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ほんとの日々

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2023年10月06日
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カテゴリ:朗読時光




私、もう降参でございます・・・!?

10/13の作品は、8年ぶりに読む野村胡堂の『食魔』

実はこの作品、いくら読んでもわからない(ピンとこない?)
とある「謎」があるのです。

これは、読者に仕掛けられた巧妙な罠?
それとも、私が「答え」を見つけられていないだけ?
はたまた、忙しすぎた胡堂のうっかりミス?
ミステリーにはよくある手法だったりもするのでしょうか。

ヒントは「数字」

前回読んだ時にも、やっぱりわからなかったのです。
でも私の脳内のスクリーンでも毎回矛盾を起こすくらいですから
もしもこの作品を映像化するとなると
この部分は解釈を加えた「独自の処理」が必要になるはず。

もはや

シャーロック・ホームズが好きで中学生で原書を読んでいたという
胡堂からのいたずらか挑戦状とさえ思えてきた今日この頃。

会場のお客様にもぜひ自説を聞いてみたいです。
こういう作品をお客様と共有できるのは楽しいですよね。
本筋には関係のないミステリーですし、
自由に理由を想像できます。

というわけで、我こそは!という
ミステリーファンの方々、会場で一緒に謎解き致しましょう。
ご来場お待ちしていますよ^^






朗読「私の一冊」 
Vol.12  春日玲 野村胡堂の『食魔』を読む

2023.10.13(金)
19時開場/19時30分開演

会場 
アトリエ第Q藝術 地下セラールーム
(小田急線成城学園前駅徒歩3分)

演目
『食魔』(奇談クラブ戦後版より)野村胡堂/作

【 私はもう、この世でなんの望みも無くなりました。
  が最後にたった一つ、ほんの一つだけ、味わい残したものがあります。】

親しい友人たちを招いて自慢の料理を振るまう
美食主義者の伯爵・海蔵寺三郎。
美味追求のために破産宣告を受けた海蔵寺の最後の望みとは。
「食」への執着心が恐ろしいホラー奇談。

作/野村胡堂(のむらこどう)

1882年~1963年。小説家・音楽評論家。岩手県出身。
新聞社勤務の傍ら本格的に小説の執筆を始めたのは40歳の頃。
『銭形平次捕物控』の存在があまりにも大きいため
一般的には人情派の捕物作家という印象が強いが、
数多くの怪奇、探偵、伝奇小説の名作を残し
「胡堂の真髄は綺談と冒険物にある」とも言われている。
『奇談クラブ』シリーズは胡堂の伝奇小説を代表する連作集である。


チケット ¥2,000(25名限定 ご予約優先)


ご予約・お問い合わせ

第Q藝術 
メール q.art.seijo@gmail.com 
電話 03-6874-7739


または 

kirakiracrayon(あっとまーく)yahoo.co.jpへお願い致します。


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「私の一冊」シリーズは
演目が読み手に委ねられている
文学解説付きのソロ朗読会です。

というと普段私がやっていることそのものなのですが
第Q藝術のYou Tubeチャンネルで配信する朗読作品を 
ライブ(公演)で一発録音するという企画で、
いわば朗読版のファーストテイクになっているんです。

ライブ録音、大好きなんですよね。
なかなかスケジュールが合わず
のびのびになってしまいましたが
出演したいなあと、実は昨年から動いていたんですよ。

まずは会場でお会いできますように。

そしてそして、「あの話はこれの伏線だったのか!!」と
配信でもお楽しみいただけると嬉しいです^^





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最終更新日  2023年10月07日 16時59分28秒
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