掌の砂、流れる雲、それから。

2011/04/23(土)14:39

売国議員は去ればいい。明日は地方選挙後半!

ウルウルきた話(138)

市会議員選挙のポスター制作費は公費。推薦葉書の印刷代や郵送代も公費。 つまり、国の税金。 でも、選挙活動中の街宣車に掛かる費用は 一般会計から、市が払っている。 西宮市議会員の中で(名前は分からないけど)誰かが言い出した。 「選挙カーに掛かる費用を、市にプールしておかないか」 プールされた費用は、補正予算に回される。 私の住んでいる西宮市は宮城県の被災地に対して、市職員や金銭の援助をしている。 どうやら、補正予算に貯まった“選挙カーに関わるお金”を 彼は被災地に回したいらしい。それで、現職の議員に呼び掛けた。 選挙カーに関わるお金と言うと、運転手やウグイス嬢に払う日当も含まれる。 公示から投票日まで7日しかない。たった7日だ。 7日の間、市内をグルグル回って名前を連呼して、有権者に対して 「ああ、○○さん頑張ってるんだな」そういうアピールをする事は、選挙活動の一つだ。 その街宣活動を辞める事を、イヤだと拒絶する議員もいたし 言いだしっぺの彼を鼻で笑う議員もいた。 それでも彼に賛同する議員が会派や党を超えて、何人か集まった。 50人ばかりの候補者の中で、西宮えびす神社辺りをホームグラウンドにしてる 自民党公認・篠原候補も、その中の一人だった。 (自民公認でも、我が家の元・大家である上向井は選挙カーがんがん回してますw あの人は、落選しても不動産の賃貸で御飯食べていけるしね) あと、公明党候補もガンガン回してくれちゃったりしてますねえ(笑)。 篠原は二期目の挑戦。別に地盤や看板がある訳じゃない。 議会の度に、後援会や有志に「こんな事やってます」って会報をコツコツ配っていた。 元々、青年会議所に居たから、多少は、名前はそっち方面では知られていたらしい。 「選挙カー自粛しない?それで被災地に回そうぜ」 この話が来た時、篠原は一瞬迷った。当たり前だ。7日しかないのに。 選挙期間中、演説しているとこで、雨でも降ったら レンタルしてるメガホンやら何やら、どないして運ぶねん… 街頭演説の場所も限定されてくるやんか… それでも使命感から、その話を受けた。結局、50人程度の候補者の中で 「浮いたお金を、被災地に」現職候補で、この提案に賛成したのは7人。 篠原は昨日、市政演説会で有権者に語った。 「僭越ではありますが、私は、皆様から、信頼を頂戴しとうございます」 「動員票ではなく、おひとりおひとりが「篠原へ」と信頼して頂く票でないといけません」 動員票を掛けられる側が、議会や政治を、ちゃんと理解しているかは甚だ疑問だ。例を挙げたら公明党かw 私は、この7名の名前は何となく分かる。 新人候補であれば、選挙カーで名前を連呼する方法はアリだと思う。 でも、そうじゃなくて敢えて不利な状況に自分を追い込んで 自分の身が沈むかもしれないリスクを賭けて、選挙に挑む候補者に対して 本当にほんとうに、頑張って欲しいと思う。

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