063009 ランダム
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ネットでのお買い物や鬱病の日々。

ネットでのお買い物や鬱病の日々。

私は、待っていた。
物心ついた時から、今でも、寝る前の灯り。恐ろしい毎日。
でも信じていた光景を覚えている。
きつくて必死だった。でも、いつか私を助けてくれる。
そんな救いの手を、ずっと待っていた。

どんどん時間は過ぎ、今はもう、来ないのだとわかっている。
でも、まだ私は待っている。この暗闇から私を救ってくれ
る手を。子供だった私は、抱きしめられることなく育ち、
大人になった時、抱きしめてくれる手に次があることを、
ただ純粋に抱きしめてもらえないことを知った。
愕然とした。
私は、ただ抱きしめてくれる手を失ってしまっていた。
私は、外側の私ではなく、本当の私も、弱くて泣き虫で
ただ抱きしめてくれる手を救ってくれる手を待っている、
子供の私も愛して欲しい。救って欲しい。そんなことは
ないんだとわかればわかるほど、苦しめば苦しむほど、
その手をどうしても渇望してしまう。
子供のようにただ抱きしめてくれる手が欲しい。
私のこの素直じゃない心もわかってくれるそんな人いない
と思う。でも、渇望している。
私の外じゃない、内側の心に気がついてくれる人をそんな
のがわからないように振舞うのが恐ろしく上手で、絶対に
無理だろうと思いながら。

でも、待っている。私だけの手を。


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