2011/04/23(土)14:39
売国議員は去ればいい。明日は地方選挙後半!
市会議員選挙のポスター制作費は公費。推薦葉書の印刷代や郵送代も公費。
つまり、国の税金。
でも、選挙活動中の街宣車に掛かる費用は
一般会計から、市が払っている。
西宮市議会員の中で(名前は分からないけど)誰かが言い出した。
「選挙カーに掛かる費用を、市にプールしておかないか」
プールされた費用は、補正予算に回される。
私の住んでいる西宮市は宮城県の被災地に対して、市職員や金銭の援助をしている。
どうやら、補正予算に貯まった“選挙カーに関わるお金”を
彼は被災地に回したいらしい。それで、現職の議員に呼び掛けた。
選挙カーに関わるお金と言うと、運転手やウグイス嬢に払う日当も含まれる。
公示から投票日まで7日しかない。たった7日だ。
7日の間、市内をグルグル回って名前を連呼して、有権者に対して
「ああ、○○さん頑張ってるんだな」そういうアピールをする事は、選挙活動の一つだ。
その街宣活動を辞める事を、イヤだと拒絶する議員もいたし
言いだしっぺの彼を鼻で笑う議員もいた。
それでも彼に賛同する議員が会派や党を超えて、何人か集まった。
50人ばかりの候補者の中で、西宮えびす神社辺りをホームグラウンドにしてる
自民党公認・篠原候補も、その中の一人だった。
(自民公認でも、我が家の元・大家である上向井は選挙カーがんがん回してますw
あの人は、落選しても不動産の賃貸で御飯食べていけるしね)
あと、公明党候補もガンガン回してくれちゃったりしてますねえ(笑)。
篠原は二期目の挑戦。別に地盤や看板がある訳じゃない。
議会の度に、後援会や有志に「こんな事やってます」って会報をコツコツ配っていた。
元々、青年会議所に居たから、多少は、名前はそっち方面では知られていたらしい。
「選挙カー自粛しない?それで被災地に回そうぜ」
この話が来た時、篠原は一瞬迷った。当たり前だ。7日しかないのに。
選挙期間中、演説しているとこで、雨でも降ったら
レンタルしてるメガホンやら何やら、どないして運ぶねん…
街頭演説の場所も限定されてくるやんか…
それでも使命感から、その話を受けた。結局、50人程度の候補者の中で
「浮いたお金を、被災地に」現職候補で、この提案に賛成したのは7人。
篠原は昨日、市政演説会で有権者に語った。
「僭越ではありますが、私は、皆様から、信頼を頂戴しとうございます」
「動員票ではなく、おひとりおひとりが「篠原へ」と信頼して頂く票でないといけません」
動員票を掛けられる側が、議会や政治を、ちゃんと理解しているかは甚だ疑問だ。例を挙げたら公明党かw
私は、この7名の名前は何となく分かる。
新人候補であれば、選挙カーで名前を連呼する方法はアリだと思う。
でも、そうじゃなくて敢えて不利な状況に自分を追い込んで
自分の身が沈むかもしれないリスクを賭けて、選挙に挑む候補者に対して
本当にほんとうに、頑張って欲しいと思う。