カテゴリ:おはなし美術館
ぼくが必要としているのは、ものを書いてその中に ありのままの自分を探し求めることなんです。 ぼくの書いたものは、感じたり見たりしたことを 誠心誠意考えぬいた結果なのです。 そんなわけで、自分の部屋やビストロの静けさの中にいると、 自分自身と向き合い、決まり文句や修辞的なごまかしを避けて、 苦しみながらも自分を表現できます。 そういうときぼくは自分が誠実で良心的だと感じるのです。 これは、サン=テグジュペリが「王子さま」を書く随分前に お母さんに送った手紙の一部です。 サン=テグジュペリがこんな風に産み出していった言葉たち。 それを読むんです。 読み手としては、大切に、気をひきしめて、 誠心誠意読まなければと思う。 そして会場の皆様と一緒に、サン=テグジュペリが生み出した 王子に飛行士に花にキツネに(ヘビもね!)会いに行く。 もうすぐそんな贅沢な時間が、今年も来るんだなあ。 感謝です。 朗読リサイタル「星の王子さま」 原作 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 脚本 伊藤さやか 2017年12月16日(土)18時開演(17時30分開場) 出演 おはなし美術館 ( 朗読:玲 音楽:うらら) 会場 物語り喫茶室エセルの中庭 料金 2000円 会場準備の都合上、17時45分までにご来場下さい。 別途料金でお飲み物を注文することもできます。 大人はだれも、はじめは子どもだった しかし そのことを忘れずにいる大人は、いくらもいない サン=テグジュペリと「星の王子さま」 1900年、フランスのリヨンで貴族の家に生まれる。 若い頃から空を飛ぶことにあこがれ続け、 兵役で空軍に入隊、のちに民間のパイロットになる。 飛行士の体験を基に、作家としても活躍。 戦争を避けてアメリカに亡命し、 1943年「星の王子さま」を出版。 仏軍に復帰、翌44年コルシカ島沖合いで行方不明に。 第二次世界大戦後、「星の王子さま」が大ベストセラーになる。 この公演では、サン=テグジュペリの「星の王子さま」を 朗読と「深く煌きある音」鉄琴の即興演奏でつづります。 会場は、物語の世界に迷い込んだかのような幻想的な喫茶室。 天井いっぱいに広がる星空と共にお楽しみ下さい。 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ 肝心なことは、目に見えないんだよ 「星の王子さま」という書名は内藤濯さんの考案によるものです ☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆ ご予約・お問い合わせは kirakiracrayon(あっとまーく)yahoo.co.jp へ 今からすごく楽しみです。 たくさんの方にとって大切な本である「星の王子さま」 あなたの心にも響きますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月14日 18時51分25秒
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