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 さき的視点@楽天 

2007.05.07
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テーマ:私のPC生活(6648)
カテゴリ:パソコン
今日はMacとN903iでパケット通信をテストしてみました。



実は私、DoCoMoがMacに対応していないということを数日前(auからDoCoMoに変えてから数週間後)まで知りませんでした。難しいことでもないし、通信くらい出来て当たり前だと思っていたのです。
昨年あたりからMacの出荷台数はかなり多いので、Macを無視するのもどうかと思います。ソフトバンクよりはマシですが(^-^;

ソフトバンクには契約内容の確認や問い合わせに利用する「My SoftBank」というサイトが用意されているのですが、Mac OS Xの標準ブラウザであるSafariではログインすらできません。


とにかくあきらめるわけにはいきません。携帯電話でデータ通信できるかどうかって、私には死活問題なのです。
せっせとGoogle検索して…見つかったのが、オープンソースのFOMAUSBDriverです。

早速、FOMAUSBDriverをダウンロードしてインストールします。インストールが終わったら再起動してN903iを接続してみると…何も起きません。それもそのはず、私が入手したバージョンのFOMAUSBDriver 1.25はN903iに未対応だったのです。

しかしFOMAUSBDriver以外に選択の余地はなさそうです。ここはオープンソースの利点をいかしてFOMAUSBDriverをN903iに対応させる方法を検討します。



FOMAUSBDriveのソースはSourceForgeに登録されています。
まずはSourceForgeにあるFOMAUSBDriverのページを探してcvsのリポジトリパスとモジュール名を調べます。

ソースは以下のコマンドで取得できました。パスワードなしです。

cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.jp:/cvsroot/fomausbosx co FOMAUSBDriver


次にソースの中からベンダーIDとプロダクトIDを判断している部分を探してみます。
そして見つけました。Info.plistに書かれています…って、あれ? これはビルドされないファイルです。
ここで始めて、ソースを入手する必要はなかったと気がつきました。(^-^;



ちょっと調べてみると、OS XではInfo.plistファイルでUSBドライバの認識をしているようです。
技術者には優しい仕様だったんですね。

というわけで気を取り直して、今度はFOMAUSBDriverの中にあるInfo.plistを編集してみます。
Info.plistファイルを編集する方法はいくつかあると思いますが、私の場合はターミナルを起動して、おもむろに次のコマンドを打ちました。

sudo vi /System/Library/Extensions/FOMAUSBDriver.kext/Contents/Info.plist


そして21行目(<dict> と <key>D701iDriver</key> の間)にN903iの情報を以下のように書き加えました。

<key>N903iDriver</key>
<dict>
<key>CFBundleIdentifier</key>
<string>com.mac.tkoki.driver.FOMAUSBDriver</string>
<key>IOClass</key>
<string>FOMAUSBDriver</string>
<key>IOKitDebug</key>
<integer>0</integer>
<key>IOProviderClass</key>
<string>IOUSBDevice</string>
<key>idProduct</key>
<integer>400</integer>
<key>idVendor</key>
<integer>1033</integer>
</dict>


後はMacを再起動して…見事、N903iが認識されました!



N903iは上手く認識されたので、後はちょっと設定して通信するだけで簡単…ではありませんでした。

まずFOMAUSBDriverの説明に従って、認識されたN903iのモデムスクリプトをFOMAUSBDriverのものに変更します。これは簡単。
次にダイヤルの設定をするのですが、ここで問題が発生しました。APNがどうとか書かれているのです。確かに、私が利用しているIIJmioのモバイルアクセス/PROの説明にもAPNはiij.ad.jpだと書かれているのですが…

「APNってなに?? どうやって設定するの??」

という状態で20分くらい悩みました。

結論から言うと、FOMAUSBDriverとともに配布されているFOMAUSBDriverManagerで設定できました。でも一筋縄ではいかなかったのです。



APNの設定は携帯電話の中に保存されています。
APNの設定はcidという固有の番号に関連付けされていて、APNへの接続は特殊なダイヤル番号で行うことになっているようです。

つまり、Mac側のダイヤル設定をする前に携帯電話の中にあるAPNの設定をする必要があるのです。そしてFOMAUSBDriverManagerを利用すれば、Macから携帯電話の中にあるAPNの設定を変更することができるというのが、FOMAUSBDriverManagerの説明に書かれていました。

なんとなくわかってきたところで、FOMAUSBDriverManagerを起動してみます。
確かに「APNの設定」というタブがあります。これを選択してみますがリストは空です。
「読み込み」というボタンがあるので押してみますが、何も起きません。

ここで、あることを思い出します。
FOMAのNとPの一部機種では、1度ダイヤルアップをすると次はUSBのケーブルを外して再接続する必要があるという情報です。これはFOMAUSBDriverのサイト内「よくある質問」のページに書かれていたことです。

私の機種はN903i、Nシリーズです。
USBケーブルを一度外して再接続、もう一度先ほどの「読み込み」ボタンを押してみます。
すると今度は、APNの設定らしきものが一覧表示されました!



ここから先は簡単でした。

FOMAUSBDriverManagerでAPNの設定を読み込み、変更して、「書き出し」ボタンを押します。
すると携帯電話の中にAPNの設定が書き込まれます。
私はcid 2番のAPNをiij.ad.jpに設定しました。

APNの設定が終わったら、後はMac側の設定です。こちらはいつも通りのダイヤルアップ設定です。
ちょっと違うのはダイヤルする番号が「APN接続用の特殊な番号」というだけです。
私の場合はcidの2番なので「*99***2#」という番号でした。
ユーザー名とパスワードは不要な場合でも何か入力するようにFOMAUSBDriverの説明には書かれていましたが、IIJmioはどちらも必要なので普通に書きました。

これでダイヤルしてみると…つながりました。
念のためAirMacを切って適当なサイトを表示してみると…表示しています。成功です(^-^)

でも一度切断してもう一度ダイヤルすると、エラーになりました。
USBケーブルをさし直せば大丈夫です。



こんな感じでなんとか、MacとN903iで384kパケット通信できるようになりました。
FOMAUSBDriverの作者さんに感謝です。

またいつか機会があったら、連続で2回以上ダイヤルできない不具合をなおしたいところですが、不具合をなおすのが先か携帯の機種変更が先かはびみょーなところです。






最終更新日  2007.05.07 21:48:32
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