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坂本博之さんの話。

昨日、直行直帰の仕事(しかも任意だよｗ課長は付いてきてくんないよｗｗｗ)から帰宅してきてぼうっとニコニコ動画とか、you　tubeを観ていました。ともかく気持ちの疲弊度から目をそらしたかったので。先週、亀田一家のダーティーな試合の事とかあったから一瞬、ボクシングの綺麗な試合を観たいと思って畑山くんの試合を検索してみたのです。一人のファイターの試合に目が留まって…。私は気持ちを奪われました。それが、この日記のネタになりました(∀｀*ゞ)ﾃﾍｯ畑山隆則さんの名前は、ボクシングファンでなくても一回は聞いた事があると思います。私自身は、同じ北国出身という事で、畑山くんの事は当時なんとなく注目していたし昨日、昔の試合の映像を観てから改めて、畑山くんの試合のスタイルや華麗な動きに改めて惚れ惚れしていました。「あーん、あの体めっちゃ綺麗ー」「ぐちゃぐちゃにされたーい」などと、お馬鹿発言もパソの前でしながらの過去の試合の観戦だったのですが坂本さんの試合だけは、そんな軽口が初見から何故か叩けませんでした。坂本さんの試合中特に、you　tubeでの三番目…http://jp.youtube.com/watch?v=FUlcKLSOYfE　一番目http://jp.youtube.com/watch?v=Kd4oF1HEsjI　二番目http://jp.youtube.com/watch?v=k8PsUmiUFA8　三番目←コレね☆小さい子供さんの声が聞こえます「坂本ーがんばれー！！！」あれ？おかしくない？こんな小さな子供が高いチケット代払ってボクシング？しかも、子供の声、苦境になればなるほど目立って来ない？…その疑問は、坂本さんの事をあれこれ検索して氷解しました。坂本さん小さい時に、両親から遺棄され親戚に預けられるも親戚の人の虐待三昧兄弟で、おなかが空いたら公園に行って生えている草を取って食べたりザリガニを捕まえて食べていたりしていたらしいです。そんな中で、坂本さんは施設に入所する事が出来ます。そこの施設の子供さんが、坂本さんの試合に声援を送っていたのですね。下世話な表現ですが、まさにリアル「タイガーマスク」ですね…。物心付いた頃からの坂本さん御兄弟の、心の傷や草を毟って食べている状景を想像するだけで涙が止まらなくなります。そこから社会の底辺へと動く事をせず、懸命に上を目指した少年の心を思うと、言葉がありません。元々、私が上に挙げた畑山vs坂本の試合って世界タイトルの防衛後畑山くんが坂本をリング上で指名して、実現したみたいなんですね。この試合中「なんでそんなにリスクを背負うんだ！」と畑山サイドから声がするんですねこれ、you　tubeからもハッキリ分かるんですが「うるせえ、これは俺の試合だ」と畑山くんが言ったとか。それになにより畑山くんも手を骨折しながら闘っていたというね！畑山くんは、坂本さんとの試合後「もう、こんなに一生懸命ボクシングに打ち込む事は出来ない」と、他のファイトを通じて痛感し引退を決めたと言う話があります。なんといっても坂本さんとの試合のリングを降りてから「冗談じゃないよ、もう、二度とやりたくないよ」と言っていたそうですし。坂本さんも「畑山くんとの試合以上に、自分を燃焼する事が出来る試合はない…」と思っていたらしいです。今、現役を、ちょっとだけ退いているようです11月に引退試合かな？(引退しなくても、選手として、協会に籍を置く事は可能みたいですね)現在坂本さんは、ご自分と同じような境遇の子供さん達の役に立って欲しいと願い出来る範囲で養護施設を回り、子供さん達と心の交流を図りボクシングを通じて、「少しでも心を解放して欲しい」と祈り、行動し勿論、寄付もしていらっしゃいます。ファイトマネーを300万円貰ったら、100万円は、寄付するそうです。坂本さんのボランティアに関するサイトはこころの青空基金、ここです。ニワカのボクシングファンの方でもいい一回だけでも構わない坂本さんの志に賛同してみませんか？私、今月から、少しずつでも始めようと思っています…。亡くなった棋士、村山聖さんも、同じような基金に募金していました。募金した人は、「こころの青空基金」に名前が載りますよ♪名前が載るっていう、イヤらしい考えだけじゃなくって…。基金の振込先は、銀行振込＝みずほ銀行大塚支店　普通預金　１８６６９５４　こころの青空基金（坂本博之）、郵便振込＝記号１００６０番号７８５３２７８１　坂本博之（こころの青空基金）。参考サイトラストファイトまで「不動心」追伸＆お詫び・私は一番初め、坂本さんのサイトを見た時「おすぎさん？」って言ってしまいました(汗)でもやっぱ、坂本さんは男前です。安値で、お菓子を買ってきてビニール袋に詰めている坂本さんの写真がブログに載っているのです　その風景がホント、ひたむきでかっこいいです。

掌の砂、流れる雲、それから。

「しましまんず」心さん☆

坂本博之さんの話。