カテゴリ:江戸・東京
上野不忍池の弁天堂から清水観音堂に上り、上野東照宮の参道に咲く紫陽花を観て精養軒(せいようけん)へ向かう。精養軒の本店レストランは予約が出来ない。開店前から列ができる店。この日、日差しがあったので、オープンテラスに空きがあった。早速ビールを注文して乾杯する。[撮り溜めた写真から]
上野エリアには、精養軒が複数あった。不忍池畔に建つ3階建が上野精養軒のみ。1階の左側にあるのが本店レストラン。右側はフランス料理のグリル。2階と3階には、大中小の会場12室あるという。最大600名を収容できる「桜の間」は、3階の展望の良いエリアを占めた。コロナ前には、挙式や記念パーティーも行われたが・・。 上野精養軒は、創業150年を超す。日本におけるフランス料理の草分け的存在。明治9年、欧州視察を終えた岩倉具視の要請で、上野恩賜公園に食事処と社交の場を併せ持つレストランが造られた。文明開化を象徴する一つに「築地精養軒」があったが、関東大震災で焼失してため、上野精養軒が本店となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年06月23日 06時00分07秒
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