舞鶴東港 日本海の防人
鶴が羽根を広げたような形の舞鶴港。懐が深く、かつ広いので天然の要害であり良港である。羽根の片方にあたる舞鶴東港で、「海軍ゆかりの港めぐり」の遊覧船に乗る。約30分のクルージングではあるが、海上自衛隊保有のイージス艦などを間近で見ることが出来る。 引上桟橋付近の海峡には「舞鶴クレインブリッジ」の真っ白の美しい姿がある。全長735mの3径間斜長橋。舞鶴東港は旧海軍の主要軍港の面影が残るミナト。明治43年に舞鶴鎮守府が造られた際の初代司令官は東郷平八郎中将。バルチック艦隊との海戦で、「東洋のネルソン」と称された人。 最新鋭の護衛艦・イージス艦2隻が母港とする東舞鶴港。日本には6隻のイージス艦がある。こんごう型(7,250t)×4隻とあたご型(7,700t)×2隻である。佐世保港に半数の3隻。イージスは、ギリシア神話における盾(胸当)を意味する。日本海防衛の要としての舞鶴港は、昔も今も変わらないと思う。 遊覧船の波止場付近には赤れんが倉庫群が並ぶ。近年、「赤れんがパーク」として整備され、「市民記念館」 (2号館)、「まいずる知恵蔵」 (3号館)として有効利用している。舞鶴市の人口は、往年の15万人から半減して、今や約86,000人。日本海の防人なので、人口減が止れば・・と願う。 写真-1 舞鶴東港に降りた二羽の鶴。舞鶴クレインブリッジの華麗な容姿。 写真-2 ユニバール造船所に横付けしたイージス艦「あたご」。 写真-3 北吸(きたすい)桟橋に泊るイージス艦「みょうこう」を正面から観る。写真-4 遊覧船発着場近くの赤れんがパーク。中央の赤れんが倉庫が「まいづる知恵蔵」。