ゆっころとしお

私って娘に甘いのかな？
最近そう思うことがよくある。
しおの大抵の願いはかなえてあげてる。
行きたいという方向に進み、
見たいものを飽きるまで見せ、
食べたくないと言われれば下げ
おかわりといわれれば差し出す。
体調が悪いと多少イライラすることも
時にはあるけど
一日家に居る分には怒ることもあまりない。

これでよいのか？と
思ったきっかけは
しおりの「がっくわー（抱っこは？）」
に「はいよ。」とすぐ応える私を
見て周囲の人が「歩かせたら．．．」
と呆れ顔をするのを見た時。
「ん？甘い？」
そういわれてから気をつけて周りをみると
「がんばって歩きなさい。」
そう言っている親は結構いる。
もうすぐ２歳だからなあ。
でもまだスタスタ歩いてるわけじゃないし
しおは臆病だし、
何より抱っこは気持ちがいいし（疲れるけど）
まあもう少しいいか。

食事の時もそう。
「がんばって全部たべなさい。」
そんな声を聞く
実母からは「達成感は前頭葉を育てるのよ。」
と言われた。
なんかそれは分かる。
でも、でも．．．まだいいでしょ？

最近何かをしおに伝えたいと思うと
ちゃんと伝わる。
それはとっても嬉しいことだけど
反面言えば分かるんだから
きちんと伝えなくちゃという責任も
感じる。
何でも許される赤ちゃん時代はもう
終わってしまったんだ。
ちょっと寂しい。
かわいいって思ってるだけじゃ
だめなんだ。
丁寧にちょっとずつだけど伝えていくからね。
がんばってしおもちょっとずつ
出来るようになってほしいです。