月曜日から今日まで実家に帰っていました。
夜、家に着きポストを見ると、ビーズコンテスト（雑誌）の一次審査通過のお手紙が・・・。
ここの審査のお知らせは、とっても急なので
作品を３日必着で送らなければいけないのでした。
（消印は１日なんです）
帰る日がもう一日延びていたらアウトでした。

一次が通っても、私の作品は審査員の方にどんな印象を与えるか・・・
アクセサリーではないし、オリジナル溢れすぎていて
審査対象になるかどうか。
私の好きな作品ということで、審査を意識していないので
一次通過だけでもうれしいです♪

結果は５月にはわかるので、その後のＵＰになります。
どんな作品かは、お楽しみに・・・！


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実家に帰ったとき、私の通っていた学校（学院）からのお手紙が届いていました。
読んでみると、校舎建て替えのお知らせでした。
卒業してもう随分たつのですが、何故このようなお手紙が来たかというと
（・・・勿論、寄付の呼びかけではなく・・・）
素敵な校舎の学院だったからです。
４月には工事が始まるということだったので
子どもを義姉に預けて１時間半かけて最後の姿を見にいきました。

学院への道すがら、随分変わった景色に驚きました。
ガラス張りの新しい近代的な建物がいくつも増えていました。

学院は、通りに面している建物が築何十年になるのか
とっても趣のある建物なので、まるでそこだけ異次元にいるよう。
つたの絡まる建物でアーチ型の入り口。
ドラマの撮影にも使われたこともあります。
私が通っていた頃も、何度か写真家のような方が写真を撮っていたような気がします。

事務所の人に断って中に入ってみました。
昔と変わらない、とっても素敵な雰囲気の講堂まで入りました。
木の床や、石の階段、窓のサンもドアノブも
どれも昔のヨーロッパを思わせるとても素敵なものです。

確かに古いので、ドアを閉めても風が入ったり
開け閉めの音もサッシとは違います。
それでも、その建物・学院を愛した人たちでいっぱいでした。

私が通った頃からいらした事務の方とお話をしましたが
本当に建て替えを残念がっていました。
皆が気に入っている古い良いものをとどめておけないわけは
最近言われている耐震の検査をして良い評価が出せなかったからのようです。
木の部分も多い為、腐っているところもあったようで・・・
「私はこの建物がつぶれるというなら、一緒につぶれても良いと思ったわ」とその方が話していました。
本当に、その位愛されていた建物だったんです。

お手紙は２月初旬に郵送されていたようですが
私が行った日も二組５人の方がデジカメ片手に来ていました。
戦前からあった学院なので、多くの方が今回足を運んだようです。
「私はここで絵を描いていたんだよ」とお孫さんを連れてみえた方もいたと。
何をするのでもなく、ただこの場にいたいからと
ある学部の方は年代を超えて集まるとのことでした。

懐かしく、また素敵な建物の最後を思うと、事務の方と話している間
涙が出そうになってしまいました。

新しく建て替える建物も、そんな思いの人たちの学院なので
周りに出来ている近代的なものとは違って
古いヨーロッパ風なものになると思います。
ビルの谷間になってしまうので、色々工夫されるようですが
みんなの思いを背負った新しい建物も見てみたくなりました。

私がとっても好きな懐かしい場所が一つ失われてしまう・・・
そんな残念な思いでいっぱいになりました。
でも、このお手紙をいただいて、思い切って行くことが出来て良かったです。
お手紙をもらわなければ行くこともなかったかもしれないですから・・・。
そう思うと、不思議な気になります。