名の通り、ストーカー物なのですが、実際の話の流れでは、あまり重要な要素ではありませんでした。ある女の子が、空港で見掛けた男性に一目惚れし、２年間ストーキングし始める‥というのが、あらすじですが、物語の肝はストーキングにはありませんでした。男性の同僚が、突然謎の大出世をして、転勤が決まった！友人の昇進なので喜んであげるべきと、微妙な心境を抑えつつ現実を受け入れる主人公ですが、実は‥‥‥友人の昇進には、裏でタネが仕掛けてあったらしく、その鍵を握るのが、ストーカーの女の子！‥という、一見サスペンスのような、でも映画を観て頂けると分かるのですが、全然サスペンスぢゃないです。（じゃあ、なんだっ！）それにしても。３日間の撮影であれど、毎日同じ日の出来事‥という設定なので、今回もコンテに泣かされました。‥‥‥＿|￣|○‥‥‥俳優さんの髪の毛一筋ズレていてもイケナイッщ(゜Д゜щ)昨日の撮影でズレてた髪の毛は、次の日またズレてなきゃイケナイ。YO-YO、何を思ったか、スタイリストさんに渡されたラインストーンのくっついたヘアピンを使おう‥と、決めてしまったのも大きな過ちでした‥（ー∀ー；）女優さんの髪の毛がサラサラの猫っ毛で、ピンがスルスルとラインストーンの重みで落ちてくる～！兎に角ハリ・コシのない髪質なので、横に撫で付けた前髪も、ずるずると落ちてくる‥めげずに何度も何度もヘアのリタッチをし続けて毎日が終わりました。辛抱強く大人しくヘアをいじりまくらせてくれた女優さんに感謝っ男優さんは、設定では二枚目の役の筈‥‥‥なんですが、実物は心なしかシッカリとビールッ腹の大柄でマッチョな人でした‥。子供みたいに不器用な方でして、スタイリストさんが用意した衣装のまま飲み食いしていて、コーヒーのシミをシャツに付けてしまい、スタイリストさん激怒。ウェット・ティッシュでごしごし拭き取って難は免れたものの、次の日のランチはカレー‥‥‥「これ、絶対ヤバくね？」と案ずるYO-YOの目の前で、スタイリストさん、彼をナプキンまみれにして、「これならどーだっ！」と赤ちゃんのヨダレ掛け状態になった男優さんの姿は、ハッキリ言って間抜けでした。んがっ。これだけでは終わらなかった‥。そのまた次の日のランチはスパゲッティ・ボロネーズ‥‥‥なんでこぅ、「飛び散り系の食べ物」ばかり出るかな‥＿|￣|○YO-YOが意地悪して、「●●はソースなしで食べなきゃイケナイんだよ～」と言ったら、「俺には自前のソースがあるから大丈夫さ」と真昼間から、その発言は、良い子の皆さんに教育上よろしくないです。まぁ、そんなお茶目な人でした。久しぶりの撮影で、寝不足に体が付いてゆけず（いかんせん肉体年齢６６歳ですから）、居眠りしまくり。お陰で、カメラ持ってたのに、撮影風景ほとんど撮れずという訳で、俳優さん達のヘア＆メイクを御披露することが出来ましぇ～んご無礼ご無礼。何はともあれ、御飯は美味しく（カレーもパスタも手作りでした♪キッチンには常に大量のミネラル・ウォーター、コーヒー＆紅茶、チョコレート、ポテトチップスなどが配備されており、スナックに毎日、手作りサンドイッチが出ました♪）、煙草も吸い放題、と何かと撮影隊に心のこもったサービスを忘れない気配りの充実した撮影でした。こういう舞台裏の細々した心配りで、プロダクションの撮影隊とキャストに対する心優しい姿勢が窺えます。しかし。この後、YO-YOはドンドンと過酷な日々へとなだれ込んでゆくのでした‥‥‥。ランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2008/07/09

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  日本で邦画鑑賞

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってます数ヶ月前から、重度のホームシックYO-YOです。そんなYO-YOにジョンさん。「出来るだけ日本の番組でも観て、寿司屋に通うとかかかぁぁぁ？？？」との打開策です‥（ー∀ー；）‥ちょっと疑心暗鬼ながら、まぁ確かに日本の映画とか、もっと観たいな、と思ったので、早速、２本、お気に入りの古い作品のDVDを注文しました。んで。乱 / 仲代達矢一番早く届いたのが、コレ。「乱」（仲代達矢の乱‥ですか。YO-YO的には黒澤明の乱なんですけどね‥）この映画が日本でリリースされた時、まだ若かったYO-YOは仲代達矢を毛嫌いしておりました。しかし、その壮絶な演技と黒澤映像に魅了されて、以来、スッカリ仲代達矢ファンであります♪それにつけても久々にコノ映画を観て感じたのは、久しぶりに大作出演しているピーターが凄く頑張ってるな、ってことと、原田美枝子が目茶目茶良い演技する女優さんだということを再確認しました。雌狐役って言うんでしょうか、こういう役回りって簡単そうで難しいと思うんですよね。臨場感と説得力がないと観衆に「この女、怖っщ(゜Д゜щ)」と思わせることが出来ないから、それをシッカリ押さえてバッチリ怖い役回りをこなしてましたね★ところで、仲代達矢に戻りますが、あのヘア＆メイクね。以前、YO-YOがホラー・ファンタジーで悪役のメイクをした際、「子供が怖がる絵面」とのリクエストで大変悪戦苦闘したのを思い出しました。御狂乱後の仲代さんの、あのメイクは監督的にもメイクさん的にも、相当勇気と決断力の要った結果だと思います。全身白塗りで、ちゃんと脚の付け根まで、ドーランで真っ白にしてあって、あそこまで極端にアニメ化したメイクは、実写映画で笑いものになることなく使えるか？？？と物議をかもすのが普通です。でも、流石、黒澤映画。全体の映像美と上手いことマッチして、不自然ではありつつも、雰囲気にマッチしたビジュアルになってますね。加えて、仲代さんの大袈裟とも言える劇場型の演技が、あの「やり過ぎメイク」をものともしない迫力で、ちゃんと収まっていた感じがします。原田美枝子のメイクも、あれはあれで時代に合わせたメイクだった訳ですが、いくら悪役と言えど、あのメイクで「怖いけどキレイかも‥（？）」と感じさせる、やはり演技力が伴わないと、そうは見えないと思います。さて、目下「影武者」（また同じ路線か‥）が届くのを待っています。ど～～～っぷり日本映画に浸かって過ごしたい今日コノ頃であります★ランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2007/04/12

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  監督とヘア＆メイクと‥

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってます映像関連（映画、CM、プロモ・ビデオ）のヘア＆メイクをしていると、切っても切り離せないのが監督の存在。YO-YOは常に、「監督は神様」と書いているけれど、その理由は、やはり監督に全ての最終決断権があるから。自己満足で仕事をしても、監督に気に入って貰えなければ、ハッキリ言って仕事はボツである。そんな監督の意思の中には、いかに脚本や台本を映像としてビジュアル化して最大限、原作に近付けるか、各キャラの背景設定に合わせて役者さんが役に入り込みやすいようヘア＆メイクの力を借りて再現することが出来るか、イメージしているものが全て作品の一部として説得力のある完成品になるか‥と色々な要素が混ざり合った試行錯誤が監督の心の中にあるから。だから、そーいう事をあーでもない、こーでもない、と一人で苦戦苦闘しながら考えている監督に逆らうことは出来ない。とは言え、監督もただの人間。「当たり外れ」というものがある。大まかに分けて、ずばり、やりやすい監督と、やりにくい監督。前々回のブログでも触れましたが、中には、周囲が「やりにくいなぁ」と感じずにはいられないタイプも居ます。これは根本的に撮影という仕事に対しての姿勢の違いだと思う。やりやすい監督、と一口に言っても色々ありますが。往々にして、このテの監督は、仕事を舐めている、訳では決してなくて、良い結果を出したいという気持ちをポジティブな態度に変換出来る人のこと。良い作品を作るには皆に気分良く仕事して貰おう、そうやって上手いこと、最大限に各自の長所を引き出そう、という術と哲学を知っている人である。そういう監督は、生真面目に撮影はしても、決して、いちいち何か上手くいかない度に気分を害して機嫌を損ねたり、怒鳴り散らしたり、チームワークを乱すような、撮影隊に対する感謝と尊敬、協調性に欠ける態度を取ったりしない。常にリラックスしており、時にはジョークをかまして周囲を和ませたり、緊迫している瞬間だからこそ、良い意味での緊張感を維持する為に統率力を発揮したり、色々な視点から物事を見据える為に終始、周囲の声や意見に耳を傾ける。そういう監督が理想郷であり、良い監督のお手本だと思う。逆に、やりにくい監督というのは、ワンマンでテンパりやすい性格の監督である。決して性格が悪い‥という訳ではない。要は器が小さいんです。興奮するあまり、冷静に言えることが喝のように怒鳴り声になる。緊張するあまり、些細な失敗も大事のように大騒ぎし、無意味に周囲に八つ当たりする。１つのことに夢中になり、周囲への均一した気配りを忘れる。故に態度に波があり、喜怒哀楽が激しい。果てには周囲の信頼や尊敬を失って、チームワークを乱す。本人なりに一生懸命やっているのは分かるんです。でも、根本的に人材の使い方を心得ていないので、場の雰囲気がどんよりと、楽しくもなく、やり甲斐も感じられず、皆がイライラとして、「早く終わらないかしらん。とっとと家に帰りたい」と思わせちゃうんです。既に言及したように、ある１つの課題に対して明確に落ち度の原因が分かっているなら、それなりの事を第三者を仲介に立てて抗議することも出来ます。でも、単に経験不足、または、そういう性質の監督だから、どーしよーもない、という場合‥‥‥周囲は苦汁を噛みながら我慢するしかない訳です。そういう撮影にぶち当たってしまった場合、YO-YOは、「これが自分の仕事の根本でも全体像でもない」と心で言い聞かせます。つまり、ヘア＆メイクという仕事が好きで、人を綺麗にしたり、自分なりの考察や判断でキャラ作りの為に役者さんのお手伝いをすべく、ヘア＆メイクを考えたり、それを実際の形として施術することが喜びであり、監督の御機嫌を伺うのは、付加的に発生するオマケのようなもんで、ヘア＆メイクアップアーティストのお仕事の根源ではない、ということです。ヘア＆メイクという役目の本体は、あくまでヘア＆メイクであり、その部分さえ、自分も周囲も納得のゆく結果が出せれば良い訳で、監督という肩書きのリーダーに気分を害されたからと言って、自分の仕事の質が落ちる訳ではないということです。ただ、どんなに良いヘア＆メイクという結果が出せても、それを正当に評価し感謝して貰えるとは限りません。「ヘア＆メイクあってこその作品である」と考えてくれる監督と、「たかがヘア＆メイクの分際で偉そうな事を言うな」という監督が居るからです。だからこそ、相手（監督）がどんなタイプであれ、自分の仕事に誇りを持ち続け、相手の好き嫌いは別にしてベストを尽くすのが結局は、後々自分自身の為になるのです。ムカつくから仕事を適当にやってしまうことは、自分の格と質を下げるだけで、損をするのは自分です。「完璧主義すぎて、やり難いヘア＆メイクさん」と思われる位が丁度良いかも知れません。それくらい、自分のやっていることにこだわりを持っていれば、決して後から後悔することはないと思います。ただし、過密な撮影スケジュールを無視して、自分の仕事に自己陶酔し、一人のヘア＆メイクに何時間もかけているようでは、現実問題、お仕事は二度と回ってきません。その兼ね合いに注意しながら、手早く良い仕事が出来る、それが好まれるコツです☆ランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2007/03/25

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  改めて見直したいこと

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってます春の兆しが見えてきて、ファッション界や映画界も忙しくなってきた様子です。立て続けにファッション・ショー２つと短編映画３本撮影して、久々にグロッキーYO-YOです（ー∀ー；）前回御紹介したWildlife Works UKに引き続き、Belle Sauvageのこじんまりしたクラブでのキャット・ウォークもありました。ヘアは今回、アシスタントのケンタロー君に担当して貰い、YO-YOは楽させて頂きました。デザイナーからのリクエストが「ファンキーで攻撃的」ということだったので、逆毛と毛束をたっぷり使って変形リーゼント（？）や、ポニーテールの束にボリュームを効かせたスタイルになりました。さて、映画の方は編集に時間がかかるので、見せネタが何もないのですが‥一番最後の撮影でちょっと再確認したことが‥以前にもブログの何処かで、監督の役割や俳優さんの役作りに対する、周囲の気配り、立ち回り方などを書いたことがあるのですが‥‥‥先ず、主人公の男優さんがメイク嫌いで、過去にTV出演した時などもノー・メイクだったようです。これを説得して、メイクの必要性を納得して頂くのがメイクさんのお決まりの仕事。「設定＝すっぴん」なのですが、男優メイクのブログでも触れたように、男性は肌ムラや吹き出物が多い人が多いので、CU（クローズ・アップ）の多い撮影ではフル・メイクは必須です。いかにナチュラルで、まるでスッピンのような仕上がりにしつつ、欠点はシッカリとカバーする。これが課題です。メイクに慣れていない男性は、ちょっとコンシーラーやパウダーを塗っただけでオカマにでもなったような気分になるみたいですが、周囲の人に「あれ！？メイクしてるの！？」と言われて、やっと安心するようです。しかも、今回は例の如く「寝不足で人生に疲れた顔」を監督にリクエストされたので、上瞼に軽いブラウンでシャドウを入れ、目の下のクマをレンガ色で強調し、下目尻に赤いパウダーアイシャドウでラインを入れて憔悴感を醸し出しました。このテのメイクは映像メイクで非常に需要が高いので、是非押さえておいて下さい★肝心の俳優さんが役に入り込む為には、鏡を見た自分の姿に説得力がないと困難なので、納得のゆく仕上がりが大切です。その前の撮影では、これまた需要の高い怪我のメイクがありましたが、これもアニメちっくにならないよう、臨場感のあるリアルな特殊メイクが、俳優さんに役にハマって貰うコツです。肉眼とカメラ越しではメイクの映えも相当違うので、モニターを見てマメに確認したり、周囲の意見を積極的に仰いで、リアリティのある仕上がりにこだわりましょう。これは女性の一般的メイクにも言えることで、カメラは実際のメイクの半分以上をぼかしてしまうので、HD撮影でない限り、自分の目ではなくカメラのレンズ越しの仕上がりを意識しましょう。次に重要なのが監督とのコミュニケーション。何事につけて最終決断を下すのは監督ですから、事前に各キャラの背景設定やシーンごとのヘア＆メイクをよ～く確認して、前もって頭の中にリストを作っておきましょう。しかし‥‥‥中には、「やり辛い」監督も居ます。一端撮影に入ると、熱がこもって周囲への気配りがお留守になるタイプ。撮影は何十人という人員が、各自の役割を担って、そのバランスの総体性として映画という１つの作品が出来上がる訳ですから、ワンマンな監督は上手く周囲を引っ張ってゆくことは出来ません。複雑な撮影順序に従って、ヘアやメイク替えをしなければいけない場合に、監督とのコミュニケーションが取り難い、カメラ割りに夢中になって、ヘアやメイクが崩れていても気付かず、下手にコチラが直そうとすると邪魔扱いされたり‥でも、タッチ・アップは最善の仕上がりの為に絶対必要な作業なのです。それを円滑に進められない状況に遭遇すると、結果、ヘア＆メイクさんの力量を問われる訳ですから、ここは１つ、真剣に話し合って解決しなければなりません。今回、若手の監督でテンパっている上に、過密な撮影スケジュールを予定通りこなす為に必死になり過ぎるあまり、周囲への気遣いをスッカリ忘れてしまった彼は、誰が何を言っても怒鳴り返す‥‥‥（でも、それじゃあ撮影は進まないのよ‥）そんな無意味な緊張感に耐えかねたYO-YOは、もっぱらADさんに質問をしたり指摘をしたりして、スポークスマンになって頂きました。「なんで監督に言わないの？」「監督と口ききたくないから」「そんな風に感じなきゃいけないなんて、間違ってるね‥」と、どうやら監督に一言物申したらしく、翌朝、監督が面と向かって謝罪してくれました。主演とエキストラを含め、若干５歳～７歳の子役俳優が１０名ほどの撮影。長い丸一日に及ぶ撮影中、我慢強くロケ地の裏庭で待機している親御さん達。誰しも自分の我が子を一回でも多くシーンに登場させたい故の忍耐です。しかし、現実は上手いこといかず、待ちぼうけを喰らって、全然出番のない子も居ます。そうすると、親御さんの堪忍袋も段々緊迫してきて‥‥‥帰りたいとごねる子供や、もぅ待ってられない、と怒り出すお父さんが出てきたり‥そんな時、子供を飽きさせたり疲れさせないようにチョコレートを用意しておいて血糖値をキープしたり、（血糖値が下がると疲れを感じたり眠くなったり、怒りっぽくなったりします）親御さんとマメにコミュニケーションして、信頼を得るのも監督やADさんの役目です。往々にして、怒鳴る監督は円滑に撮影が進みませんし、撮影隊やキャストに嫌われるので、良い結果が出ません。主演の男性は、怒鳴り散らす監督に血管を切らせてしまい、意図的に扱い難い態度を取っていました。誠意のない相手に、誠意で返すのは無理。だからこそ、プロの俳優やモデルだって生身の人間、心や体があるのだから、気持ちを込めて気分良く撮影を進めるのが監督の最も重要な役割なのです。もし、そういう監督や写真家に当たってしまったら、ハッキリと意思表示して、解決の方向に持ってゆくのが大事です。泣き寝入りしても良い結果は生まれません。誰だって良い作品を作りたいのです。でも、テンパると本来の目的を忘れる人が出てきます。そんな場で冷静さを保って、周囲に気配りの目を向けたり、言うべき事は言う、そういう態度なしでは生き残れません。ランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2007/03/20

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  怖い場所でのお笑い撮影

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってますモチベーションという言葉がスッカリ一般化しましたが、辞書には「動機」とあります。しかし実際には、「志気を上げる」とか「やる気」をいう意味ですね。そしてYO-YOのモチベーションは‥‥気味でしたが、それでも地球は回るので、久々に撮影らしい撮影をしたぞ、という撮影日記（しつこい）を書こうじゃないかっんで、いきなりコレ　ロンドンに来たことのある人なら、知る人ぞ知る、入館行列で極寒の下、１時間並ばされるのは当たり前のアソコですよ‥ロンドン・ダンジャ～ン‥の古い方の建物で撮影しました。リニューアルされた新館（場所は過去と同じですが）の隣りです。こんな物が転がってる‥物語はロンドンのホームレス達の奇妙な体験を描いた‥ホラ～なのかしらん‥主人公の女性。顔色悪いでしょ。コレ全てメイクです。我ながら臨場感あるメイクだなぁと写真観て自己に感心しております。実は当日、寒さ呆けで「傷メイク」があることをキレイさっぱり忘れていたYO-YO‥さぁメイクを始めようとキットを開けると‥‥血糊がない‥さて、どうしましょ‥しかしココは焦らず、本番に強いYO-YOは冷静に持ち物を調査し、怪我に使ったのが‥そう‥赤いマニキュアですっ凄いっ不可抗力で初めて試してみたけど、目茶リアルだっしかも評判でーれー良いっ加えて、血糊みたいにネットリ感が残らないから、耐久性バッチリッ特殊メイクされてる方々、超ぅ～オススメですんでまた、一体彼に何が起きたのか‥っていう男優さんにも調子に乗って赤いマニキュア使いまくり。撮影隊は、これがYO-YOの緊急手段だと誰ぇ～も気付いていない。あまりの出来の良さに、特殊メイクに赤いマニキュアを使うのは当たり前で、そーいうもんなんだと思い込んでらっしゃる様子です‥（注：皆さん、本来はチャンと撮影用の血糊を使って、この様なメイクを施します。マニキュアを俳優の顔に塗る勇者‥行き当たりバッタリでソノ場を凌いでバッチ・（・∀・）グー！な事をしでかすのはYO-YOくらいです‥念の為‥でも良い子の皆さんは、どんどん真似してねっ！）痣はYO-YOの大得意分野なので、フェイスカラーだろうアイシャドウだろうが、「弘法、筆を選ばず」の勢いでだな。なんででも、ござれですもぅ、どんどん調子出てきて、この人は自動車修理工兼、喧嘩の後の手のメイクでございます。良い出来だ。（自分で言うな）自己の才能を改めて再確認したという点で、この撮影は意義あるものであった。（なんて言うとスランプに陥ってたみたいですが、別に違います）ヘア＆メイクをしていて、一番ガッツ・ポーズになるのが俳優さん本人と監督に、「おぉ、良いねぇ！」と言って貰えた時。その「おぉ、良いねぇ！」が今回は多かった。単に得意の怪我メイクが多かったからか‥しかもスピーディなサービスをモットーにするYO-YOは、「特殊メイクには時間がかかる」という概念を覆す手早さで、監督の「（゜０゜　）スゴイ!」も頂けた♪( ￣ー☆キラリーン‥ふふ‥んま、天才なんて、こんなもんでさ（←殴って良いです）でだ、そんなテキパキ・メイクでとっとと自分の役割分担をこなしたYO-YOは、やっぱり気になるコレに‥ふらふらと何度も舞い戻って観察しぃの写真撮りぃの‥‥‥‥え‥‥‥　そんあ暇人YO-YO（いや、やる事やったから）を尻目に、せっせとロンドン・ダンジャンの廃墟にセットが作られてゆく‥これの舞台設定は謎の倉庫です。‥トワイライト・ゾーンのようなトンネルを延々と歩いてゆくと‥その先には、このようなシーンが繰り広げられていました。偶発的に撮れたホントにファンタジーな写真。雰囲気あるな。わーい。そんな道のりへの途中には、こんな摩訶不思議な表札が‥誰が描いたんだろう‥ダンジャン全盛時代の観光客かしら。なんて、つまんない事にYO-YOの凡庸な好奇心が惑わされている間も、撮影は着々と進行しているのであった‥これが何か分かった人はコメント欄に残して下さい。口約束ですが、YO-YOから金一封が出るかも知れません。ヒント：ちょっと「リング」を想像しちゃいました（←全然ヒントになってないです）ま、久しぶりに、こーいうリラックスした撮影（）も楽しいですねランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2006/11/17

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  YO-YOが好きな男優＝（￣ε￣＠）ちぅ♪

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってますとってもお久しぶりです。何をしていたんだ‥と自問する今日この頃‥気付いたら一ヵ月半くらい更新してないじゃんんで‥新ネタはコレと、前振りだけしておいて、本ネタはタイトル通り内容があるようで ない。何気に書き出していったら沢山になったので、公共の場（？）で発表したくて久々の更新のネタがコレ‥皆さんのお好みも教えて下さい★●海外編ピーター・オトゥールベン・キングスレーグレゴリー・ペックサイモン・キャロウアンソニー・ホプキンスアンソニー・パーキンスケビン・スペイシーアントニオ・バンデラストム・ハンクスユル・ブリナーテリー・サバラスモーガン・フリーマンフォレスト・ウィテカーショーン・コネリーリチャード・ハリススペンサー・トレイシーアレック・ギネスドナルド・サザランドマイケル・ケインアル・パチーノロバート・デ・ニーロボブ・ホスキンスリチャード・ウィルソンイワン・マッケナンクリストファー・リーマーロン・ブランドオーソン・ウェルズジーン・ハックマンデレック・ジャコビージェームズ・ウィルビールパート・グレイプスルパート・エヴェレットジェイムズ・コバーンエド・ハリスハービー・キーテルデンゼル・ワシントンジョン・トラボルタリチャード・バートンの声シドニー・ポワチエピーター・ユスチノフ●国産編緒形拳 仲代達也三国連太郎豊川悦氏佐田啓二長塚京三高倉健三船敏郎鶴田浩二市川雷蔵石原裕次郎加藤剛加藤嘉田宮二郎オダギリ・ジョー金城武中居（スマップ）●若手編トビー・マグワイアマット・デイモンルパート・グリント若かった頃のマシュー・ブレデリック●番外編（YO-YOの好きな女優）マギー・スミスパトリシア・ラウトレッジオードリー・ヘップバーンソフィア・ローレンローレン・バッコールイングリット・バーグマンマレーネ・ディートリッヒジーナ・ガーションケイト・ハドソンの顔ケイト・ウィンセット菅野美穂の特殊メイクなしのホラー演技松嶋奈々子ランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2006/11/08

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  （また）ゲームが映画になります

  (。・・)σポチッランキング巻き返し狙ってます先ずはお知らせから。前回お知らせした別ブログの大人の童話「とある、お話」（実話）その２を更新しました。更新する度に、コチラに報告リンクを載せますので、お暇な時に読んでやって下さい。┌○ﾍﾟｺﾘｨ～トップページにもYommy-Ranとして常設リンクがあります。さて本題★YO-YOの１０月の撮影はコレ↓ちょっとカッコ良い。↑クリックするとブログ・サイト（英語）に飛びます。（謎の猫ちゃんも見られます！？）YO-YOはコンピューター・ゲームとか全然しない人なので、全く知らなかった（今もプレイしてないので知らない）のですが、コレ、有名なコンピューター・ゲームの映画化だそうです。御存知でプレイしたことがある方がいらっしゃったら、御一報下さい。（↑だから自分でやれよってか）ゲーム内容に完全無知で、映画用の台本しか読んでないので、ハッキリ言って、把握度ゼロ。ちんぷんかんぷん（？▼？）監督の言われるままに、雰囲気を読み取ってメイクしてます‥今回はチャンとヘアスタイリストさんが居るので、YO-YOはメイクのみ担当♪嬉しいにゃあぁ～、楽チンだにゃあぁ～(っ´∀｀)っ撮影に先立って、スチール撮影がありました。主人公のMax、相手役の女性、悪役博士の３キャストです。撮影は、監督＆プロデューサーが通ったパブリック・スクール内と教会を使いました。サディスティック博士とマックスの危機ダーリン（マックス）と博士に殺害される前のハニーちょっとターミネーターちっく‥Photographs property of The Payne & Redemption Production Team. Copyright © 2006. For details of specific credits, please see: www.payneandredemption.com/blog/static.php?page=crew↑コチラのプロジェクト・サイトでは既にサントラも聴けます♪実はコノ映画、ちょっと尾ひれ話があるのです。いかんせん基になるゲームの物語の舞台はニューヨーク‥んが、キャストは英国人とオーストラリア人(女優）‥撮影ロケも此処、英国‥そして‥本場アメリカでは、全く違うキャストで同映画の撮影予定が進んでいるのだそうです。それって‥良いんでしょうか‥なんか、ややこしい‥（ー∀ー；）プロダクションの狙いは、ハリウッド得意のブロックバスター馬鹿アンリアリスティックなエンタ映画ではなく、西欧特有の雰囲気を取り入れて、英国なりの香りを漂わせた米国風映画‥だそうです。なんとなく想像は出来る‥のだが‥結局のところ舞台がNYという設定はそのままだし、マックスはNY訛り、博士は露語訛りで演技するそうな。んじゃあ、一体何がアメリカ版と違ってくるのでしょうねぇ～？（え？予算が違う？それは言いっこなしヨっと）夜間撮影がメインになるので、YO-YOはジョンさんと猫３匹をお留守番させて、泊り込みです‥←ちょっと嫌。昼寝て、暗くなったと同時に朝まで撮影‥毎日きっちり１２時には布団に入るYO-YO‥耐えられるかしら‥てっか、起きてられるのかしら‥（プロデューサーにブラックコーヒーてんこ盛りリクエストしないとっ）カフェイン粒も試してみよ～かな～‥‥って、忘れてたよ。YO-YO浅眠症じゃん。薬飲まないと、熟睡しない、または寝付けない体質だから、結構ナチュラル・ハイでイケるかも！？取り敢えず、御飯を食べ忘れる悪癖に気を付けて、毎日常用しているサプリをたんまり携帯して（以下の注参照）、倒れないよう頑張りまっすっ┗|・o・|┛どりゃ＝┗|・o・|┛どりゃ＝！注：映画の撮影は食事と睡眠が不規則になりがちなので、油断すると直ぐに肌バランスや免疫力が異常をきたします。　　YO-YOは、それでなくてもジョンさんが完全菜食主義者故に、家で肉や魚を調理することが少ない為に、　　栄養補給に鉄分、ニンニク、高麗人参、マルチ・ビタミン、亜麻子油、エチネシアの錠剤を毎朝欠かさず飲んでいます。　　以前は、朝食抜きYO-YOが空きっ腹で重いキット・ケースを担いで出掛けると、既からして最寄り駅に着いた時点で　　フラフラだったのが、お陰で今では食事を摂る暇がなくても朝ご飯が入らなくても、バッチリお仕事がこなせるようになりました。　　決してオススメ出来る生活ではありませんが、仕事柄、似たような悪環境で体力やスタミナを必要とする人にはオススメです。ランキング巻き返し狙ってます立ち去る前の「ひとぽち」お願いしまっす←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2006/09/13

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  信頼の問題なのか否か？

  どんな仕事でも周囲との信頼関係が大きく仕事の内容や姿勢、結果に影響すると思う疑心暗鬼や懐疑心ばかりふっかけられては、やる気も失せるしモチベーションも下がる特に人の上に立つ人がリーダーシップを発揮して、いかに人材を有効に使いこなすか言わずと知れた常識だと思うのだが‥「初心と気配り」にも触れたがある程度、自己の能力に自信があり経験も積み上げられ基盤が出来てくると人は「驕り」という盲点に陥る悲しい性がある「知っている」のと「知っているつもり」の違いが曖昧となりコミュニケーションに弊害が生じるようになるそれを自覚する努力を惜しまない人が良い上司であり良いリーダーだと思う才能のある人ほど謙虚、というのはまんざら幻想ではないという証拠だただ謙虚とネガティブはコレまた大きく違う謙虚とは自己の専門分野と他者の専門分野の境界をシッカリ把握し例え自分が年上でも専門外の事は専門従事者に潔く任せる割り切りが出来る人その場合は、相手を信頼し度量を見抜いて最大限に結果を引き出す導き手となる人ネガティブとは何事にも疑い深く「慎重」と「怖気づき」を勘違いしている人専門分野の人間が出来る限りの知恵を絞って色々と提案しても「う～ん‥どうだろう‥本当にソレで良いのか‥？」と悶々と上辺ばかり悩んでいる態度を取りつつ実は物事を全く発展的かつ効率的に考えていない人誰でも最善の結果を出したいのは当然だから試行錯誤はする試行錯誤とネガティブは全く別物試行錯誤とは自分の目的や使命、技量を熟知した上で様々な方向から物事を検討し分析しながらより良い結果へと進化を目指す人のする事数年前、短編映画の面接に行ったヘア＆メイクを募集していて、たまたま立地の利便さから出演者のオーディションの後に監督と顔合わせあまり経験のなさそうなコノ女性監督は頭の中にぼんやりとしたビジョンはあるがそれが未だ形として固まってないそこでYO-YOはヘア＆メイクの参考として幾つか質問した後監督のビジョンを形にして話し合いを一歩前へ持ってゆこうと色々提案してみたしかし何を言っても「う～ん‥」なのである「う～ん‥」でも良いのだけどさ、その後に「私が思うに‥」と続けば自己の意見がハッキリしているのなら相手の提案を何度はねつけても構わない納得がゆくまで妥協しないのは悪いことではないしかし自分の中での曖昧さ故に人の意見に対して何を言われてもGOサインが出せないのは相手への信頼感と自分のビジョンが弱いから「●●なんか、どう思う？」と尋ねられる度にYO-YOが「それだと●●ですが、良いですか？」と盲点を指摘するとまた「う～ん‥」と会話が止まるあまりにも埒が明かないのでコノ監督は何を言われても「そうだね！」と言えない性格の人なのだなと実感した後日プロデューサーに電話して「どうやらヘア＆メイクとの信頼関係が明白でない様子で、何を言ってもネガティブな反応しか返って来ないので、申し訳ないが今回はお引き受けするのを御遠慮します」とハッキリ理由を言ってお断りしたこのYO-YOの心境が上手いこと読んで下さっている方に伝われば良いのだけどこんな事例は滅多にないのだが先日、よく似た事が起こった簡単に街で顔合わせと大まかな打ち合わせだけしその日は問題全くなすびでサヨナラしたのだが‥先ず撮影開始一週間前のドタ・リキャストメインとなる男優２人が決まっていたのに何故か違う男優に変えると言う監督とプロデューサーがロンドン出身でない為に殆どの会話は電話でするハメになったでYO-YOとの話し合いで引っ掛かったのがキーとなる男優＆女優の髪型舞台は８０年代という設定でしかし古臭さを前面に押し出すのではなくコンテンポラリーな部分も残したい‥とかなんとか「参考写真を送る」と言うので、そりゃ有り難いです、と届いたメールを開いてみると‥確かに８０年代のルポから引っ張ってきたらしい時代感のある写真しかし、コレはアノ時代独特のヘア・カットですな電話での話し合いの中で「必要とあらば俳優の髪をカットして‥」というような言葉が出てきたので「カットはYO-YOの責任外です。事務所に所属する俳優は事務所の許可なしに髪型を変えることは出来ないので根本的にカットで髪型を役にハメたいならYO-YOじゃなくて事務所に問い合わせて下さい」と慌てて指針したら「そっか」みたいな反応「じゃあ、この女優の髪型どんな風にするか考えてる？」と聞かれたので「はい、こうこう云々かんぬん」「う～ん言葉だけだとピンと来ない。写真見せて」写真って‥だって設定が「８０年代のプーの女の子が、父親の剣幕に慌てて振り乱す、生活ヤツレしたシーン」ですよ‥映画の一場面とか引っ張って来ない限りヘア・カタログとかじゃ絶対見付からないってばだから、こうこうこうして、こんな風に乱れ髪にして‥「見てみなきゃ分からない」と監督は一点張り‥(ーー;)「●●って映画知ってる？あれが俺のイメージする８０年代なんだよね」と言うので早速ネットで写真をチェックしてみると「あのぉ‥これって髪型がどぅのではなくて、髪型も含めぇの洋服や背景や小道具に使ってる背後の車のモデルとか年代とかそういう全ての要素が綺麗に揃って８０年代の雰囲気を出してるんだと思いますが」「こないだ見せたアノ写真さ、どぅ思う？」「だからアレはスタイリングじゃなくてカット自体があぁいうカットの髪型なんです」「ああいう風に出来ないの？」（だから何度言えば‥）「俳優が実際にあぁいうカットをしない限りスタイリングであの髪型を再生するのは無理です」この不毛な会話の盲点に既にお気付きの方も、そうでない方もビートルズのキノコ・カットドアーズのワイルド・ウルフトム・クルーズのクルー・カットベッカムのソフト・モヒカン仮にごくごく普通のベーシックなサラリーマン・カットの男性が髪を全く切ることなく、スタイリング剤だけでコレ等の髪型になれると思います？無理それが分かってないのだコノ監督はそもそも、カットとスタイリングの違いを知らないのだだから、話が堂々巡りになる（ー∀ー；）‥ダミだ、こりゃ「確実なのはヘア＆メイク・リハをして肉眼で納得して貰うのが良いのだけど、なにぶん時間が‥」「それだと今から女優のスケジュールを尋ねてみて金曜日になるな。俺まだロンドンに居ないから」金曜日って撮影開始の前日ですがなそれで「ダメだ」ってなったらソレから慌てて事務所に許可取って美容院にカット行くの！？無理でしょう‥何故、今回こんな微細な事で必要以上の押し問答に成り果てたのか？自問してみると今迄、どんな設定の舞台背景や役回りでも大まかに意見を出し合ってYO-YOが最終的に「こんな感じで」と説明するか当たり前のようにヘア＆メイク・リハを何週間も前に行って「よし、じゃあコレでOKなんでヨロシク！」と何事もなくスムーズぅ～に‥リハの都合がつかない場合は「YO-YOに任せるよ。ソノ道の事はソノ道の人に、だからね」とそれで問題なく来たのだがこの監督は妙な完璧主義が災いして「こだわり」はあるけどソレが明確なビジョンになってない「なんとなぁくコンナ感じで」なのだがソノ「なんとなぁく」の中に実は「こうありたい」ってのがあってただ自分が髪をいじる訳じゃないから見ないことには納得出来ない、というジレンマじゃあ、だったら経験豊富なソノ道のプロに一任委ねて時間のロスを解決するか？と言うとソレも嫌その自己のスタイルと方針に気付いていれば予めキチンとヘア＆メイク・リハをプロジェクト発足時点で考慮に入れておくべきである「なんとかなるよね」が土壇場で肝心な事が曖昧なままになっていると焦りとは言え人に任せるのは不安だ‥と他人を信用することも出来ないからあーでもない、こーでもない、と人の言う事は聞いてない、無理な事を要求する、じたばたネガティブな反応ばかりするという修羅場に揚句には打開策を考えあぐねる余りYO-YOは半ノイローゼ状態に‥信頼されてないのかしらん‥その思いがよぎった瞬間このプロジェクトへの情熱が冷めたそんな結論に出るのもどぅかと異論をお持ちになる方もいらっしゃるだろうと熟知しておりますがYO-YOにはYO-YOなりの直感で、やる事と相手を選ぶ方針があるだから善は急げでお断りしましたよチームワークの存在しない現場に興味はない監督は神様だが、独壇場になってはいけない監督は、役者でもスタイリストでもヘア＆メイクでも音声さんでも照明さんでもないんだから「引っ張る」のと「支配」するのは違う支配するなら、それなりに専門分野への知識を養ってからでなければナンの功も奏しない「あーしたい、こーしたい」と言うだけなら子供にだって出来る問題は「どうすればそぅ出来るか」という技術的・物理的裏づけのない人間が「やりたい」事だらけででも人の意見に聞く耳はない‥じゃあねそもそもYO-YOの仕事ぶりをチャンとHPや作品集で確認して気に入ってくれたから決めたんでしょうならYO-YOの技量には察しがつく筈だし信用したって良いだけの事は出来ると分かってたんじゃないのかそこら辺の事も忙しい準備期間にパニくってる間に忘れてしまったんだろうこれは人の上に立つ立場の方、皆さんに言える事だと思いますが←清き一票(*ё_ё*)♪YO-YOが参加してます♪応援ぽちぽちお願いしまっすっ♪

  2006/07/19

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  速読でヘア＆メイク

  (。・・)σポチッ ←参加してます★ヘア＆メイクさんになる‥と決意した当時、こんなことが必要になるとわ予想だにしなかった事の１つが「魔の台本読み」です。短編なら、まぁせいぜい最長２０頁くらいなので、気楽に読破することが出来るが、長編映画となると最低でも７０頁‥上限はない（何百頁なんてのも可能）。もし事前にプロダクションの誰かと顔合わせがあれば予め印刷した台本を頼めば貰えるから、普通に読書感覚で読むことが出来る。ベッドに寝転んで、ソファでくつろぎなら‥なんてね。でも今では、面接事前に台本を予め読んでおいて、打ち合わせに直接入るケースが殆どなので、当然台本をメールに添付して送って貰うしか入手方法はない。（郵送というテもあるが、英国のRoyal Mailは日に半分の郵便物を紛失すると悪名高く、事実YO-YOは何度も送られた筈の物を失くされました）それをPCの画面を凝視して延々何時間とつらつら台本を読むハメになるので、そりゃあ眼への負担も多大。しかも、趣味の読書のようにマイ・ペースでダラダラ読んでる余裕はないので、素早く！的確に！熟読しつつ読破する必要がある訳です。そこで自然に身に付いた（？）のが、速読もどき。焦る心と共に、ふと気付くと我ながら妙に読み進む速度が進化しました‥。勿論、細かい描写に重要なヘア＆メイクのヒントが描かれている場合が殆どなので、本物の速読のように「斜め読み」は無理ですが、一語一語確認しながら読んでも、断然通常スピードより早くなりました。俳優の多くは、オーディションで台本をぽいと手渡されて、数分で台詞を暗記して即興を強いられたりしますから、正にこの世界は速読と暗記がものを言います。更に、「単に読む」だけではなく、キャラクター分析、状況把握、スタイル設定、カメラ割り、チェック項目のメモなんかを同時にしながら読まなければいけないので、ぶっちゃけ言うと、YO-YO的には台本読みが実際の撮影ヘア＆メイク現場より苦痛＆大変です。これでも一応、幼い頃から読書の虫、日本語は勿論のこと英語のペーパーバックでもハマると一日未満で一冊読破出来るYO-YO。そんな私ですら辛い、この避けては通れない行程‥読書が苦手な人に映画やドラマの撮影はキツイかも‥←清き一票(*ё_ё*)♪人気美容・健康BLOG★こちらもポチポチしてね★

  2005/10/12

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  殺した女と殺された女

  以前、殺人メイクの需要が高いことは既にお話しましたが、やってまいりました、またしても‥。←←←　今回の凶器はコレ。YO-YOのメイク（？）が施されております。一撃で致命傷になったらしく、凶器自体に返り血はあまりありません‥。殺した女→→→首のアザは古傷メイクです。（１８針縫った後‥という設定）胸に返り血を浴びております。今回、この「返り血」が結構難しかった‥。理論的に返り血の飛び具合や角度、量などを想像で計算して、リアリスティックに施すのに、何度かやり直ししました。当初、監督の指定で少しずつ血糊を垂らしていたら、何やら豹柄のようになってしまい、女優さんと二人で「なんかわざとらしいなぁ～」と試行錯誤。意図的にランダム感を出すのって、意図的にキレイにするより困難ですっ。←←←　こちら殺された女。心臓上部に「一撃」です。こちらもやはり、流血具合を自然に見せる為、予め実際に床の上に死んで頂いてから、血糊を施します。今回、締め切ったマンションの一室での撮影で、相変わらず不快指数が高く、撮影隊の熱気と照明の熱、風邪通しの悪い状況下で女優さんの肌が脂ぎっていた為に、肌が血糊をはじいてしまい、タッチアップ数回しました。こんな時は、事前に血糊を垂らす前に、肌をエタノールやアルコール等で拭いて、肌表面の脂分を除去しておくと、血糊がキレイに付着すると思います。今回は、このよーなプロップ（小道具）もございました。結構、写真で見るとリアルですな‥。しかし物語上は、「刺殺」ですので、これはあくまで転がってる小道具で終わりました。全体の雰囲気は暗い照明で、ちょっとムーディなショット割でございます。モノローグの間中、「殺した女」が煙草を吸い続けるショットだったので、本来本物のヘビー・スモーカーの女優さんも、流石に締め切った室内での喫煙＆長台詞に喉を痛めてしまいました。YO-YOの七つ道具（？）の１つにグリセリン（これは主に人工の「汗」に使用します）があるのですが、グリセリンは喉の痛みに効能がある為、俳優さんが撮影中の煙草の吸い過ぎや、台詞の叫び過ぎで喉を潰してしまった際に活躍します。ティー・スプーンに１杯飲ませてあげると、かなり楽になるようです。たまに撮影隊の一員が風邪をひいていて、咳が止まらず音声さんを困らせる際にも、重宝しますよ★←清き一票(*ё_ё*)♪人気美容・健康BLOG★こちらもポチポチしてね★

  2005/09/14

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  需要の高い映画メイク

  映画メイクで一番需要が高いのが、「病的顔」「死人」です。メイクと言うと、人をキレイにすることばかり想像しがちですが、実際には映画やドラマのメイクの場合は、その逆に「マイナス面を引き出してリアリティを醸す」メイクが非常に要求されます。↑↑↑こちらは、ちょっと前に撮影した短編映画。プロットはミステリー・スリラーといった感じの内容です。監督の第一の希望は主人公を「疲労困憊、やつれ果てた顔。ちょいノイローゼ気味（？）」にすること～。んで、これがそのメイクです‥→→→ノー・メイクでは普通に健康的だった俳優さんを、「どっか悪いんじゃないの？」と思わせるように、病的印象を強調したメイクです。同様の部類のメイクで、主に需要が凄く高いのが、酔っ払い、寝不足、病気、アル中＆薬中、疲労、怪我人（怪我そのものはもとより、怪我した人の顔色も重要です）、ノイローゼ、精神異常者独特の迫力、犯罪者（これは上記の複数の要素が重なって、「異常性」を出します）、そして死人そのもの。YO-YOは偶然か、それとも元々そのテの映画供給率が英国では高いのか、上記の要素を含んだキャラクターの登場する映画に沢山関わりましたー。殺人、自殺、レイプ、アル中、精神異常者、死人‥もう何人の俳優さんを、この辺りにしたか数え切れません‥（汗）。ジョンさんに「そーんなんばっかやってて、なんか気分悪くなんないのか？」と尋ねられたことがあります。確かにー、シビアな自殺とかレイプ・シーンに真剣に立ち合い、俳優さんの迫真の演技を長時間眺めていると、妙な気分になる時もあります。でも、YO-YOは大概の場合、ヘア＆メイク・チェックから目が離せない為、気持ちを入れ込んでいる暇はありません～。ε=ε=（┌￣）┘また、個人的にトラウマのある人ならば精神的ダメージも考えられますね。例えば極端な例ですが、実際にレイプされたことのある人が、いくら仕事と言えど迫真のレイプ・シーンに立ち会うのは、相当精神力が要るんじゃないでしょーか。YO-YOも一度だけ、撮影シーンで涙ぐんでしまったことがあります。ちょっと自分の過去とオーバーラップした時かも‥。先日も、暗いベッド・シーン（ラブラブじゃないベッド・シーンね）で撮影後に半分涙ぐんじゃって、暫く動けなかった女優さんが居ました。こういうお仕事の側面を考慮すると、華やかに見える舞台での職業も、一部の人達にとっては難関を乗り越えなければいけない辛い局面があるかも知れませんね。←清き一票+.°( ￣ ￣人)°+.°お願ひ♪★人気美容・健康BLOGもクリックしてね★

  2005/09/01

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  周囲の勘違い‥役作りとヘア・メイク＆コスチューム

  映画やドラマでは、俳優が台本を熟読して自分の配役を掴み、それを演技に反映させます。その重要なお手伝いをするのが、ヘア＆メイクとコスチューム。俳優の考えている役作りと、その見た目がピッタリと噛み合わなければ、俳優が「なりきる」ことは出来ません。この大変大切な行程では、俳優本人、監督、ヘア＆メイクとコスチューム担当が様々な提案をし、その集大成として全員の意見がめぐり合った時点で「決まり」となる訳です。しかし、これはなかなか聞こえより難しー。何せ４人または、それ以上の人間の意見が飛び交いますから。先ず典型的なトラブルから。１）今回の映画は、９歳の少年と、それを取り巻く息子に無関心な売春婦の母親、その母親をたぶらかす男性のお話。(注：写真に写ってる男性は監督です）息子を演じた男の子は勿論、両親同伴でロケ入り。可愛い我が子の桧舞台で、子供が可愛く見えるよう撮って欲しいのは当然の親心ですね。でも、こういう場合、母親は特に「子供が映画に出る♪」という安易な期待と興奮しかなく、役作りに全く関係の無い、または役作りや撮影の邪魔になるワガママを仰る方、結構多いんです。コンテを全く無視して（と言うか「コンテ」というものが何かすら御存知ない。「コンテ」については前回の日記に書きました）髪をこーしてくれだの。役作りの考慮の末のコスチューム担当の決めた衣装を「我が子が可愛く見えないから、なんかヤダ」というような事を匂わしたり‥。でも、お母さん！今回息子さんは、実母に見捨てられた売春婦の息子役なんです。カラフルで今風の高級な子供服なんて着せて貰えない、イジメのターゲットになるような可哀想な子のお話なんです！コスチューム担当の解釈では、ちゃんとした子供服も与えられず、母の古着を着てるような子の設定なんです！そんでもって、母親の服を着て母の匂いを嗅いで自分を慰めるような、「ああ無情」級に悲しい男の子なんです～（Ｔ△Ｔ）映画撮影の現実、リアリズムの重要さ、プロの意見に従えないような親御さんが、我が子をスターにしよーなんて思う前に、もう少し常識と知識をわきまえて‥と言いたい。 　テイクの合い間の天然スマイル(' ∀'О) 　暗い役柄を演じた彼は、実はすんごく明るい少年ですた★２）監督って、男性が多いですよね。「良い監督」の尺度って何処までかは永遠の課題ですが、男性なのでやはり、女性のヘア＆メイクやコスチュームのリアリズムを掴めてない人多いです。女って、ルンルン♪の時は明るい服が着たくなるとか。張り切ってデートの時にはヘア＆メイクにも数倍気合いが入るとか。これって全て「リアリズム」の大事な要素です。でも分かってないのよっ、そこの男性監督諸君っ！←清き一票+.°( ￣ ￣人)°+.°お願ひ♪★人気美容・健康BLOGもクリックしてね★

  2005/08/24

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  ワン・ショット映画のヘア＆メイク法

  ３組のカップルを取り巻く人間模様を描いた短編映画。という訳で、主役は男優３人＆女優３人です。そこにエキストラ約１５名。例の如く、ヘア＆メイクはＹＯ－ＹＯ一人でございます。（向学の為にタダ働きしてくれるアシさんは沢山居ますが、いまだＹＯ－ＹＯの御眼鏡に叶うアシさんに出会えてないので‥一匹狼流放ＹＯ－ＹＯでございます）今回の映画は少し趣向が変わっていて、一台のカメラが「Ｄｏｌｌｙ」と呼ばれるレールに沿って、ノー・カットで３組のカップルを「なめてゆく」というワン・ショット撮影。（つまり場面の「切れ目」がなく物語が進んでゆきますから、そらーもーＮＧは許されません。リハ大変よ。ＮＧって言うと俳優の台詞間違いしか思い浮かばないと思いますが、実際にはカメラＮＧも結構多いです）場所の設定は週末の混み合ったジャズ・バー。照明はかなり暗めです。この撮影で問題になったポイントは‥１）赤オレンジ味の強い暖色系ライトなので、俳優が赤ら顔に見える危険性大。それを防ぐ為に、女優はチークなしで。男優は室内温度と照明の熱（この２つは本当にメイクさんの敵です！）でほてる上に暗い顔色は暗い照明に溶け込んで表情等が不明瞭になりうる‥という要素を考慮し、男性もしっかりフル・ファンデで顔色を明るく整えます。２）ワン・ショットという、ある種規制の厳しい撮影方法の為、俳優のカメラ・アングルが非常に限られる。（通常編集のように、一人の俳優を色々なアングルから見ることが出来ない為）このような場合は、ヘア・スタイルにも慎重な注意が必要。例えば、ショットの大半がその俳優の右顔や右横顔で占めるならば、髪の分け目を右側にして、髪を全て左側に流し、カメラ向きの方の顔と目が髪で隠れないようにします。（これは、通常のヘア・スタイリングでも似たような事が言えます。ＹＯ－ＹＯを例にとるなら、右目がキレイな二重、左目が奥二重なのでＹＯ－ＹＯのベスト・アングルは顔の右半分です。しかし前髪の生え際に毛流の癖がある為、右目をアピールしようとして分け目を右に持って来ると、前髪がうねってキレイに流れません。ですから毛流の良い方を取るなら左分け、ぱっちり二重をアピールするなら右分け‥となる訳）（★お読み頂いてる美容師の方々へ★ＹＯ－ＹＯこの仕事始めて気付いたのですが、「自分のベスト・アングル」を知ってる人って結構多いです。アシンメトリーなヘアスタイルにする際は、お客様の顔立ちをよ～く観察したり、御本人にお気に入りアングルを尋ねる等して役立てて頂けると良いと思います(n_n)v）通常、特定の目的がない限り、大半の映画監督は俳優の目が髪で隠れて見えないのを大変嫌います。これは俳優の演技が「目の動きや表情」に大きく左右されるから。もしサイド・パートや長い前髪がポイントになったカット、アシンメトリーな髪型の場合は、その兼ね合いと配慮が必要です。スタイリングで調整可能な範囲は、場面のカット割りやアングルを把握してスタイリングしましょう。３）ワン・ショット撮影の最大のメリットは「コンテが崩壊しない・必要ない」ことです！「コンテ」とは場面の「つじつま」のこと。分かり易く説明しますと、古典的「コンテの失敗例」は‥●グラスのワインが７分目→●それが５分目になる（あれ？いつの間に飲んだの？）→●また７分目に戻る（これは「ふえるワカメ」ならぬ「ふえるワイン」かぁ！？）といった具合に時間の経過のつじつまが目茶苦茶なシーン。俳優のメイクや髪の毛一筋ですら、この「つじつま」は呆気なく壊れます。映画は同じ日の設定のシーンを何日にも分けて撮る為、全く同じヘア＆メイクを何度でも再現する能力が必要なのはフリー・ページで触れています。特に厄介なのは女性の下ろし髪。髪の毛が一秒毎にハネたりおさまったり・ハネたりおさまったり‥というのは、いかにも不自然で時間の「つじつま」が合ってない為に、観ている人に納得のゆかない不快感を与えます。ですから、乱れた髪は乱れたまま（→現実の状態と全く同じに保つ）にする必要があるのです。気を利かせたつもりでリタッチして、この「コンテ＝つじつま」を乱してしまわないように。（髪をかき上げたり、耳にかける癖のある俳優は要注意！ショット毎にシルエットが変わってしまいます！）口紅やグロスのタッチ・アップもコンテを考えると、しない方が良い場合もあります。（一瞬前にハゲてた唇が突然キレイになってる！ってオカシイですから）４）今回のように登場人物が多く、ヘア＆メイクさんの人数と時間の割り当てに比例しない過密なスケジュールの場合（ＹＯ－ＹＯは、そんなんばっか引き受けてるんですがー）、１つ女優さんに要望を出しましょう。「お願いだから、メイクしてロケ入りしないで」（実際の要求）ＹＯ－ＹＯの映画の平均所要時間は、ヘア＆メイク両方で男優５～１０分、女優２０～４０分。（特殊メイクや凝ったヘアは例外）つまり１分も１秒も貴重。それなのに、スッピンで外に出たくないという女性が多い中、メイクしてロケ入りされるとクレンジングで余分な時間を取られる＝果ては撮影が遅延する、という深刻な可能性もあります。日焼け止めやコンシーラー程度なら許容範囲ですが、（心の叫び→）「時間ないこと分かってんのに、プロの女優がフル・ファンデとひじきマスカラでロケ入りしないでくれよ」（皆の迷惑全く無視か！？）というワケ。その点、意外にも男優の方が心配りする人多し。勿論メイクはしてこないけど、毎日ちゃんとシャンプーしてくるのは女優より男優のが多いです！これってどーいうことっ！？（確かに３日位洗ってない方がスタイリングしやすいんですが、毎日こってりスタイリング剤使ってスタイリングするので、前日のスタイリング剤が髪に残ってると同じ髪形再現するの困難なのよー。さすれば「コンテ＝つじつま」が崩壊する‥）ファンデもスタイリング剤も、重ねに重ねると、あとは醜くなるだけ‥。要は、毎朝全く同じ「ゼロ状態」からヘア＆メイクを始められるのが理想です。（西欧の女性って、ちゃんとクレンジングしない人多いのよー。前日のファンデやマスカラが残留してる人の多いことに最初はビビッたが今は慣れたＹＯ－ＹＯです。それでニキビや吹き出物が出来たと大騒ぎしても、「当たり前だろー‥！」と口には出さず心で叫ぶＹＯ－ＹＯでした）そして‥後日談→→→あそこまでハッキリ言っても、毎日ファンデ塗ってきた女優１名。髪も洗ったり洗わなかったりと、毎日微妙に違うヘアだったよ‥。(」￣ロ￣)」＜欧米人は図太いーっ。追伸その１：←今回のロケ。天井が螺旋階段になっていて、ドーム型のいかにもヨーロッパらしい風合いのある建物でした。照明さんが吊るした簡易ランプは、和風の和紙で出来た軽いモノ。ゆらんゆらんと揺れて危険な為に、冷房が入れられず、皆、蒸し風呂状態だったっす‥(￣ω￣;)追伸その２：これが、こないだお話した敏感肌＆超神経質な女優さん★１日目に泣きっ面、２日目にニコニコ顔だった彼女です。写真では小っこくて照明が暗いので分かり難いですが、アイメイクも気に入ってくれて、「このまま帰ってお出掛けする♪」と言ってくれました。(実際は偏光ブルーのアイシャドウに、しっかり猫眼アイライナー入れてます。映画やＴＶメイクは、クローズ・アップでギョッとしないよう、遠目にはナチュラルに見えちゃうようなメイクが多いのデス）そう言って貰えると、メイクのやり甲斐がありんす(*^ ー^)ノ☆でも、この女優さん、お肌の他にももー１つ重大なトラブルを抱えてました‥。凄く「薄毛」なんです。頭頂部の地肌露出してました‥Σ(￣□￣ノ) ノ ゆるいウェーブの癖毛なので、ストレート・アイロンしてるのですが、幼少時から、それがコンプレックスでぐいぐい引っ張ってストレートにしてるうちに抜け毛が止まらなくなって、２０代前半にして、通常の半分くらいしか毛量がありません。ヤバいです～‥。眉毛の本に書いてあったのですが、眉毛を抜く人も一度抜き出すと止まらなくなって、抜く毛がなくなるまでとり憑かれたように抜き続ける、一種のメンタル・トラブルらしーです。（怖）彼女の場合は、癖毛が気になる余り、抜けてもアイロンかけ続けて「止められない止まらない」状態に陥ったのだと思われます。（ほれ、肌と言いノイローゼになりやすい性格ですから‥）←清き一票(人゜∀^)あら嬉し★人気美容・健康BLOGもクリックしてね★

  2005/08/19

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  キャスティングでは、こんな事も‥

  映画の配役（キャスティング＝配役を決定する作業）って、イメージ的に、「この俳優の見た目やイメージが役柄に合ってる」とか「演技が上手い」とか、先ずそこから始まりますよね。しかし、どんな大物ベテラン俳優でも「１００％何につけても完璧」な人なんて、この世に存在しないんじゃないでしょーか。（トム・クルーズだって、パンで長身の女優と並ぶ時は、踏み台に乗って身長のバランスを取る‥とか苦心してると思います）ＹＯ－ＹＯの大好きなハリウッド＆オスカー級の大御所英国人女優（匿名）は、そりゃーもー性格怖くて、一緒に撮影する人にとっては恐怖だそーです‥。ＹＯ－ＹＯもよく、「○○、△△は良いんだけど、■■がなぁ～‥」という監督の呟きをよく耳にします。今回の映画の主人公である女優さん。勿論、色々な要素が的を得て起用されたと思うのですが、重大な２点が監督の気に入らず、ヘア＆メイクとコスチュームはちょっと試行錯誤です。「下ろし髪が似合わない」「脚が気に入らないから、スカートはかせたくない」　by監督‥でもなぁー、売春婦の役だから、いつもジーンズやパンツってのも不自然な気が。ウェービーなロン毛を活かした下ろし髪もアウトですか(T＿T)配役って難しーですね。このテのブーイングが監督から出ると、頭抱えるハメになるのはヘア＆メイクとコスチューム。だって規制が多すぎて、思い通りのルックスを創り上げる選択肢が限られます。んが、オーディションの時に既に究極の選択を強いられた末のキャスティングだと分かっているので、「もっとマシな俳優居なかったんですか‥」とも言えない。という訳で、可能な範囲でベストを尽くすしかない訳です。一昔前の技術や知識の甘かった美容師さんの言い訳みたいに、「○○さんには、御希望のスタイルは無理です」（ＹＯ－ＹＯは、これ言う美容師さんが大嫌い。でも多かったよ、ホント、昔は）なんて、なかなか監督には言えませんから。結局、監督曰く、「いや、彼女はコンテポラリーな売春婦なんだよ」だそーです。あっはっは。コンテポラリーな売春婦って、どんな売春婦だよ‥。←←←ＹＯ－ＹＯの愛読書、「LEADING LADIES」。往年の白黒映画時代から現在に至るまでの、主演女優級の方々が写真と解説つきでリスト・アップされた、「ハリウッド女優の百科事典」的一冊。各時代や個々の女優のヘア＆メイクやコスチュームが見られるので、映画のヘア＆メイクや衣装のお仕事をする上で、とっても参考になります。映画では、よく「グレタ・ガルボ風にして！」ってな具合に指定されるので、「グレタ・ガルボってどんなだっけ？」と当日焦るハメにならぬよう。 また、どんな顔立ちの人には、どんなヘア＆メイクや衣装が一番その女優の魅力を惹き立てるかとか、麗しい写真の撮り方の参考にもなります。男優版の「LEADING MEN」（だったと思う）もあります。どちらもアマゾンで購入可能です★←清き一票(人゜∀^)あら嬉し★人気美容・健康BLOGもクリックしてね★

  2005/08/16

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  ヘア＆メイクのあり方

  プロモ・ビデオや映画の撮影では、「監督が神様」です。出来上がりの良し悪しが監督の手腕にかかっている分、どんなに些細な事項も監督の意向が常に最重要視されると同時に、全責任が監督の肩にのしかかっています。勿論、ヘア＆メイクも監督の希望を一番の参考にしなければいけません。でもＹＯ－ＹＯは特に音楽プロモと映画の場合、ある程度のレベルまで任意ならば先ずはミュージシャンや俳優本人に、何かヘア＆メイクの要望があるか尋ねます。ミュージシャンの場合は、イメージ作りが何よりの課題。一端リリースされたプロモ・ビデオがその人の「顔」になるのですから、ファッション・モデルのように「その場こっきり」のヘア＆メイクでＯＫという訳にゆきません。本人が「ファンにこう見られたい」というイメージが反映している必要があります。（但し、男性はメイク慣れしていないので、ちょっとコンシーラーを塗ったりお粉をはたくだけでもギョッとする人も居ます。カメラ映りと肉眼は全く違うのだということを理解して貰いましょう）俳優、特に女優の場合はヘア＆メイクで何通りもの別人に変化出来るので、「役作り」とヘア＆メイクは切り離せない相互作用があります。例え監督の指定でも、俳優本人が「このヘア＆メイクじゃ役に入れない」と感じるのであれば、それは使えないということです。自分の身を持って架空の人物に「なりきる」必要がある俳優本人の方が、役を深く解釈している場合もあるのです。でも注意すべき点は、女性の場合、個人的願望が入り混ざることがあるので、地味な役なのに「可愛く見られたいからメイクは思い切り」と矛盾したリクエストを出す人も居ます。ですから、映画メイクのページでも述べていますが、ヘア＆メイクアップ・アーティストも台本を熟読して内容を深く誤解なきよう解釈し、それを仕事に反映させる必要があります。そこに個人的思い入れを覗かせてはイケマセン。監督と俳優本人の狭間に立たされることもあるので、強い意志も必要です。つまり、自分の施術するヘア＆メイクの意義を見失うことなく、何故自分がその特定のスタイルのヘア＆メイクをするのかを、常に意識し続けて撮影を通すことが大切です。追伸(^◇^)：お絵描き第３弾は「ピンク」です。お姫様クルクルが大好きなＹＯ－ＹＯが自分のラッキー・カラーをテーマに描きました♪←清き一票ありがたや＼(^^＼)♪(／^^)／人気美容・健康BLOG←こちらもクリックしてね♪

  2005/06/14

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  怖い顔って、どんな顔‥？

  もう直ぐ始まる、お子様ホラー映画の衣装＆メイク・リハーサルがありました。肝になるキャラクターは、瀕死の床に就いている人々の思い出を食べて生きる死神。監督の要望は、「子供が怖がるメイク」‥。今時の子供の感性で、どこからどこまでが「怖い」のかなぁ～？？？と試行錯誤しつつ、メイクを始めたのですが、どぅも出来上がりは「ドラキュラ伯爵」‥（汗）。時代設定が１９２０～４０年代なので、衣装も正に伯爵。益々、気品高い絵面になるばかりで、ＹＯ－ＹＯ焦るっ！リアリスティックなメイクは大得意のＹＯ－ＹＯですが、あんまし怖いものの無いＹＯ－ＹＯに、想像の世界の「怖い顔」っていうのが、いまいちピンと来ないのでした‥。（「エイリアン」観て、「可愛いぃ～♪」とか言ってる場合じゃないって？！）日本人と欧米人の恐怖の感性には、大きなギャップがあることが立証されています。日本人の怖いモノ‥長い黒髪・脚のない幽霊・不意を突いた大音響の効果音・目玉‥。要は「リング」ね。基本的に、日本人は想像力をジワジワとかきたてる、遠回しな恐怖感が効果的みたいですね。欧米人の怖いモノ‥注：幽霊に脚がないのは日本固有のものらしく、欧米の幽霊は足音を立てるんです。だから「目に見えない、でも何か聞こえる！」っていうのが、欧米人には凄く怖いらしい。あとは「エクソシスト」で分かる通り、欧米人は「露骨」なものが怖いみたいね。今回の撮影でも、監督が死神にお歯黒を塗ってくれとの御要望だったので試してみましたが、単に笑えるだけでボツに‥。実際の撮影は、今週土曜日から始まります。どなたか何か「私は、こんな絵面が怖い！」ってアイデアがあったらコメント投稿して下さい‥‥(゜▽ ゜;)？?←清き一票ありがたや＼(^^＼)♪(／^^)／人気美容・健康BLOG←こちらもクリックしてね♪

  2005/01/06

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  あぁ俳優の肌にかさぶたが！どうやって隠す？

  只今、長編アクション・スリラー（？）の撮影中。男優陣は皆さんプロのＫ１ファイター達です。やはり丸刈りスキンヘッドが多い今日この頃。ロンドンでは特に、一般の若者の間でもスキンヘッドは大流行中。さて、このスキンヘッド。メンテナンスは至って簡単。毎朝トリマーで綺麗に剃りあげるだけですが、後頭部等の自分では見えない部分に力が入り過ぎて擦りむいてしまう人が意外に多い。先日も配役の一人には切り傷、もう一人には大きなかさぶたが出来ていました。小さな切り傷程度ならコンシーラーでカバー出来ますが、大きなかさぶたともなると、表面がゴワゴワしているのでファンデやコンシーラーでは隠せません。そんな場合は、究極のベースメイク（？）として特殊メイク用のワックスとラテックスを使用します。先ずは人口皮膚用ワックスを適当な大きさ取り、ゴム糊で柔らかく練ります。これを、かさぶたの上に少し「こんもり」とのせます。次に手の平に少量の専用リムーバーを取り、メイク用のヘラ先に馴染ませます。このヘラで、ワックスを自然な形になるよう整えてゆきます。先ずは全体を均一に伸ばし、徐々に周囲を薄く放射状に実際の肌に馴染ませるように伸ばして、肌とワックスの境目を目立たなくします。この際、ワックスがヘラに付着して伸ばしにくくなる度に、リムーバーをヘラに付け足しましょう。かさぶたが見えなくなるまで綺麗にワックスが伸びたら、液体ラテックスをブラシで丁寧に薄く均一に塗ります。これはワックスを固定する糊の役目をするので、剥がれ易い境目は特に慎重に、ブラシに付けた液体ワックスで微細な隙間も埋めます。ワックスと実際の肌色の差が気になるようなら、スポンジにクリーム・ファンデを取り、トントンと軽く叩き込むように塗ります。仕上げに、液体ワックスのてかり感を消す為に軽くパウダーをはたきます。使用する製品は全てプロ用アイテムですが、価格は比較的お手頃。もし怪我が絶えない人や、見るに痛々しいかさぶたや傷跡等がある方は、普段にも試してわ？慣れれば行程は至って簡単です(￣∇￣)←清き一票ありがたや＼(^^＼)♪(／^^)／人気美容・健康BLOG←こちらもクリックしてね♪

  2004/12/17

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  クランク・アップ＆クランク・イン

  前述の短編映画（老人と子供）の撮影が無事に終了。題名は仮題「Heaven」。クライマックスの撮影現場で涙もろいＹＯ－ＹＯは泣いてしまいました‥。月曜日からは長編映画の撮影が始まります＼(^^＼)♪(／^^)／今度は一転して、喧嘩賭博の物語。特殊効果メイク満載、ベッド・シーン満載（？）。プロのスタント俳優達のアクション・シーンは生で見ると迫力ですよぉ～。撮影状況報告しますので、ＹＯ－ＹＯ日記チェックしてね♪←清き一票ありがたや＼(^^＼)♪(／^^)／人気美容・健康BLOG←こちらもクリックしてね♪

  2004/12/10

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  老人と子供

  今週の日曜日から、短編映画の撮影が始まります。配役は、７０歳の高齢俳優と９歳の少女（子役俳優）の二人のみ。ヘアメイクも、グルーミング程度になると思うのですが、ストーリー上、ちょっとヘアメイクに「ひねり」が入るかなぁ？と腕がうずいています。物語は既に「この世の人」ではない老人が仮想（？）の世界で迷子の少女に出会い、無理矢理に少女を天国への道連れにしようとするお話です。子役俳優と撮影するのは、ＹＯ－ＹＯこれで２度目。前回は６歳の無垢この上ない少女で、なかなか上手く演技が出来ず、結構大変な撮影でした。９歳ともなれば、もぅ少し演技力にも緊張感があることを期待しています(^-^;Aでも子供とお仕事するのは、案外楽しい。子供好きなら尚更でしょう。ヘアメイクを目指す人達の一体何割位が、特に映画＆ＴＶの場合、老人、子供、動物との撮影も必須課題だということを意識してるのかな？ＹＯ－ＹＯ自身、現実にそういう撮影が舞い込むまで深く考えていませんでした。ファッションは若くてキレイなモデルが殆どですから‥。もし、これからプロのヘアメイクを目指す皆さん、もし子供嫌いだったり、苦手な動物があったら要注意ｒ(￣．￣*)←清き一票ありがたや＼(^^＼)♪(／^^)／人気美容・健康BLOG←こちらもクリックしてね♪

  2004/12/03

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  週休２日ヘアメイクって居るのかな

  よく「週末も働くんですか？」と訊かれるのだけど、ヘアメイクの仕事をしていると知っての上で、よくもまぁそんな野暮な質問するもんだ‥と毎回感じます。ファッションや映画、ＴＶの仕事を完全週休２日制・就労時間８時間だとか、本当に思ってる人が居るんでしょうか？でも待てよ、もしかして自分でサロンやエージェンシーとか抱えてて、登録メイクアップ・アーティストやアシスタントもわんさか居て、「私は土日は働きません」って堂々と言えるヘアメイクさんも居るのかも知れないなー。だとしたら凄く羨ましい（涙）。こちとら、しがないフリーランス‥週７日就労は勿論の事、労管もたまげるような長時間拘束は当たり前。朝５時起きとか慣れたもん。暗いうちに起きて現場に赴き、また暗くなってから終電ギリギリで帰宅なんて常識。お日様って、どんなだっけぇ～ってフと物憂くなったりすることもあるなぁ（遠い目）。でもこれが、大好きなお仕事じゃなかったら絶対にこんな生活無理！やっぱ「やり甲斐」の力って凄い。しみじみ痛感する今日この頃です。←清き一票ありがたや＼(^^＼)♪(／^^)／人気美容・健康BLOG←こちらもクリックしてね♪

  2004/12/01

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