2019/12/17(火)17:28
落語「ぜんざい公社」
行政の窓口業務を風刺した落語「ぜんざい公社」。というのを税理士の飯田真弓さんが紹介していました。
熊さんは、国が経営するぜんざい屋があると聞きつけ、行ってみた。
「ぜんざい公社」は立派なビルだった。受付で身分証明書の提出を求められ、ぜんざいを食べる申請をしたら申請書の手数料が必要で銀行の窓口に行って支払うように言われる。
戻ってくると、今度は、ぜんざいの代金を銀行の窓口で払うように言われる。餅は焼くのかと聞かれて、焼くと答えると、今度は、6階の消防署に届け出をしてくるように言われる。じゃあ焼かずに食べるというと、食中毒を起こしたらいけないので、地下の診療所で健康診断を受けてくるように言われる。健康診断のお金もきっちり請求された。最後にぜんざいを食べることができるのだが、汁が入っていない。「お役所だけに、甘い汁は先に吸ってあります」。とぜんざい公社。