カテゴリ:朗読時光
私、もう降参でございます・・・!? 10/13の作品は、8年ぶりに読む野村胡堂の『食魔』 実はこの作品、いくら読んでもわからない(ピンとこない?) とある「謎」があるのです。 これは、読者に仕掛けられた巧妙な罠? それとも、私が「答え」を見つけられていないだけ? はたまた、忙しすぎた胡堂のうっかりミス? ミステリーにはよくある手法だったりもするのでしょうか。 ヒントは「数字」 前回読んだ時にも、やっぱりわからなかったのです。 でも私の脳内のスクリーンでも毎回矛盾を起こすくらいですから もしもこの作品を映像化するとなると この部分は解釈を加えた「独自の処理」が必要になるはず。 もはや シャーロック・ホームズが好きで中学生で原書を読んでいたという 胡堂からのいたずらか挑戦状とさえ思えてきた今日この頃。 会場のお客様にもぜひ自説を聞いてみたいです。 こういう作品をお客様と共有できるのは楽しいですよね。 本筋には関係のないミステリーですし、 自由に理由を想像できます。 というわけで、我こそは!という ミステリーファンの方々、会場で一緒に謎解き致しましょう。 ご来場お待ちしていますよ^^ 朗読「私の一冊」 Vol.12 春日玲 野村胡堂の『食魔』を読む 2023.10.13(金) 19時開場/19時30分開演 会場 アトリエ第Q藝術 地下セラールーム (小田急線成城学園前駅徒歩3分) 演目 『食魔』(奇談クラブ戦後版より)野村胡堂/作 【 私はもう、この世でなんの望みも無くなりました。 が最後にたった一つ、ほんの一つだけ、味わい残したものがあります。】 親しい友人たちを招いて自慢の料理を振るまう 美食主義者の伯爵・海蔵寺三郎。 美味追求のために破産宣告を受けた海蔵寺の最後の望みとは。 「食」への執着心が恐ろしいホラー奇談。 作/野村胡堂(のむらこどう) 1882年~1963年。小説家・音楽評論家。岩手県出身。 新聞社勤務の傍ら本格的に小説の執筆を始めたのは40歳の頃。 『銭形平次捕物控』の存在があまりにも大きいため 一般的には人情派の捕物作家という印象が強いが、 数多くの怪奇、探偵、伝奇小説の名作を残し 「胡堂の真髄は綺談と冒険物にある」とも言われている。 『奇談クラブ』シリーズは胡堂の伝奇小説を代表する連作集である。 チケット ¥2,000(25名限定 ご予約優先) ご予約・お問い合わせ 第Q藝術 メール q.art.seijo@gmail.com 電話 03-6874-7739 または kirakiracrayon(あっとまーく)yahoo.co.jpへお願い致します。 ☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆ 「私の一冊」シリーズは 演目が読み手に委ねられている 文学解説付きのソロ朗読会です。 というと普段私がやっていることそのものなのですが 第Q藝術のYou Tubeチャンネルで配信する朗読作品を ライブ(公演)で一発録音するという企画で、 いわば朗読版のファーストテイクになっているんです。 ライブ録音、大好きなんですよね。 なかなかスケジュールが合わず のびのびになってしまいましたが 出演したいなあと、実は昨年から動いていたんですよ。 まずは会場でお会いできますように。 そしてそして、「あの話はこれの伏線だったのか!!」と 配信でもお楽しみいただけると嬉しいです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年10月07日 16時59分28秒
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