カテゴリ:朗読
3/25(土)本棚のソリロキーvol.3「幼い頃に描いた記憶」 会場リハーサルを行いました。 私はひたすら読んでいて 音響さんに音を作っていただくという作業です。 生音よりも生音らしい音がみるみる出来上がっていく。 丁寧な仕事を通して、改めて思うことは ここは「音を聴く専門の場所なんだな」ということ。 元々素晴らしい響きのホールですし、 地声で充分きれいに聴こえるのですが、 ほんの少しのさじ加減で、 ますます聴きやすくなるのです。 現実からほんのひととき離れて 耳を済ませて、声という音を浴びる 贅沢な時間をお届けできますように。 物語を楽しんでいただくのはもちろん、 音だけでも楽しめて 何だかすごく充実していた朗読会というのが 私のひとつの理想です。 それにしても「はてしなき世界」 松明堂にぴったりだなー! 中学生の頃から温めていたのは 初演をここでするためだったのか!と思います。 音が降り注いでくるようで 「羽ばたき」も ヴィオロンとはまたちがった趣になりそう。 朗読は会場でお客様に聴いていただいて完成します。 お話と空間にあった音を探して。 私もまだまだまだまだ読み込みます^^ 朗読リサイタル「本棚のソリロキー」 Vol.3 幼い頃に描いた記憶 2023.3.25(土) 13時開場/13時30分開演 会場 松明堂音楽ホール 西武新宿線新所沢駅東口直進徒歩3分 演目 「はてしなき世界」小川未明/作 【 子どもの立っている前方には、かがやかしい野原がありました。 そしてうしろには、うす青い空がはてしなくひろがっていました 】 自分はひとりであるというような喪失感とそれでも生まれる希望。 寂しくて明るい、子どもの成長を見守る小川未明の名作。 「羽ばたき Ein Märchen」 堀辰雄/作 【 子供たちは一人きりでは決して夢を見ないものだ。 彼等はいつも一塊りになって、共通な一つの夢を見ようとする 】 ジジとキキ、同じ夢を見た少年たちの耽美で残酷な「おとぎ話」。 チケット 全席自由2500円 席数を限定しています。 ご予約はkirakiracrayon(あっとまーく)yahoo.co.jpへお願い致します。 ●休憩を挟み約1時間半の公演です。 ●席数を減らしての上演となります。 *** まだまだ心配な世の中です。 くれぐれもご無理はなさらないで下さいね。 ではでは、お体に気をつけて元気にお過ごし下さいますよう。 また皆様にお会いできます日を楽しみにしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[朗読] カテゴリの最新記事
|