カテゴリ:花景色
何かの機会に「駒草」という言葉を聞きました。
そう言えば写真で見たことはありますが、本物を見たことがありません。 いつかは見てみようと思いつつ、今日まで来てしまったのです。 調べてみると、今が見頃とタイミングが良く、見に行くことにしました。 だが、どこへ行けばいいのだろうか。 登山道にひっそりと咲いているように思っているのだが、歩くと見つかるのかは不明です。 だからといって山道は歩きたくありません。 んっ?見つけました。「こまくさ平」 です。ここに行けば確実に見られるようです。 エコーラインを宮城県まで行くとあるようです。さっそくGO! 雲はありますが、天気も良くそれなりのドライブ日和です。 が、ハイラインの入り口を過ぎたあたりから周囲は霧状態。宮城県側は濃霧でした。 左の写真は 辿り着いたこまくさ平 晴れていると展望台からは不帰の滝が見えるらしい 晴れている時に再度行ってみようと思っています 資料:「高山植物の女王」とも呼ばれ、7月から8月にかけてピンク色の花を火山岩の岩場に咲かせます。 歌人の斎藤茂吉もこの花を愛し、 「雪消えしのちに蔵王の太陽がはぐくみたりし駒草の花」 と歌っています。 ゴツゴツした岩場に咲く小さく可憐な花は、登山者に優しくほほえみかけてくれます。 こまくさ平に咲くこまくさ。意外と小さいので驚きました。 こまくさ平にある看板。 資料:コマクサ(ケシ科) 北海道、本州(中部以北)に分布し、蔵王では熊野岳中腹東斜面、自然園、コマクサ平等の砂礫地に生え、決して他の植物とは混生しないことから孤高の名花と言われる。花は7月~8月にかけてピンク色をした4花弁をつける。 名の由来は、駒草で花の形が馬の顔に似ていることから。 接写で撮りたかったのですが、さすがに柵の中には入れませんでした。 でも、柵の外の崖っぷちに一輪見つけました。外ならいいだろうと近くに行って撮ってきました。 周囲が濃霧であることも幸いしました。晴れていたらきっと見つかって怒られていたかも(笑) 花をアップにして撮りました。撮影の姿勢がきつかったです。 花の大きさは縦の長いところで100円玉の直径ぐらいしかありません。 地面からの高さも15センチ程度です。 資料:山形の進学校である県立東高等学校の校章は駒草をデザインしたものだそうです。 四つの花は蔵王の花畑に咲く駒草だそうです。天高く聳える嶺の上に風雪に耐えて咲く花で、剛毅、忍耐、清浄、優雅 を象徴しているそうです。 近くに咲いていた花 名前は分からず 帰りの天気も、山形側は太陽の見える晴れの空でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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