やすらぎへの道

2005/07/25(月)16:38

「肥満のタイプ」

体内リセット(25)

脂肪には内臓の周りにつく「内臓脂肪」と、 皮膚の下にたまる「皮下脂肪」の2つがあります。 この2つは同じ脂肪でも危険度はまったく違います。 「内臓脂肪」はお腹の内臓の周りにたまっている脂肪で、 生活習慣病を引き起こす危険な脂肪です。 この脂肪はほとんどがお腹の周りにつき、 真ん中がふくらんでいるので「りんご型肥満」と呼ばれています。 一方、「皮下脂肪」は、お尻や太もも、 二の腕などについています。 大きな病気の原因にはなりにくいのですが、 一度ついたらなかなか落ちにくい脂肪です。 下半身につきやすく、形が洋ナシに似ていることから 「洋ナシ型肥満」と呼ばれています。 リンゴ型肥満は中高年のおじさんや、 外人によく見られる肥満のタイプです。 上半身にボリュームがあり、 暑がりで汗っかきの人が多いですね。 心臓病や脳血管疾患、肝臓、糖尿などの 病気になりやすい傾向があります。 洋ナシ型肥満は日本人の女性に多く、 いわゆる下半身デブというタイプです。 下半身だけが太く、冷え性でむくみやすく、 代謝の低い人に多く見られます。 胃腸疾患や腎臓病、関節炎などの 病気になりやすい傾向があります。 皮下脂肪は筋肉を包んで体温を保つ働きがあります。 そのため、冷え性の人は皮下脂肪がつきやすいのです。 特に足がいつも冷えたり、むくんだりする人は、 下半身に脂肪がたまりやすい傾向があります。 そのような人は、散歩やストレッチで、よく足を動かして、 循環をよくして、血行がよくなると脂肪も落ちやすくなりますよ。 「今日のやすらぎ」 今年8歳になったテラは顔に白髪が目立つようになりました。 今日は天気がよかったので、テラも気持ちよさそうにお昼寝です。

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