1266290 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

清多夢くらぶ

2011年09月17日
XML
テーマ:利根川(4)
カテゴリ:利根川水系

 川いっぱいに広がった「通りゃんせ」遊びを思い出させる風景がある。ひとが堰柱、繋いでいる手と腕がゲートだ。ここは海から18.5km地点、利根川河口堰である。約1.2kmの川幅に水門ゲート23門が直線に並んでいる。

 河口堰と言っても、3つの複合施設である。右岸から数えて黒部川水門(3門)、利根川河口堰(10門)、常陸川水門(10門)となる。利根川河口堰は、利根川下流域の水田を塩害から守ることを主目的に昭和46年(1971年)に完成した。渇水期と満潮が重なると海水は、河口より40km遡上するからだ。

 同じような形状と機能を有した構造物でありながら、名称を堰と水門とに使い分けている。これは建設の当初目的に関係するものと思う。利根川河口堰は、首都圏の水を取水する役目もあった。一方、常陸川水門は、あくまでも利根川の支川。本川が増水した際の逆流を防ぐ水門の役割がある。

 この河口堰建設により得られた水22.5m3/sは、木下の北千葉導水路を経て江戸川に送られる。更に東京都の金町浄水場で取水され、首都圏の生活水に使われる。(7月6日記の「川辺の水汲み」を参照)。また、堰の脇に2種類の魚道が整備されている。春に鮎、秋に鮭の遡上する様子を観たいものだ。

利根川河口堰を上流から観る

写真-1 「通りゃんせ」する利根川河口堰を上流から観る。制水門が5門、2段扉の調整水門が2門、閘門が1門。

常陸川水門を下流から観る

写真-2 下流左岸より総延長約1.2Kmの常陸川水門と利根川堰を望む。黄色区間が常陸川水門群

利根川河口堰の魚道

写真-3 魚道の上流側を観る。コンクリート製の幅7.5mの階段式魚道と石張り緩勾配魚道(鰻や蟹さん用)とが配置。

2段扉式の調整ゲート 

写真-4 調整ゲートのうち上流側扉天端には「竹輪」のような突起物がある。魚に対する配慮かな・・ 

 にほんブログ村 アウトドアブログへ                
 にほんブログ村







Last updated  2011年09月17日 09時44分42秒
コメント(0) | コメントを書く
[利根川水系] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Profile


江戸川らんべえ

Category

Free Space

PVアクセスランキング にほんブログ村

Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.