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どうして日本人はマスコミに踊らされやすいのだろう。
最近「改革」と「痛み」を結びつける言い方や文章を目にすることが多い。 「改革のためには痛みに耐える」とかいうのは代表格だろう。 さて。 「改革」という言葉を辞書でひいてみよう。改革とは… 従来の制度などを改めてよりよいものにすること とされている。 はて? よりよいものは痛いのだろうか。 痛みを伴わないとよりよくならないのだろうか。 私は、痛みが気になるようでは「改革」ではないと思う。 痛みがあれば改革出来るなどというのはまやかしだろう。 例えば会社の業績を上げたいとする。 一時的に無理をして(痛みを伴って)リストラしたり、無理な残業をさせたりすれば、一時的に業績は改善するだろう。 しかしそれらは対処療法だから、根本的な原因は改善されない可能性が高い。根本的な原因が改善されなければ、最終的な業績アップにはつながらないだろう。 本当の改革は、もっと違うコトだと思う。 多くの場合、最も重要なのは意識改革だ。古い考え方や常識を引きずっていては、いつまでたっても「よりよく」ならない。世の中は変化しているのだから、考え方や常識も変化しなくてはマズいのだ。 古い考え方や常識を闇雲に捨てる必要は無いが、引きずられないように気をつけて、今とか今後に最も良い制度を作る事こそ「改革」ではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.10 15:30:42
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